2009年07月25日 00:09

東京マグニチュード8.0第三話視聴。面白かったですね。安全を考えるなら余震が収まるまで移動しない方が…。

東京マグニチュード8.0第三話「燃える橋」視聴しました。お台場にいた主人公達のところに海上保安庁が救援に来て、海上ルートでお台場から脱出するときに余震でレインボーブリッジが崩壊して主人公達が運良くギリギリ助かる(主人公達の後続の避難民と救助隊は崩落するブリッジと共に海の藻屑に…アーメン)という話で、サバイバル作品としてとても面白かったですね。

ただ、作中のTVでも「大規模な余震に警戒を」と報道しているのに、無理にお台場から脱出する必要はなかったような気もしますね。お台場フジテレビ側の一時避難場所で警察・消防や陸上自衛隊といった地上部隊の救援を待っていた方が安全性がどう見ても高いような感じがします。フジテレビ(フジテレビ本社ビル)が機能していますから、いざとなったらフジテレビビル内に入って救援を求めることが出来ますし。余震が続く大地震においては、移動するだけでリスクですから、安全な場所に待機しているのが一番のような気がします。なんか主人公達がわざわざ危ない方、リスクの高い方に行動しているような。

ただ、逆に考えれば、災害時は移動するだけでリスクというのを伝える効果は抜群にあるアニメでした。お台場から海上ルートで人員輸送作業していた海上保安庁の救助部隊と主人公達の後ろにいた後続避難民が、崩落するレインボーブリッジと共に一挙に壊滅するシーンは見ていてぞっとしましたね…。災害時は無理な移動はするものじゃないなということがとてもよく分かるアニメでした。作中の海上保安庁も、余震が収まるまで無理な人員輸送作業はやらない方が良かったんじゃ…。作中の海上保安庁の救助部隊にとっては、まさに結果論ですが…。

後は見ていて思うのは、本作の自衛隊は何をしているのかなと…。これだけの大震災(東京が壊滅し高速道路などの建築物の崩壊と大火災発生中)で、自衛隊が災害救助活動に全然出てこないというのは、実際にはあまり考えられないかなと…。一応、都心で消化活動中らしき自衛隊ヘリがちょこっとだけ出ましたが…。

本作はとても面白いです。大震災アニメ、サバイバルアニメとして良く出来ていると思います。今クールのアニメで毎週見るのが一番楽しみな作品ですね。

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