2008年09月05日 21:45

お金がないことを想いながらトランプ占いをしていました。後天的に社会から脱落すると「忘れられた大人」になるのだなと思いました。

チャンピオン RED (レッド) いちご 2008年 09月号 [雑誌]

先日、うつ病で頭がボーっとしているせいか、病院の診察カードを無くしてしまい、どうしても見つからなくて(どうやら外で落としてしまったようです)、再発行をお願いしたところ再発行料(再発行料は僕が受けている障害者自立支援法外です)が千円は行きませんが結構掛かって、週を過ごすお金が残りほとんどなくなってしまい、財布の中に390円しかなくて、絶望的な気持ちで帰り道を歩いていました。

そうしたら、本屋を通りかかったら、軒先に、とても可愛い絵柄のトランプの付録がついた雑誌(チャンピオンREDいちご9月号付録「せくしぃトランプ」)があって、僕は可愛い小物集めるのが子供の頃から好きで、りぼんとかなかよしとかの付録の可愛い系の小物とか、後はカードキャプターさくらのチェスセットとか(これは凄く気に入っていたけど、うつ病になって、生活費の足しにするため売ってしまいました)、可愛い小物には大人になっても目が無くて、特に僕の好きなトランプ(僕は占いを嗜むので、トランプやタロットが大好きです)だったので、うつ病で気力がないにもかかわらず、この可愛いトランプ欲しいなと思ったんですが、750円の雑誌を買う余裕はとてもなく、とぼとぼその場を去りました。

帰り道、非常にみじめな憂鬱な気持ちで、もはや、金が無くなったら死しかなく、自分の楽しみのために払うお金が全くない状態を思い、酷く辛かったです。皆様のご善意で頂いたギフト券を食費にさせて頂いております。またアフィリエイトは、通信費・電気代にさせて頂いております。ありがとうございます。ただ、それでもお金(生活費)が足りず、貯金をすり減らしている毎日で(病院への往復交通費や精神科のお薬、特に抗うつ剤は値が高く、1割負担でも一月薬代だけで二千円掛かります)、病院の先生にもお金が無いことを相談しているんですが、「それは社会福祉の問題で、精神科医にはどうしようもありません」ということで、これはまさにその通りで、絶望的な気持ちです。皆様のご善意によって、なんとか命ながらえている状態で、本当にありがとうございます。

山本おさむさんが、障害を持つ子供達を描いた漫画「どんぐりの家」の2巻(お金がないので、漫画等も全て図書館で借りています)で、障害を持っていて、しかもちゃんとしたケア(社会福祉)を受けられない子供達を「忘れられた子供」と呼んでいますが、まさしく、自分や、自分と同じような環境(精神疾患や他の障害、怪我等で仕事を失い、お金が無く、社会保障費抑制のため生活保護をはねられ、精神疾患等の障害等級が認められても、国民年金三分の二未納のため、障害者年金を受けることのできない、職無き収入無き無年金障害者)にいる人々は、国家の社会福祉制度から見捨てられた人々、「忘れられた大人」なのだなと、ひたすらに闇に閉ざされた絶望の中で、社会から排除され、生命を抹消されゆく自分や同じ境遇の人々の運命を思っていました。

忘れられた子供…いや…私達が忘れ、拒否し続けてきたきた子供。(中略)
否定され、蔑まれ、絶望のまなざしを向けられていたものを代表して、
織江ちゃんは私達に信号を送ったのだ。
よだれを拭いてくれる、
そっと抱き上げてくれる、
やさしいその手が好きだ。
空気を震わせる、澄んだ鈴の音が好きだ。
そして……
風に舞うたんぽぽが好きだと……
(山本おさむ「どんぐりの家ワイド版 第2巻」)

その後、疲れ果てて寝る前に、なんとか気力を振り絞り、古いトランプで「ソロモンの指輪」の占いをしていました。タロットで本格的に占いをやるのは精神力(特に洞察力)を凄く使うので、今の僕の気力・精神力では不可能に近く、簡単にできるトランプ占いを行ったのですが、運命のカードがハートのクイーンで、吉兆の兆しありと出たので、どうか、少しでも、占いの結果が未来に反映されることを、祈りました…。

参考作品(amazon)
チャンピオン RED (レッド) いちご 2008年 09月号 [雑誌]
どんぐりの家 (1) (小学館文庫)
どんぐりの家 (2) (小学館文庫)
どんぐりの家 (3) (小学館文庫)
どんぐりの家 4 (小学館文庫)
どんぐりの家 5完 (小学館文庫)
どんぐりの家~それから~ (ビッグコミックススペシャル)

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