2008年12月25日 19:05
今日は聖なる日クリスマスです。皆様方に三つの平安あることを祈っています。
小型聖書 - 新共同訳
ゴスペル・クリスマス・カード
今日は聖なる日、クリスマスです。僕は先日からの心身の不調が酷く、頭痛と腹痛がずっと続き、胸が不安で一杯で苦しいですが、猫と一緒に祈っていました。猫と暮らしていて本当によかったです。猫のおかげでひとりぼっちでなくてすむことを猫と天に感謝致します。
聖なる日に、ポウプの「人間論」に出てくる三つの平安、皆様方に健康・平和・安穏あることを祈っています。僕は病気なので、ポウプの人間論の言うとおりだと思いました。人間は幸せなときにはそれに気付かず、不幸になって初めて幸せの価値を知る、三つの平安です。ポウプ「人間論」より。
この三つの平安は、ポウプのオリジナルではなく、古代の哲学者、新プラトン派のプロティノスが述べた三つの平安だそうです。
僕は精神の病気で心身にも症状が出ている精神も肉体もボロボロの状態なので、本当に、この三つの平安こそが真の幸せであると思います。
すべての皆様方に、この三つの平安があることを、心から祈っております。
また、ポウプは先の「人間論」の中でこう書いています。
ポウプの「人間論」は、大人向けで、難しいところもありますが、とてもよい著書であると思います。特に上記の文面が僕は昔からとても好きです。お勧めの本です。
先日お勧めの本として書きました、「魔法の糸」に通じるところがあります。先日書きましたように、魔法の糸から一つ、物語を引用させて頂きます。
僕は数ヶ月前からうつ病で精神を患って、失業しており、貯金も僅かで、生活保護ははねられ、そんな僕が命を繋ぐこと、陽を見ながら聖なる日を迎えられたことは、ギフト券を贈ってくださったお方、アフィリエイトで買い物してくださったお方、エルザのような心優しきお方々のおかげです。本当に、ありがとうございます。心から、命を持って、感謝致します。
身体が痛く、どのぐらい生き延びられるか分かりませんが、できましたら、自分の力の及ぶ限り、よき文章を書いて、心身を治して、働き口が見つけられたらと思っています。それが無理でも、なんとか、文章を書ける力が残っているうちに、文章を書いてゆきたいです。
そして皆様方、人々全てに平安があることを祈っています。地に平安あることを祈ります。人々に平安あることを祈ります。
今日は、一日猫と一緒に寝込みながら、「ゴスペル・クリスマス・カード」を聴いていました。最後に、このCDのライナーノーツから引用させていただきます。
地に平安あれ、人々に平安あれ。聖なる日、皆様方の平安を祈ります。
参考作品(amazon)
小型聖書 - 新共同訳
ゴスペル・クリスマス・カード
魔法の糸―こころが豊かになる世界の寓話・説話・逸話100選
人間論 (岩波文庫 赤 224-1)
聖書名言事典
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ゴスペル・クリスマス・カード
今日は聖なる日、クリスマスです。僕は先日からの心身の不調が酷く、頭痛と腹痛がずっと続き、胸が不安で一杯で苦しいですが、猫と一緒に祈っていました。猫と暮らしていて本当によかったです。猫のおかげでひとりぼっちでなくてすむことを猫と天に感謝致します。
聖なる日に、ポウプの「人間論」に出てくる三つの平安、皆様方に健康・平和・安穏あることを祈っています。僕は病気なので、ポウプの人間論の言うとおりだと思いました。人間は幸せなときにはそれに気付かず、不幸になって初めて幸せの価値を知る、三つの平安です。ポウプ「人間論」より。
悟るがよい。個人が利益だと思う一切のもの、
神や自然が人間に与えるすべてのもの、
理性の楽しみ、感覚の喜びのことごとくは、
三つの言葉――健康、平和、安穏の生活にあることを。
(ポウプ「人間論」)
この三つの平安は、ポウプのオリジナルではなく、古代の哲学者、新プラトン派のプロティノスが述べた三つの平安だそうです。
僕は精神の病気で心身にも症状が出ている精神も肉体もボロボロの状態なので、本当に、この三つの平安こそが真の幸せであると思います。
すべての皆様方に、この三つの平安があることを、心から祈っております。
また、ポウプは先の「人間論」の中でこう書いています。
自然の贈り物は賢明で、その贈り物の中で、人間最高の美徳(アガペー)を最大の幸福と結びつける。
人間が幸福になり得る最も明るい希望はまた、他人を助ける最も強い動機に結びついている。
自愛は隠して社会愛に、神の愛に推し進められ、隣人の幸福を自己の幸福とするようになる。
広大無辺の心情には、これでは物足りぬというのか。
さらに心を広くして、汝の敵を抱くがよい。
理性と、生命と、感覚の全世界を、善意の緻密な世界の中に包むがよい。
多少によらず親切であればそれだけ幸福で、幸福の絶頂は最大の慈悲に通ずるのだ。
人間の心はまず個を愛して、全体に高まらなければならない。
自愛は有徳の心を覚醒するに役立つのだ。
例えるなら小さな石が静かな池に落ちて、まず中心がうごき、一つの狭い輪がそれにつづき、いくつもの輪が次第に広がるのに似ている。
友人、両親、隣人をまず抱擁し、ついで祖国を、つづいて全人類を。
心の溢れ流れるところは、さらに広く、また広く、あらゆる種類の、あらゆる生物をとりいれる。
大地は限りない恵みに祝福されて、周囲に微笑み、神は人間の胸の中に己が姿を映す。
(ポウプ「人間論」)
ポウプの「人間論」は、大人向けで、難しいところもありますが、とてもよい著書であると思います。特に上記の文面が僕は昔からとても好きです。お勧めの本です。
先日お勧めの本として書きました、「魔法の糸」に通じるところがあります。先日書きましたように、魔法の糸から一つ、物語を引用させて頂きます。
魔法の糸
『憐れみの心をもつということは、贈り物をするのに似ている。一番大切なのは、そこに込められた心なのだ』
エタ・A・ブライズデル&メアリー・F・ブライズデル作
「かわいいお日さま」
あるところに、エルザという名前の女の子がいました。エルザのおばあさんは。たいそう年をとっていましたので、髪は真っ白、顔には沢山のしわがありました。
エルザの一家は、丘の上の大きな家に住んでいました。
お日さまは、毎日南の窓からさしこみ、すべてのものを明るくきらきらと輝かせました。
「どうして、お日さまはおばあさんのお部屋には入ってこないの?」ある日、エルザはお父さんにたずねました。「お日さまが入ってくれば、おばあさんは喜ぶのに」
「お日さまは、北の窓からは入ってこないんだよ」とお父さんは答えました。
「それなら、おうちをぐるっとまわして向きをかえましょうよ、お父さん」
「ぐるっとまわすには、大きすぎるよ」とお父さんは言いました。
「じゃあ、おばあさんのお部屋にお日さまは入ってこられないの?」
「そうだよ、エルザ、おまえが、おばあさんの部屋に運んでいってあげないかぎりはね」
それを聞いたエルザは、どうしたらおばあさんの部屋にお日さまをもっていけるか、一生懸命考えました。
野原で遊んでいたエルザは、草花が風に優しく揺れているのに気がつきました。小鳥たちは、木から木へ飛びかいながら優しい歌を歌っています。
すべてのものが、「お日さま大好き。明るくって暖かいお日さまが大好き」と言っているように見えました。
「おばあさんだってお日さまが大好きに違いないわ」とエルザは思いました。「おばあさんのところに持っていってあげなくちゃ!」
ある朝、庭にいたエルザは。自分の金色の髪にお日さまの暖かな光がふりそそいでいるのに気がつきました。腰をおろすと、エルザのひざの上にもお日さまがさんさんとふりそそいでいます。
「そうだ、お日さまをスカートでつかまえておばあさんの部屋に持っていってあげればいいんだわ」とエルザは考えました。そこでエルザは勢いよく立ち上がると家の中へ駆け込んでいきました。
「ほら、おばあさん!お日さまを少し持ってきたわ」大きな声で叫ぶと、エルザは自分のスカートを開きました。けれど、お日さまの光はスカートの中から姿を消していました。
「エルザや、お日さまはおまえの目の中で輝いていますよ」とおばあさんは微笑みました。
「それに、おまえの輝く金色の髪にもお日さまがきらきらと輝いているわ。おまえがそばにいてくれれば、わたしにお日さまはいらないんだよ」
エルザは、自分の目の中でお日さまが輝いている、というのがどういうことなのかわかりませんでした。でも、大好きなおばあさんが喜んでくれたのでエルザも嬉しくなりました。
それからというもの毎朝、エルザは庭で遊ぶと、その瞳と髪にお日さまの光をいっぱいにたたえて、おばあさんの部屋へと駆けていったのです。
(ウィリアム・J・ベネット「魔法の糸」)
僕は数ヶ月前からうつ病で精神を患って、失業しており、貯金も僅かで、生活保護ははねられ、そんな僕が命を繋ぐこと、陽を見ながら聖なる日を迎えられたことは、ギフト券を贈ってくださったお方、アフィリエイトで買い物してくださったお方、エルザのような心優しきお方々のおかげです。本当に、ありがとうございます。心から、命を持って、感謝致します。
身体が痛く、どのぐらい生き延びられるか分かりませんが、できましたら、自分の力の及ぶ限り、よき文章を書いて、心身を治して、働き口が見つけられたらと思っています。それが無理でも、なんとか、文章を書ける力が残っているうちに、文章を書いてゆきたいです。
そして皆様方、人々全てに平安があることを祈っています。地に平安あることを祈ります。人々に平安あることを祈ります。
今日は、一日猫と一緒に寝込みながら、「ゴスペル・クリスマス・カード」を聴いていました。最後に、このCDのライナーノーツから引用させていただきます。
「ゴスペル・クリスマス・カード」
3曲目「おとめマリアに息子がひとり」
「おとめマリアに息子がひとり、新しくお生まれになった王に栄光あれ!ねえ、マリア、あなたのかわいい小さな赤ちゃんをなんて呼ぶの?イマニュエル(インマヌエル=私たちと共に神はおられる)って呼ぼうと思うの。」とても身近でいい雰囲気の会話(歌詞)になっていますね。
でもどうしてこんなに悲しそうなんでしょう。他の歌(ゴスペル)でも感じられると思いますが、アフリカ系アメリカ人の伝統では、生まれたときも宿屋に泊まることを断られ、生涯を十字架刑で終わったイエスの一生に、この世の中で報われない自分たちの人生を重ね合わせて見るのです。
こうしたメロディは、ブルースと同様、モウニン(moanin=うめき)といって、昔からお母さんやおばあさんが、掃除や選択をしながらうなるときに自然に出てくるようなメロディーなんだそうです。
(「ゴスペル・クリスマス・カード」ライナーノーツより)
地に平安あれ、人々に平安あれ。聖なる日、皆様方の平安を祈ります。
参考作品(amazon)
小型聖書 - 新共同訳
ゴスペル・クリスマス・カード
魔法の糸―こころが豊かになる世界の寓話・説話・逸話100選
人間論 (岩波文庫 赤 224-1)
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