2008年12月22日 17:01
田母神論文に対するジョン・ダワー氏の論考について。人権・生存権について。
敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人
敗北を抱きしめて 下 増補版―第二次大戦後の日本人
朝から頭が割れそうに痛いです。痛くて午前中起きあがれませんでした。昨日、心身の調子は悪かったのですが、凄く身体が汚かったので、銭湯に夕方行った後、湯冷めしてしまったのか、頭痛は昨日からあったんですが、今日の朝から右の前頭部が砕けそうな異常な激痛です。
頭が中から砕けそうにずきずき激しく痛みます。スティーヴン・キングの小説「デッド・ゾーン」の主人公の脳腫瘍の痛みとはこういうものなのかなと痛みの中で思いました。
本題から話がずれて申し訳ありません。頭が痛いのですが、市販の頭痛薬と病院で貰った風邪薬飲んで、図書館に行ってきました。僕が以前読んだ、日本史と日本社会をとても興味深く捉えたノンフィクション「敗北を抱きしめて」の著者、ジョン・ダワ―氏（米マサチューセッツ工科大学教授）が田母神・全航空幕僚長の論文「日本は侵略国家であったのか」について論考しています。以下、論考記事の紙面を引用致します。朝日新聞2008年12月13日朝刊紙面より。
朝日新聞2008年12月22日朝刊より田母神論文について
ジョン・ダワー氏の論考「国を常に支持が愛国か」
http://www5.ocn.ne.jp/~misuzu/20081222.html
僕は、田母神論文が精査されずにバ―ッと支持されてしまう世の中は怖いです。前述の東大閥の有村悠氏は今、障害者とかを処分する法律とか作ったら大勢に支持されるのではないか、などということを書いており、非常に恐怖感を覚えます。柄谷行人さんが、議会制民主主義は寡頭政であり、デモクラシーとは異なっている。デモクラシーを守る観点（個々の人間を守る観点）を失えば、危険だということを書いていますが、そう思います。
例えば、議会制民主主義の元、多数決で憲法を改正するということになれば、生存権とか社会福祉に対して全部変えてしまうことも可能になる。そうしたら前述の有村悠氏が唱えるような、「障害者など、社会的生産性のない人々を処分する社会」が訪れてしまいそうで、僕はうつ病と非定形精神病を患っている精神障害者ですから、とてもそれが怖いです。
頭が痛み、不安が酷いです。たいへん辛い状況で胸が痛みます。日本の近代史、戦争と全体主義への道のりを以下に知識人たち（イデオローグたち）が文化を使ってサポートしたかは、子安宣邦「「近代の超克」とは何か」が良書と思います。
頭が痛くて痛くてたまりません。薬が効かないみたいで、スティーヴン・キングの「デッド・ゾーン」の主人公のように脳腫瘍だったらどうしようとか不安がとまりません。
この「デッド・ゾーン」もファシズムの危機に対する一人ぼっちの抵抗の物語で、僕は読むたびに、涙が出ます。お金なくて売ってしまったので、手元になくて引用できず申し訳ありません。読みたい本が読めないのは辛いです。
頭が大変に痛く、今後も痛み継続するようでしたら、更新滞りますことをどうかお許しください。国を越えて人々全てにデモクラシーの土台としての人権・生存権があることを願います。
参考作品（amazon）
敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人
敗北を抱きしめて 下 増補版―第二次大戦後の日本人
「近代の超克」とは何か
暴力はどこからきたか―人間性の起源を探る
K・A・ウィットフォーゲルの東洋的社会論
民主主義への憎悪
デッド・ゾーン〈上〉 (新潮文庫)
デッド・ゾーン〈下〉 (新潮文庫)
デッドゾーン[DVD]
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敗北を抱きしめて 下 増補版―第二次大戦後の日本人
朝から頭が割れそうに痛いです。痛くて午前中起きあがれませんでした。昨日、心身の調子は悪かったのですが、凄く身体が汚かったので、銭湯に夕方行った後、湯冷めしてしまったのか、頭痛は昨日からあったんですが、今日の朝から右の前頭部が砕けそうな異常な激痛です。
頭が中から砕けそうにずきずき激しく痛みます。スティーヴン・キングの小説「デッド・ゾーン」の主人公の脳腫瘍の痛みとはこういうものなのかなと痛みの中で思いました。
本題から話がずれて申し訳ありません。頭が痛いのですが、市販の頭痛薬と病院で貰った風邪薬飲んで、図書館に行ってきました。僕が以前読んだ、日本史と日本社会をとても興味深く捉えたノンフィクション「敗北を抱きしめて」の著者、ジョン・ダワ―氏（米マサチューセッツ工科大学教授）が田母神・全航空幕僚長の論文「日本は侵略国家であったのか」について論考しています。以下、論考記事の紙面を引用致します。朝日新聞2008年12月13日朝刊紙面より。
朝日新聞2008年12月22日朝刊より田母神論文について
ジョン・ダワー氏の論考「国を常に支持が愛国か」
http://www5.ocn.ne.jp/~misuzu/20081222.html
僕は、田母神論文が精査されずにバ―ッと支持されてしまう世の中は怖いです。前述の東大閥の有村悠氏は今、障害者とかを処分する法律とか作ったら大勢に支持されるのではないか、などということを書いており、非常に恐怖感を覚えます。柄谷行人さんが、議会制民主主義は寡頭政であり、デモクラシーとは異なっている。デモクラシーを守る観点（個々の人間を守る観点）を失えば、危険だということを書いていますが、そう思います。
柄谷行人「書評委員お奨め『今年の３点』
�）塾呂呂匹海�らきたか―人間性の起源を探る
��K・A・ウィットフォーゲルの東洋的社会論
�Ｌ閏膽腟舛悗料�悪
�‘以�には攻撃性を抑止する本能的機制があるのに、人間にはそれが欠けているという考えがこれまで否定的であった。
しかし、たとえば、類人猿たちは本能的機制をもっておらず、さまざまな社会的システムによって攻撃性を抑止している。
人間にもそれができないはずがない。
�▲Ε�ットフォーゲルはロシアや中国の社会主義体制を「東洋的専制国家」として批判したため、「反共」思想家として葬られた思想家だが、本書が示すように、現在の中国や北朝鮮、ロシアを見る上で、彼の認識は今も不可欠だ。
�５腸饑�民主主義とは、実は、少数の代表者（政治家・官僚・知識人）らが民衆を説得し合意を形成する制度である。つまりそれは（個々に権利のある）デモクラシーではなく、寡頭政である。デモクラシーは制度ではない。これまで公的な領域から排除され「言葉をもたない」とされてきた者らが「不合意」を唱える出来事を意味する。
（柄谷行人。朝日新聞2008年12月21日より）
例えば、議会制民主主義の元、多数決で憲法を改正するということになれば、生存権とか社会福祉に対して全部変えてしまうことも可能になる。そうしたら前述の有村悠氏が唱えるような、「障害者など、社会的生産性のない人々を処分する社会」が訪れてしまいそうで、僕はうつ病と非定形精神病を患っている精神障害者ですから、とてもそれが怖いです。
頭が痛み、不安が酷いです。たいへん辛い状況で胸が痛みます。日本の近代史、戦争と全体主義への道のりを以下に知識人たち（イデオローグたち）が文化を使ってサポートしたかは、子安宣邦「「近代の超克」とは何か」が良書と思います。
頭が痛くて痛くてたまりません。薬が効かないみたいで、スティーヴン・キングの「デッド・ゾーン」の主人公のように脳腫瘍だったらどうしようとか不安がとまりません。
この「デッド・ゾーン」もファシズムの危機に対する一人ぼっちの抵抗の物語で、僕は読むたびに、涙が出ます。お金なくて売ってしまったので、手元になくて引用できず申し訳ありません。読みたい本が読めないのは辛いです。
頭が大変に痛く、今後も痛み継続するようでしたら、更新滞りますことをどうかお許しください。国を越えて人々全てにデモクラシーの土台としての人権・生存権があることを願います。
国を愛するということが、人々の犠牲に思いをいたすのではなく、なぜ、いつでも国家の行為を支持する側につくことが求められるのか。
（ジョン・ダワー「国を常に支持が愛国か」）
参考作品（amazon）
敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人
敗北を抱きしめて 下 増補版―第二次大戦後の日本人
「近代の超克」とは何か
暴力はどこからきたか―人間性の起源を探る
K・A・ウィットフォーゲルの東洋的社会論
民主主義への憎悪
デッド・ゾーン〈上〉 (新潮文庫)
デッド・ゾーン〈下〉 (新潮文庫)
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