2008年10月29日 13:52

ご善意ご慈悲にとても感謝しています。ありがとうございます。明るい音楽を紹介できればと思います。小原孝さんピアノソロ「ガーシュウィンを弾く」

小原孝「ガーシュインを弾く」
ガーシュウィン:作品集

ご善意ご慈悲あるお方のおかげで、うつ病で失業していても、なんとか暮らせていて本当に感謝しております。ずっとうつの調子が悪かったんですが、昨日より生きる気力が沸いてきて、ありがとうございます。

これまで、暗い音楽ばかり紹介していましたが、少し明るい音楽も紹介できればと思います。

僕は、シンフォニック・ジャズといわれるクラシックとジャズを見事に融合させたガーシュウィンの曲々がとても大好きです。ガーシュウィンの曲では大仰なオーケストラ曲(交響詩)よりも、ピアノ・ソロの方が好みでして、オーケストラ交響詩としてクラシックファンの間では主に知られる「パリのアメリカ人」や「ラプソディ・イン・ブルー」などにも、ピアノ・ソロがありまして、僕はそちらの方がとても好きです。特にピアノ・ソロの「ラプソディ・イン・ブルー」が大好きです。

オーケストラだと、どうしても全体構成を指揮者が指揮して弾くので、完全にみんなが自分の思い通りに自由に弾くということは出来ません。これはオーケストラ曲の利点(全体構成による美しいシンフォニー)でありますが、一人一人が完全に自分の思い通りに自由に弾くことができないという欠点でもあります。ソロ曲はその点、ピアノにしてもヴァイオリンにしてもオルガンにしてもチェロにしても、自由に演奏者自身が完全に自分の自由な最高を目指して弾く事が出来ます。

僕は「パリのアメリカ人」や「ラプソディ・イン・ブルー」のピアノ・ソロバージョンがとても好き、オーケストラバージョンよりも好きでして、ジャズファンの人はジャズ・ピアニストはガーシュウィンをピアノ・ソロでよく弾くのでピアノ・ソロバージョンを聴いたりしたことがあると思うのですが、クラシックファンの人はオーケストラバージョンの方から入ってしまい、その後、ピアノ・ソロをなかなか聴く機会がないと思うので、ご紹介致します。

僕が聴いたなかで、ガーシュウィンで、ピアノ・ソロで「ラプソディ・イン・ブルー」をピアノで弾いているのはアルバムがなかなかなくて、僕はピアニストのパスカル・ロジェとか好きなんですが、彼も僕の知る限りでは、やはりピアノ・オーケストレーションで弾いていて、ガーシュウィンの交響詩などの単独のピアノ・ソロアルバムは希少です。

その中で、僕が好きなのは、ピアニスト小原孝さんの「ガーシュインを弾く」というピアノ・ソロアルバムです。このアルバムが凄いのは、「ラプソディ・イン・ブルー」はピアノ・ソロでもアルバムに収録されたりしている(ピアニストの三舩優子さんのアルバム「ラプソディ・イン・ブルー」など)のですが、このアルバム「ガーシュインを弾く」には「パリのアメリカ人」のピアノ・ソロまで入っております。他にも「ソング・ブック」の編曲が幾つもとか、アイ・ガット・リズム・ヴァリエイションの編曲とかの、なかなかピアノ・ソロではアルバムでは聴けない音楽が入っていて、凄いです。

「ガーシュインを弾く」には、ジャズバーで、お客さんが「パリのアメリカ人弾いてみてよ」って頼んで、ジャズ・ピアニストの人がサービスして自分で解釈しながら編曲してくれるような、ガーシュウィンのピアノ・ソロが揃っていて、すごい名盤だと思います。ジャズバーで、自由に弾ける腕のあるジャズ・ピアニストに頼まないと聴けないような曲が収録されています。僕の音楽知識で知る限りでは、パリのアメリカ人のピアノ・ソロとか、アルバムで聴けるのはこのアルバムだけでないかと思います。本アルバム「ガーシュウィンを弾く」は僕の大好きな宝物のようなアルバムです。

いずれ手放すことになるかも知れませんが、それまでずっと大切にしてゆきたいと思っているアルバムです。皆さんもご機会ありましたら、ぜひ、ガーシュウィンのピアノ・ソロ曲を聴いて頂けて、楽しんでいただけたら、幸いに思います。

後、特にピアノ・ソロにこだわらず、普通にガーシュウィンをアルバムで聴く場合は、ガーシュウィン:作品集が決定盤だと僕は思っています。先日、文化勲章を受章した小澤征爾さんも指揮するとても楽しいアルバムです。ガーシュウィンをピアノにこだわらず普通に聴く場合は、このアルバムが僕の知る限りではベストだと思います。

なんとか皆様方にお役立てして頑張ろうと思っているのですが、体調があまりよくなくて、疲労が溜まっているのと、腰が痛いのがぶり返していて、本ブログの更新が、一日一回か二日に一回ぐらいが限界で、皆様方にあまりお役立てできず、申し訳ありません。更新頻度が減ってごめんなさい。見捨てないでいてくれる皆様方に、とても感謝しております。ご善意ご慈悲、本当にありがとうございます。感謝の気持ちで胸が一杯です。ありがとうございます。

参考作品(amazon)
クラシック・スペシャル?ガーシュインを弾く
小原孝「ガーシュインを弾く」
ラプソディー・イン・ブルー
ラプソディー・イン・ブルー
ガーシュウィン:作品集
ガーシュウィン:作品集

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