2016年04月
2016年04月07日 02:40
あなたに似た人〔新訳版〕 I 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕
あなたに似た人〔新訳版〕 II 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕
今回は、表題通りダークでエッジな良作フリーゲームをご紹介させて頂きますね。フリーゲームの魅力と言えば、製作者が自由に作れるところで、商業ゲームではなかなか作れないようなダークな尖がった作品をプレイできるのが、まさにフリーゲームプレイの醍醐味としてありますね。今回はそんな醍醐味が味わえる作品を三作ご紹介させて頂きます。まずは最もお勧めの作品「おとぎの国のねことうさぎ」から。
おとぎの国のねことうさぎ(GAMEの項目からDLできます)
http://angelrenne.webcrow.jp/index.htm
とにかく、よい意味で「やられた!!」としか言いようのない衝撃的展開の良作RPG。RPGとしてもずば抜けて出来が良く、先日ご紹介した「片道夜行列車」(http://nekodayo.livedoor.biz/archives/1897462.html)のシステムを更に精妙にしたようなバトルシステム、成長システムになっており、最高に面白かったです。まずバトルシステムからご紹介致しますと、本作においては、雑魚敵は全てシンボルエンカウントでなおかつ数は極めて少なく、一度倒した敵は二度と復活しない為、レベルはある程度までしか成長させることはできません。その為、装備とスキルの組み合わせによって、ボスに合わせたバトルスタイルのカスタマイズをして戦い抜くシステムなのですが、これがめっぽう面白い。
バトルではアクション要素もあるのですが、頭を使えばアクションが苦手でも勝ち抜くことができます。私はアクションが物凄く苦手なのですが、ラスボス撃破後に戦える裏ボスの魔神撃破まですることができました。基本的な戦略として「敵を弱体化状態にする」「連続攻撃が可能になるブーストゲージを上手く貯めてゆく」というのが基本になるのですが、ボスに合わせて装備とスキルをセッティングして、なおかつ上手く、ボスをブレイクしながらブーストを貯めて連続攻撃できるように準備していくのが最高に楽しい。バトルが最も面白いフリーゲームの一つであると思います。
そして、本作の醍醐味として、驚くべき衝撃的なシナリオが挙げられます。エンディング後にゆけるスタッフルームで、製作者さんが貴志祐介さんのSF「新世界より」について語っていましたが、まさに「新世界より」オマージュとして、「新世界より」を読んだりアニメで視聴したりした人々が誰もが思うことを見事に表現してくれた作品と思いますね。「新世界より」を読んだら感じるであろうこと、すなわち
「これ、奴隷化され家畜化されている非超能力者側より、主人公達が属する超能力者側の方が邪悪のきわみじゃね?」
ということ。本ゲームでは「新世界より」で奴隷階級として描かれる非超能力者の人類側(バケネズミ側)から見た世界を、きっちりと描いている。私なんかは、「新世界より」を読んでいて、非人道主義と選民意識の塊である超能力者サイドの主人公達よりも、バケネズミサイドの方を応援しながらいつのまにか読んでいたので、本作はとても面白く納得のゆく作品でした。
これは余談ですが、「新世界より」という作品自体が、日本最大の奇書「家畜人ヤプー」の完全なるオマージュなので、「新世界より」が面白かった方は、「家畜人ヤプー」も読まれると面白いかと思います。「新世界より」で描かれる奴隷化と差別を完全に社会構造として組み込んだ世界は明らかに未来帝国イースが意識されておりますし、バケネズミはまんま完全にヤプーですからね…。更に余談ですが、「夢幻廻廊」シリーズなどの男性マゾヒズム18禁ゲームのシナリオライターを務めたことでも有名な作家の伊藤ヒロさんが、近年「家畜人ヤプー」の続編を執筆されていて(家畜人ヤプーチャンネルにて連載中)、読ませて頂きましたが、とても面白かったですね。ニコニコ動画に課金してない場合は一部しか読めない連載小説なので(私は課金していないので一部しか読めない)、早く紙の小説として小説化されないかな…。閑話休題。
話をゲームに戻しますと、本作「おとぎの国のねことうさぎ」の衝撃ということで言えば、ヒロインの扱い、これも凄い。ぶっちゃけ、こんな酷い目に遭うヒロインは残虐要素のある18禁ゲームにすらいないような気がします。酷い目に遭うゲームヒロイン大賞があったら、本作ヒロインは間違いなくノミネートされるでしょう…。
凄くほのぼのとした、猫と兎の可愛らしいキャラクターデザインから、ここまでハードな展開が繰り広げられるとは、本作はまさに驚嘆の一言でした。またゲームとしても最高に力が入っていて面白い。プレイを心からお勧めできる逸品です。
最後にプレイ時の注意として、紅蓮剣レーヴェンツはバーンラデル地下道のギミック解除に必須アイテムの為、ギミック解除前に紅蓮剣を合成素材として使ってしまうとギミックが解除できなくなり、その結果として氷雪の刃ユリハルシラを入手できなくなってしまい、素材不足で最強装備が作れなくなるので、そこだけは注意した方がいいかもしれません。紅蓮剣は、氷雪の刃を入手してから武器素材にした方が終盤が楽になります。ただ、救済措置として、クリア後に紅蓮剣や氷雪の刃をもう一本ずつ入手できる場所があるので、取り返しはちゃんとつくようになっています。お勧めの作品、ぜひプレイしてみてくださいな。
「盲愛玩具」(GAMEの項目からDLできます)
http://aug81074.nobody.jp/
現代を舞台にした、物凄く全体的な完成度の高い探索アドベンチャー作品。凄まじく残酷で救いのない真相が明らかになってゆくサスペンス、そして衝撃的で余韻の残るラスト、全てが非の打ち所のない優れた作品。ロアルド・ダールや小林泰三の救いのないダークな短編作品を読んでいるような感じでした。ラストの落ちの鮮烈さが見事としか言いようがない。ダークな短編が好きなお方々にぜひプレイして欲しい作品です。ちなみにロアルド・ダールの代表作「南から来た男」は、ネット上で翻訳して頂いていますね、まだ未読でしたらぜひご一読をお勧めします。
南から来た男 ロアルド・ダール
http://f59.aaacafe.ne.jp/~walkinon/south.html
最後にサウンドノベルをご紹介。「とぐろ日記」です。
「とぐろ日記」(ノベルゲームの項目からDLできます)
http://muhu1128.blog.fc2.com/
一本道のサウンドノベルです。衝撃的な短編サウンドノベルとして傑出の出来。全く先入見なしでプレイしてみて欲しいですね。衝撃の展開に驚かされます。サウンドノベルは近年あまり見かけることのなくなったジャンルですが、まだまだ、面白い尖がった作品を作る余地は残っていると感じさせてくれました。残虐描写がありますが、そういった描写を読むことに問題がなければぜひプレイをお勧めする良作サウンドノベルです。
今回、紹介させて頂いた作品はどれもエッジの効いた優れた作品ばかり。こういった、商業ではリリース困難であろう尖がった作品が、今後もフリーゲームからたくさん出てくると嬉しいですね…。
あなたに似た人〔新訳版〕 I 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕
あなたに似た人〔新訳版〕 II 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕
脳髄工場 (角川ホラー文庫)
家畜人ヤプー〈第1巻〉 (幻冬舎アウトロー文庫)
新世界より(上) (講談社文庫)
新世界より(中) (講談社文庫)
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あなたに似た人〔新訳版〕 II 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕
今回は、表題通りダークでエッジな良作フリーゲームをご紹介させて頂きますね。フリーゲームの魅力と言えば、製作者が自由に作れるところで、商業ゲームではなかなか作れないようなダークな尖がった作品をプレイできるのが、まさにフリーゲームプレイの醍醐味としてありますね。今回はそんな醍醐味が味わえる作品を三作ご紹介させて頂きます。まずは最もお勧めの作品「おとぎの国のねことうさぎ」から。
おとぎの国のねことうさぎ(GAMEの項目からDLできます)
http://angelrenne.webcrow.jp/index.htm
とにかく、よい意味で「やられた!!」としか言いようのない衝撃的展開の良作RPG。RPGとしてもずば抜けて出来が良く、先日ご紹介した「片道夜行列車」(http://nekodayo.livedoor.biz/archives/1897462.html)のシステムを更に精妙にしたようなバトルシステム、成長システムになっており、最高に面白かったです。まずバトルシステムからご紹介致しますと、本作においては、雑魚敵は全てシンボルエンカウントでなおかつ数は極めて少なく、一度倒した敵は二度と復活しない為、レベルはある程度までしか成長させることはできません。その為、装備とスキルの組み合わせによって、ボスに合わせたバトルスタイルのカスタマイズをして戦い抜くシステムなのですが、これがめっぽう面白い。
バトルではアクション要素もあるのですが、頭を使えばアクションが苦手でも勝ち抜くことができます。私はアクションが物凄く苦手なのですが、ラスボス撃破後に戦える裏ボスの魔神撃破まですることができました。基本的な戦略として「敵を弱体化状態にする」「連続攻撃が可能になるブーストゲージを上手く貯めてゆく」というのが基本になるのですが、ボスに合わせて装備とスキルをセッティングして、なおかつ上手く、ボスをブレイクしながらブーストを貯めて連続攻撃できるように準備していくのが最高に楽しい。バトルが最も面白いフリーゲームの一つであると思います。
そして、本作の醍醐味として、驚くべき衝撃的なシナリオが挙げられます。エンディング後にゆけるスタッフルームで、製作者さんが貴志祐介さんのSF「新世界より」について語っていましたが、まさに「新世界より」オマージュとして、「新世界より」を読んだりアニメで視聴したりした人々が誰もが思うことを見事に表現してくれた作品と思いますね。「新世界より」を読んだら感じるであろうこと、すなわち
「これ、奴隷化され家畜化されている非超能力者側より、主人公達が属する超能力者側の方が邪悪のきわみじゃね?」
ということ。本ゲームでは「新世界より」で奴隷階級として描かれる非超能力者の人類側(バケネズミ側)から見た世界を、きっちりと描いている。私なんかは、「新世界より」を読んでいて、非人道主義と選民意識の塊である超能力者サイドの主人公達よりも、バケネズミサイドの方を応援しながらいつのまにか読んでいたので、本作はとても面白く納得のゆく作品でした。
これは余談ですが、「新世界より」という作品自体が、日本最大の奇書「家畜人ヤプー」の完全なるオマージュなので、「新世界より」が面白かった方は、「家畜人ヤプー」も読まれると面白いかと思います。「新世界より」で描かれる奴隷化と差別を完全に社会構造として組み込んだ世界は明らかに未来帝国イースが意識されておりますし、バケネズミはまんま完全にヤプーですからね…。更に余談ですが、「夢幻廻廊」シリーズなどの男性マゾヒズム18禁ゲームのシナリオライターを務めたことでも有名な作家の伊藤ヒロさんが、近年「家畜人ヤプー」の続編を執筆されていて(家畜人ヤプーチャンネルにて連載中)、読ませて頂きましたが、とても面白かったですね。ニコニコ動画に課金してない場合は一部しか読めない連載小説なので(私は課金していないので一部しか読めない)、早く紙の小説として小説化されないかな…。閑話休題。
ウィキペディア「家畜人ヤプー」
未来帝国EHS(The Empire of Hundred Suns イース = 百太陽帝国、またの名を大英宇宙帝国)は、白色人種(特にアングロ・サクソン系のイギリス人)の「人間」と、隷属する黒色人種の半人間「黒奴」と、旧日本人の家畜「ヤプー」(日本人以外の黄色人種は核兵器と細菌兵器によりほぼ絶滅している)の3色の厳然たる差別の帝国である。
ヤプーに対しては、EHSの支配機構は抵抗するものを屈服させるのではなく、あらかじめ白人を神として崇拝させ「奉仕する喜び」を教えこみ、喜びのうちに服従させるしくみである。黒奴に対しては、巧妙な支配機構により大規模な抵抗運動は行えないようになっており、小規模の散発的抵抗がまれにあるだけである。ささいな過失などでも死刑に処されるなど酷使されるため、黒奴の寿命は30年ほどで、白人の200年より短い。
EHSは女が男を支配し、男女の役割が逆転した女権主義の帝国である。EHSの帝位は女系の女子により引き継がれ、男性は私有財産を持つことすら禁止され、政治や軍事は女性のすることで、男性は化粧に何時間も費やし、学問や芸術に携わる。EHSではSEXにおいても、騎乗位が正常位とされるほど徹底している。
そして、家畜である日本人「ヤプー」たちは家畜であるがゆえに、品種改良のための近親交配や、肉体改造などを受けており、「ヤプー」は知性ある動物・家畜として飼育され、肉便器「セッチン」など様々な用途の道具(生体家具)や畜人馬などの家畜、その他数限りない方法により、食用から愛玩動物に至るまで便利に用いられている。
話をゲームに戻しますと、本作「おとぎの国のねことうさぎ」の衝撃ということで言えば、ヒロインの扱い、これも凄い。ぶっちゃけ、こんな酷い目に遭うヒロインは残虐要素のある18禁ゲームにすらいないような気がします。酷い目に遭うゲームヒロイン大賞があったら、本作ヒロインは間違いなくノミネートされるでしょう…。
凄くほのぼのとした、猫と兎の可愛らしいキャラクターデザインから、ここまでハードな展開が繰り広げられるとは、本作はまさに驚嘆の一言でした。またゲームとしても最高に力が入っていて面白い。プレイを心からお勧めできる逸品です。
最後にプレイ時の注意として、紅蓮剣レーヴェンツはバーンラデル地下道のギミック解除に必須アイテムの為、ギミック解除前に紅蓮剣を合成素材として使ってしまうとギミックが解除できなくなり、その結果として氷雪の刃ユリハルシラを入手できなくなってしまい、素材不足で最強装備が作れなくなるので、そこだけは注意した方がいいかもしれません。紅蓮剣は、氷雪の刃を入手してから武器素材にした方が終盤が楽になります。ただ、救済措置として、クリア後に紅蓮剣や氷雪の刃をもう一本ずつ入手できる場所があるので、取り返しはちゃんとつくようになっています。お勧めの作品、ぜひプレイしてみてくださいな。
「盲愛玩具」(GAMEの項目からDLできます)
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現代を舞台にした、物凄く全体的な完成度の高い探索アドベンチャー作品。凄まじく残酷で救いのない真相が明らかになってゆくサスペンス、そして衝撃的で余韻の残るラスト、全てが非の打ち所のない優れた作品。ロアルド・ダールや小林泰三の救いのないダークな短編作品を読んでいるような感じでした。ラストの落ちの鮮烈さが見事としか言いようがない。ダークな短編が好きなお方々にぜひプレイして欲しい作品です。ちなみにロアルド・ダールの代表作「南から来た男」は、ネット上で翻訳して頂いていますね、まだ未読でしたらぜひご一読をお勧めします。
南から来た男 ロアルド・ダール
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最後にサウンドノベルをご紹介。「とぐろ日記」です。
「とぐろ日記」(ノベルゲームの項目からDLできます)
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一本道のサウンドノベルです。衝撃的な短編サウンドノベルとして傑出の出来。全く先入見なしでプレイしてみて欲しいですね。衝撃の展開に驚かされます。サウンドノベルは近年あまり見かけることのなくなったジャンルですが、まだまだ、面白い尖がった作品を作る余地は残っていると感じさせてくれました。残虐描写がありますが、そういった描写を読むことに問題がなければぜひプレイをお勧めする良作サウンドノベルです。
今回、紹介させて頂いた作品はどれもエッジの効いた優れた作品ばかり。こういった、商業ではリリース困難であろう尖がった作品が、今後もフリーゲームからたくさん出てくると嬉しいですね…。
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2016年04月06日 02:46
ラブライブ! The School Idol Movie (特装限定版) [Blu-ray]
表題通り。ラブライブ関連のツイッター見ていましたら、信念(主観的価値認識)と公正(主観をできるだけ排した客観的真理)の問題を思い出していた…。情熱の火にはゆめゆめ気をつけないといけないと思いますね…。以下、引用です。下記の引用の「芸術家」は人々の信仰対象となる偶像(アイドル)をプロデュースするプロデューサーと考えると分かりやすいです。
ニーチェ全集〈5〉人間的、あまりに人間的 1 (ちくま学芸文庫)
著者:フリードリッヒ ニーチェ
筑摩書房(1994-01)
販売元:Amazon.co.jp
ニーチェ全集〈6〉人間的、あまりに人間的 2 (ちくま学芸文庫)
著者:フリードリッヒ ニーチェ
筑摩書房(1994-02)
販売元:Amazon.co.jp
ラブライブ! The School Idol Movie (特装限定版) [Blu-ray]
出演:新田恵海
バンダイビジュアル(2015-12-15)
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表題通り。ラブライブ関連のツイッター見ていましたら、信念(主観的価値認識)と公正(主観をできるだけ排した客観的真理)の問題を思い出していた…。情熱の火にはゆめゆめ気をつけないといけないと思いますね…。以下、引用です。下記の引用の「芸術家」は人々の信仰対象となる偶像(アイドル)をプロデュースするプロデューサーと考えると分かりやすいです。
信念と公正について。
人間が情熱に駆られて述べたり約束したりしたことを、後で冷静に醒めたときにも守り続けるということ――この要求は人類にのしかかる最も重い負担の一つである。
怒り・燃え上がる復讐心・感激による献身などの諸結果を末の末まで是認しなくてはいけないということ――そうしたことは、まさにこれらの諸感覚に関して、とくに芸術家によって、偶像崇拝が甚だしく行われていればいるほど、それだけひどくこれらの諸感覚に対する憤激をそそりたてかねない。
芸術家達は「情熱の尊重」を大きく培養するし、いつもそうしてきた。もちろん彼らは、人が自己自身に受ける情熱の恐ろしい報い、死・不具・自発的亡命を伴うあの復讐心の爆発、傷心のあの諦めも賛美する。まるで「君達は情熱なくしては何一つ体験することはないのだ」とでも言おうとしてるかの如くである。
――おそらくは、神のような全くの虚構のものにさえ忠誠を誓ったからとて、或る王侯・党派・女性・聖職者・芸術家・思想家に対して、我々を有頂天にさせたり、あのものはどんな崇拝にもどんな犠牲にも値すると思わせたりした目のくらんだ妄執の状態で、自らの心を捧げたからといって――今や自らは逃れるすべもなく固く縛られたことになるであろうか?実際我々は、そのとき自分自身を欺いたのではなかったのか?そんなことは、我々が身を捧げたあのものが、実際我々のイメージとして現れたものと同一であるという、もちろん口に出されることはなかった前提の元に立つ仮定的な約束ではなかったのか?
我々は、この忠誠によって我々のより高い認識に害が為されることを洞察してもなお、自分の誤謬に忠誠を尽くす必要があるだろうか?
――否、その種の掟も義務もありはしない。
我々は裏切り者となったり、不実を犯したり、我々の理想を繰り返し放棄したりせざる得ないのである。
裏切りということの苦痛を掻き立ててまたそれに新たに悩む、ということなしには、我々は人生の一時期から他の時期に踏み込むことはできない。
この苦痛を免れるべく情熱の沸騰を警戒しなくてはならない、という必要はあるのだろうか?そのとき世界は我々にとってあまりに荒涼とした、あまりに幽霊の如きものになりはしないだろうか?
むしろ、我々は、信念が変わる際のこの苦痛は必然的なものなのか、それとも「誤った」意見や評価によるのではないのか、と自問したい。
――なにゆえ人は自分の信念を忠実に守り続ける者を賞賛し、それを変える者を軽蔑するのであるか?
その答えは、最も卑俗な利得または一身上の不安という動機だけがそのような変転を引き起こすと、誰しもが前提としているからである、といったことにならざるを得ぬのではないか、と私は恐れる。
つまり自分の意見が自分に有利であり、または少なくとも何の害も及ぼさない限り、誰も自分の意見を変えはしない、と結局人は信じているのである。
しかし、もしそうなら、そこにはあらゆる信念の「知的」意義に関して困ったことになるような証言が含まれている。どんな具合に信念が成立するのか、一度吟味してみよう、それがひどく過大評価されていないかどうか、よく見てみよう。信念の変転もまた、間違った尺度で測られていること、そして我々はこれまでこの信念の変転をあまりに悩みすぎるのが常であったことが、明らかになるであろう。
信念とは、認識の或る一点で絶対的真理を所有しているという信仰である。従ってこの信念は、絶対的真理があるということ、同様にそれに達するための完全な方法が見いだされているということ、最後に、信念を持っている者はだれでもこの完全な方法を用いていること、などを前提としている。
これら三つの設定はみな、信念の人が科学的思考の人ではないことを証明している。彼は理論上あどけない年齢で我々の前に立っている、そしてその他の点ではどれだけ大人になっていようと、一個の小児である。
しかし、幾千年全体が子供らしい前提の中で生きてきたのであり、それらの前提から人類の最も強大な力の源泉が流れ出てきたのである。自分の信念のために身を犠牲にしたあまたの人々は、絶対的真理のためにそうしていると思い込んでいた。彼らはみなその点では正しくなかった。多分まだ誰一人として真理のために身を犠牲にしたものはないであろう、少なくとも彼らの信仰の教義的表現は非科学的あるいは半科学的なものであったであろう。
だが、元々人が自分の言い分を通そうとしたのは、自分が正しいに「違いない」と思い込んでいたからである。自分の信仰をはぎ取られること、これは彼らの永遠の至福を破壊することを意味していたであろう。
こうした極度に重要な問題にあっては、「意志」はあまりにもはっきり聞き取れる知性の黒幕であった。どの方面のどの信者の前提も、論破される「はずがない」ということであった。
反対理由がきわめて有力なものだと分かっても、依然として彼らには、理性一般を退けて、おそらくは「不合理ゆえに我信ず」をさえ極端な狂信の旗印として打ち立てる手が残っていた。歴史をあれほど無法なものにしてきたのは、意見の戦いではなく、意見の信仰の、つまり信念の戦いである。
しかしながら、もし自分の信念をそれほど偉大に考えたり、あらゆる種類の犠牲をそれに捧げたり、それのために自分の誉れ・身体・生命を惜しまなかったりしたあらゆる人々が、どういう権利があってあれこれの信念にかじりついているのか、どういう道筋でそれに至ったのか、という吟味に、彼らの力の半分だけでも捧げていたとしたら、人類の歴史はどれほど平和なものであったろう!
各種の異端者迫害の際の残酷な情景はみな、二つの理由から我々に齎されることなくすんだであろう。一つには審問官達が何より自分自身の内部を審問して、絶対的真理を擁護するという自惚れを脱却したであろうし、次は異端者自身が、あらゆる宗派信者や「正教徒」の教義と同様に、理由薄弱の教義には、それを調査してしまった後なら、それ以上の関心をよせなかったであろうからである。(中略)
「情熱」から意見が生じる。「精神の怠惰」がこれを「信念」に硬化させる。――しかし自由な、たえず生き生きとした精神を自らに感じているものは、不断の変転によってこの硬化を防ぐことができる。そのうえ総じて彼が思考する雪の球でさえあるならば、彼は一般に意見ではなく、ただ確実さや精密に測定された蓋然性だけを頭に収めているであろう。――しかし混合物に属しているような、そして情熱によって燃え立たせられたり、精神によって冷やされたりするような我々には、自分の上に承認する唯一の女神として、公正という女神の前に傅こう。
我々の内部にある火は、通常我々を不公正なものにするし、女神のいう意味で不潔なものとする。我々がこの状態で女神の手を取ることは決して許されず、そのとき彼女の好意を込めた真面目な微笑が我々の頭上にあることも決してない。我々は彼女を我々の生の覆面したイシスとして崇める、火が我々をあぶって焼き尽くそうとするとき、恥じて我々は彼女に我々の苦痛を贖罪の供物として捧げる。我々がすっかり燃え尽きて炭になることのないように、我々を救うのは精神である。精神は我々をときおり公正の供物祭壇から引きさらい、または我々を石綿の織物によって守護する。火から救われると、それから我々は精神に駆り立てられ、意見から意見へと、諸党派の変転を通り抜けて歩く、およそ裏切ることのできるあらゆる思想の高貴な裏切り者として――そして罪の感情もなしに。
漂泊者――ほんのいくらかでも理性の自由に達した者は、自分を地上で漂泊者以外に感じることはない。一つの最終目標に向かう旅行者ではない、なぜならそのような目標は存在しないのだから。
(ニーチェ「人間的、あまりに人間的」)
ニーチェ全集〈5〉人間的、あまりに人間的 1 (ちくま学芸文庫)
著者:フリードリッヒ ニーチェ
筑摩書房(1994-01)
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ニーチェ全集〈6〉人間的、あまりに人間的 2 (ちくま学芸文庫)
著者:フリードリッヒ ニーチェ
筑摩書房(1994-02)
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ラブライブ! The School Idol Movie (特装限定版) [Blu-ray]
出演:新田恵海
バンダイビジュアル(2015-12-15)
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2016年04月05日 19:54
ラブライブ! The School Idol Movie (特装限定版) [Blu-ray]
一大ムーブメントを巻き起こした大人気アニメ「ラブライブ」、大変なことになってますね…。もし、今回の騒動で、単なるにぎやかしではなく、本当に衝撃を受けているお方々がいたら、売春とセックスとグノーシス主義をテーマにした小説の最高傑作、パウロ・コエーリョ「11分間」をぜひご一読することをお勧め致しますね。衝撃に対して最も強い緩衝材となるのは知性と理性で衝撃を理解することですからね…。以下の引用でラルフが歌う歌は、パウロ・コエーリョの創作ではなく、ナグ・ハマディ文書の一つ「イシスへの頌歌」の翻訳です。あと引用内にある「宗教の変革」はおそらくテオドシウス勅令のことですね。ローマにおいてキリスト教の国教化及び多神教の弾圧と共に女祭司を廃して女性を高位聖職者になれなくした勅令です。以下、引用です。
11分間 (角川文庫)
著者:パウロ・コエーリョ
角川書店(2006-01-25)
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一大ムーブメントを巻き起こした大人気アニメ「ラブライブ」、大変なことになってますね…。もし、今回の騒動で、単なるにぎやかしではなく、本当に衝撃を受けているお方々がいたら、売春とセックスとグノーシス主義をテーマにした小説の最高傑作、パウロ・コエーリョ「11分間」をぜひご一読することをお勧め致しますね。衝撃に対して最も強い緩衝材となるのは知性と理性で衝撃を理解することですからね…。以下の引用でラルフが歌う歌は、パウロ・コエーリョの創作ではなく、ナグ・ハマディ文書の一つ「イシスへの頌歌」の翻訳です。あと引用内にある「宗教の変革」はおそらくテオドシウス勅令のことですね。ローマにおいてキリスト教の国教化及び多神教の弾圧と共に女祭司を廃して女性を高位聖職者になれなくした勅令です。以下、引用です。
「そうなんだ、売春に関しては、歴史が一つだけあるのではなく、二つあるんだということを僕は発見したんだ。一つ目は君も良く知ってる。君の歴史でもあるからだ――若くて綺麗な女の子が、自分人で選んだ、あるいは、彼女のために選ばれたいろいろな理由から、生きていくための唯一の方法が自分の身体を売ることだと気づく。中には一国を支配するようになる者もいる、たとえばローマを支配したメッサリーナのように。また、神話にまでなる者もいる、マダム・デュ・バリーがそうだ。さらには、冒険と失墜を同時に手に入れたがる者もいる、たとえばスパイのマタ・ハリがそうだ。しかし、大半は栄光の瞬間にも大いなる挑戦にも出会うことなく終わる――彼女らはいつまでも、名声と夫と冒険を求めて田舎から出てきた女の子のままであり続け、別種の現実がそこにあることを発見して、しばらくその中に沈潜し、それに慣れ親しみ、自分でちゃんとコントロールしているつもりでいながら、結局、それ以外に何もできなくなってしまう。
芸術家はもう三千年以上も前から、彫刻を作ったり、絵を描いたり、本を書いたりしている。同じようにして売春婦は、時を通じてまるで何も大して変わっていないかのように、仕事を続けているわけだ。もっと詳しく話そうか?」
マリーアは黙ってうなずいた。時間を稼いで痛みを理解する必要があった。公園を歩いていた間に、自分の身体から何かとても悪いものが外に出たような感覚をもつようになってきていた。
「売春婦は古典古代の著作にも出てくるし、エジプトのヒエログリフにも、シュメールの文書にも、新約聖書にも旧約聖書にも登場する。しかし、それが職業として組織されるようになるのは紀元前六世紀を待たねばならない。そのとき、ギリシアの立法家ソロンが、国によって管理された売春宿を制度化して、『柔肌の取引』から税金を徴収しはじめたんだ。アテネの商人達は喜んだ、それまで禁じられていたものが合法になったからだ。売春婦達の方もまた、支払う税金の多寡によって区別され始める。
一番安いのは『ポルナイ』と呼ばれるもので、これはその店の主人が所有する奴隷だった。次にくるのが『ペリパテティカ』で、これは道端で客を拾う。最後に、値段も品質も一番高いレベルにあるのが『同伴者』という意味の『ヘタイラ』で、これは商人達の出張に同伴したり高級なレストランに一緒に行ったりするし、自分自身の財産をちゃんと持っていて、アドバイスをしたりして都市国家の政治にも口を出す。これでわかる通り、昔行われていたことが、今でも行われているわけだ。
中世になると、性的に伝染する病気のせいで……」
沈黙、風邪の恐れ、暖炉の熱――これが身体と魂を暖めるために、今、なおさら必要だった。マリーアはもうそれ以上、この話を聞きたくなかった――世界が止まってしまったような、すべてが反復されているような気がして、セックスに対して本来払われてしかるべき敬意を、人間はいつまでも払うことができないような気にさせられるからだ。
「興味がないみたいだね」
彼女は努めて聞こうとした。考えてみれば、相手は自分の心を差しだすことに決めた男だったが、今では本当にそうなのかどうか、確信が薄れてきていた。
「興味がないのは、知っている話だからよ。聞いていると悲しくなる。もうひとつ別の歴史があるんだって言ったじゃない」
「もうひとつは、まるで正反対の話なんだ――聖なる売春の歴史だ」
急に彼女も眠たげな状態を脱して、話に聞き入りはじめた。聖なる売春?セックスでお金を稼いで、それによって神に近づくというのか?
「ギリシアの歴史家ヘロドトスはバビロニアに関してこう書いている――『そこは非常に奇妙な風習がある。シュメールに生まれた女は全員、義務として、少なくとも生涯に一度、女神イシュタールの神殿に行き、自らの身体を見知らぬ男に、歓待の象徴として、ただ同然の値段で提供しなければならない』」
その女神が何者なのか、あとで聞いてみよう。もしかしたら、その女神も、彼女が失ってしまって、それが何だったのかわからなくなっているものを取りもどす助けになってくれるかもしれない。
「女神イシュタールの影響は中東全体に広がり、サルデニアやシチリアをはじめ、地中海の港町にまで達したという。もっとあとになってローマ帝国の時代、また別の女神ヴェスタは、完全な処女性を、あるいは全面的な献身を求めた。聖なる火を絶やさずにおくために、その寺院の女達は、若者や王達に性の道を伝授する仕事を担当した――彼女らは性的な賛歌を歌って恍惚状態に入り、自らの陶酔を、神との合体の一種として全宇宙に差しだした。
ラルフ・ハートは古代の文字をコピーしたものを見せた。ドイツ語訳が脚注としてついていた。それを彼はゆっくりと朗誦し、一節ごとに翻訳していった――
『酒場の戸口に私がすわっていると
私、女神のイシュタール
私は娼婦、母、妻、神。
私は〈生〉と呼ばれているもの
お前達はそれを〈死〉と呼ぶのかもしれないが。
私は〈法〉と呼ばれているもの
お前達はそれを〈外れ者〉と呼ぶのかもしれないが。
私はお前達が探しているもの
お前達が手に入れたもの。
私はお前達が撒き散らしたもの
そして今、お前達は私の破片を集めてまわる。』
マリーアはしばらくむせび泣き、ラルフ・ハートは笑った。彼女の生命のエネルギーが戻ってきているのだ。〈光〉が再び輝き始めていた。歴史の物語を続けて、デッサンを見せて、愛されていることを彼女にわからせた方がよかった。
「聖なる売春が少なくとも二千年は続いた後で、どうして消えてなくなったのか、誰も知らない。もしかすると病気のせいかも知れないし、社会の決まりが、宗教の変革によって変更されたからかもしれない。いずれにせよ、それはもう存在してないし、今後再び存在することもないだろう。現在では男が世界を支配しているから、売春という言葉自体が汚名を着せるためにだけ使われるのだし、少しでも道を踏み外した女性全員が売春婦呼ばわりされるわけだ」
「あなたは明日、『コパカバーナ』に来られる?」
ラルフは質問の意味が理解できなかったが、間髪を入れずに行けると返事した。
マリーアの日記から。ジュネーブの「英国庭園」を裸足で歩いた晩――
大昔のいつか、聖なるものだったかどうかなんて、どうでもいい。
とにかく私は自分のやっていることが大嫌いだ。
それは私の魂を壊していっているし、私が自分自身と接触する妨げになっているし、痛みは報酬であると私に教えようとしているし、お金があればすべてを買える、お金はすべてを正当化すると、教え込もうとしている。
私の周囲には一人も幸せな人はいない。お客さん達は、あれのためにお金を払うが、本来は無料で得られるはずのものだとわかっている。これは気が滅入ることだ。女達はあれを売っているが、本来は快楽と愛情のために提供したいのだとわかっている。これは破壊的なことだ。これを書き留めて、自分が不幸であって、満足していないことを認める前にはずいぶん悩んだ――まださらに数週間、これまで耐えてきたようにさらに耐えていかなくてはならないとは。
しかし、もうこれ以上黙っているわけにはいかない。全てがOKであるようなふりをして、私の人生の一時期、一季節であるというふりを続けるわけにはいかない。もうこの時期のことは忘れてしまいたい。私は愛したい――ただそれだけ、私は誰かを愛さなければならない。
人生は短い――あるいは、長すぎる――から、こんなひどい生き方をするなんて、そんな贅沢をするわけにはいかないのだ。
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異世界召還物の新アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」視聴。前クールでやっていた異世界召還物の人気アニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」は凄く面白くて好きだったんですが(明るく楽しい物語で登場人物達にみんな好感を持てました)、こちらは…主人公は死ぬと意識だけが時間を遡って規定のセーブポイントまで人格と記憶を保持したまま戻れる不死能力の持ち主というゲーム的能力の設定は面白いと思うのですが、うーん、主人公が…。何の説明もなく異世界に放り込まれていきなりすぐ異世界に順応してしまうのは、あまりにも人格が破綻しているようにしか見えない。
今回のアニメ「異世界生活」の主人公、自分が異世界にいきなり放り込まれても、そのことを一切悩んだりしないでいきなり完全に受け入れてしまうんですね。「この素晴らしい世界に祝福を!」だと、「なぜ異世界に行くのか」ということを女神アクアがまず一番初めに主人公に説明して、その後も、現代日本人であった主人公と異世界との橋渡しとしてアクアがずっと主人公と一緒にいるんで、異世界にいるということが受け入れやすい。前クールでやっていた作品をもう一つ上げれば、「灰色のグリムガル」は、異世界に召還されたと思われる主人公達は過去に関する記憶を全て失っており、真っ白なところにいきなり、「これこれこうしないと生きていけない」と命令されて冒険者に仕立て上げられるんで、これも説得力はあります。
でも「異世界生活」だとそういうとっかかりは何も無いんですね。何のきっかけもなく目を開けたらいきなり全く異なる世界(現実ではありえないファンタジー世界)にいて、しかもそれを一瞬にして受け入れるとか、常人ではありえないでしょう…。本作はWEBの投稿小説サイト「小説家になろう」の作品なので、『読み手は「小説家になろう」の読者であることを前提として読者がお約束として知っている部分は全部はしょって飛ばす』みたいな感じになっていますね…。オリジナルとしての物語というよりは何らかの素人二次創作みたいです。
なんだか、見ていてあまりの主人公の異世界順応ぶりに「信ぜざる者コブナント」(Thomas Covenant)とか思い出していました。この作品はアメリカのSF作家ステファン・ドナルドソンのライフワーク的異世界召還ファンタジーで、現代におけるポスト指輪物語として最も代表的なファンタジーとして挙げられる作品です。海外での評価は非常に高く、現在第三部まで出ていますが、残念ながら日本では第一部しか翻訳されていません(第一部も三部構成になっており全六巻で翻訳済)。異世界召還ファンタジーとしてはナルニア国物語に並ぶ筆頭ファンタジーだと個人的には思っている大傑作です。
この「信ぜざる者コブナント」の最大の特徴は、主人公コブナントが最初から最後まで異世界に順応することを拒否することです。この作品の主人公もいきなり異世界に召還されるのですが、最初は「自分の頭が狂った」と考えて異世界を受け入れないんですね。まあ異世界に突然召還されたらこう考えるのが一番妥当な考えでしょう…。
でも、どうしても、あまりに異世界での生活が現実味のあるものなので、異世界で過ごし冒険生活を送るうちに「自分の頭が狂った説」ではどうしても説明がつかなくなってくる。それでも、彼は異世界への順応を拒み続けるのですね。それは、彼にとって最悪の世界である現実世界と、彼が英雄として活躍できる生き生きとした異世界のことを考えた場合、読者にとっても「なぜだ!!」という感じなのですが(異世界の魔王も創造神も「なぜだ!!」と驚く)それでも彼は現実を選ぶ。彼自身も「絶対に現実を選び続ける」という点において常人ではありえない超人的な存在なのですが、ちょうど「異世界生活」の異世界即順応主人公スバルと全く逆にあるという点で対極であり面白いなと思いましたね。
コブナントは異世界召還ファンタジーとしては、まさに極北、「小説家になろう」の全ての異世界召還小説群の対極に位置するものなので、むしろ、なろう読者に読んで欲しいお勧めの作品ですね。コブナントは最後まで魔王サイドからの誘いだけではなく、彼に好意を持つ共に旅をしてきた仲間からの誘いも、世界を救った彼に感謝する創造神そのものからの誘いさえ、全てを拒絶します。それは異世界に行きたいという夢と逃避の脱出願望の対極にあるもので、なろう作品群には全く存在しないある種の価値観、幻想すら許さない怒り、現実に対する怒りに充ちた強い価値観が、この小説には存在します。
信ぜざる者コブナント 第1部 破滅の種子 上
信ぜざる者コブナント 第1部 破滅の種子 下
信ぜざる者コブナント 第2部 邪悪な石の戦い 上
信ぜざる者コブナント 第2部 邪悪な石の戦い 下
信ぜざる者コブナント 第3部 たもたれた力 上
信ぜざる者コブナント 第3部 たもたれた力 下
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今回のアニメ「異世界生活」の主人公、自分が異世界にいきなり放り込まれても、そのことを一切悩んだりしないでいきなり完全に受け入れてしまうんですね。「この素晴らしい世界に祝福を!」だと、「なぜ異世界に行くのか」ということを女神アクアがまず一番初めに主人公に説明して、その後も、現代日本人であった主人公と異世界との橋渡しとしてアクアがずっと主人公と一緒にいるんで、異世界にいるということが受け入れやすい。前クールでやっていた作品をもう一つ上げれば、「灰色のグリムガル」は、異世界に召還されたと思われる主人公達は過去に関する記憶を全て失っており、真っ白なところにいきなり、「これこれこうしないと生きていけない」と命令されて冒険者に仕立て上げられるんで、これも説得力はあります。
でも「異世界生活」だとそういうとっかかりは何も無いんですね。何のきっかけもなく目を開けたらいきなり全く異なる世界(現実ではありえないファンタジー世界)にいて、しかもそれを一瞬にして受け入れるとか、常人ではありえないでしょう…。本作はWEBの投稿小説サイト「小説家になろう」の作品なので、『読み手は「小説家になろう」の読者であることを前提として読者がお約束として知っている部分は全部はしょって飛ばす』みたいな感じになっていますね…。オリジナルとしての物語というよりは何らかの素人二次創作みたいです。
なんだか、見ていてあまりの主人公の異世界順応ぶりに「信ぜざる者コブナント」(Thomas Covenant)とか思い出していました。この作品はアメリカのSF作家ステファン・ドナルドソンのライフワーク的異世界召還ファンタジーで、現代におけるポスト指輪物語として最も代表的なファンタジーとして挙げられる作品です。海外での評価は非常に高く、現在第三部まで出ていますが、残念ながら日本では第一部しか翻訳されていません(第一部も三部構成になっており全六巻で翻訳済)。異世界召還ファンタジーとしてはナルニア国物語に並ぶ筆頭ファンタジーだと個人的には思っている大傑作です。
この「信ぜざる者コブナント」の最大の特徴は、主人公コブナントが最初から最後まで異世界に順応することを拒否することです。この作品の主人公もいきなり異世界に召還されるのですが、最初は「自分の頭が狂った」と考えて異世界を受け入れないんですね。まあ異世界に突然召還されたらこう考えるのが一番妥当な考えでしょう…。
でも、どうしても、あまりに異世界での生活が現実味のあるものなので、異世界で過ごし冒険生活を送るうちに「自分の頭が狂った説」ではどうしても説明がつかなくなってくる。それでも、彼は異世界への順応を拒み続けるのですね。それは、彼にとって最悪の世界である現実世界と、彼が英雄として活躍できる生き生きとした異世界のことを考えた場合、読者にとっても「なぜだ!!」という感じなのですが(異世界の魔王も創造神も「なぜだ!!」と驚く)それでも彼は現実を選ぶ。彼自身も「絶対に現実を選び続ける」という点において常人ではありえない超人的な存在なのですが、ちょうど「異世界生活」の異世界即順応主人公スバルと全く逆にあるという点で対極であり面白いなと思いましたね。
『信ぜざる者コブナント 破滅の種子』ステファン・ドナルドソン アルファ・ラルファ大通りの脇道
http://stillblue.ti-da.net/e3566401.html
ファンタジーは逃避文学でもあると言われているが、この本に限ってはファンタジーでありながら一般的な逃避になっていないところがきわめてユニークな点だ。
主人公はハンセン氏病を患って、右手の指を二本ほど失ったうえに全身の感覚も失ってしまった作家。さらには子供に病気が移るという理由で妻にも離婚され、子供と会う権利すら失ってしまう。ハンセン氏病に対する差別と偏見の為に、町を歩けば阻害され、家から一歩も外に出ずに済むように食料の宅配すら勝手に行われる始末だ。もちろん最後のやつは親切心からではない。主人公が町を歩き回られては困るから宅配を勝手に行っているのだ。
ある時、社会から隔離されることに対して抵抗するために町へ出たところで交通事故に遭い、主人公は異世界に飛ばされ、そこで主人公は魔王と名乗る存在から、この世界の王達にメッセージを伝えることを強制させられる。
主人公が飛ばされた世界はいわゆる剣と魔法の世界。そして主人公は右手の指が三本しかないことと、この世界に存在しない白金で作られた結婚指輪を持っていることから伝説の英雄の再来としてもてはやされる。
しかし、この小説が他のファンタジーと大きく異なる点は、主人公が最後までこの世界を否定する点だろう。英雄の再来と奉られ、使いこなすことはできなくても強力な魔法を使うことができる。しかもこの世界の持つ魔力のおかげで失われた全身の感覚も取り戻すことができた。自分が英雄であるかどうか悩みはすれども、この世界の存在を受け入れるのが普通かも知れないが、主人公はこの世界を信じようとはしない。
コブナントは異世界召還ファンタジーとしては、まさに極北、「小説家になろう」の全ての異世界召還小説群の対極に位置するものなので、むしろ、なろう読者に読んで欲しいお勧めの作品ですね。コブナントは最後まで魔王サイドからの誘いだけではなく、彼に好意を持つ共に旅をしてきた仲間からの誘いも、世界を救った彼に感謝する創造神そのものからの誘いさえ、全てを拒絶します。それは異世界に行きたいという夢と逃避の脱出願望の対極にあるもので、なろう作品群には全く存在しないある種の価値観、幻想すら許さない怒り、現実に対する怒りに充ちた強い価値観が、この小説には存在します。
「わたし(創造神)は贈り物をしたい――わたしの感謝の印としてだ。あなたの世界もわたしの世界と同様に掟によって動いている。その掟に従ってわたしはあなたに借りがある。あなたはわたしの大地を崩壊寸前で取り戻してくれた。わたしはどのような贈り物をしても、それでその借りを返したとはいえぬが――」
贈り物?とコブナントはため息をついた。もちろん、らいをいやしてくれなどと頼む気持ちはさらさらない。そして断ろうとしたとき、頭にひらめいたことがある。「巨人を助けてくれ」とかれはいった。「あぶくを追う者を助けてくれ」
言いようのない悲しみをあらわしてその声は答えた。「いや、トーマス・コブナント、――わたしにはできない。わたしの手が大地に触れれば、時の門は崩壊する。あなたに対する私の感謝は限りないが、国や大地にかかわりあることは一切できないのだ。もしできていたら、わたしは敵にあれほどの悪逆無道を許しはしなかった」
コブナントはうなずいた。その答えの真実を認めたのだ。しばらく何も言わずにいたが、口を開いた。
「では、あなたがわたしにしてくれることは何もない。わたしは魔王にも言った。わたしは彼(魔王)を信じないと。わたしはあなたも信じまい。今まで重大な選択ばかりするような羽目に立たされてきたが、もうたくさんだ」(中略)
「しかし、このわたしのために、わたしは贈り物がしたい。どうか許して欲しい」(中略)「わたしはあなたを国(コブナントが救った異世界)に戻すことができる。あなたは余生を健康と名誉のうちに英雄として生きる」
「いやだ」お願いだ、わたしには耐えられないだろう。「あれはわたしの世界ではない。わたしはあの国のものではない」
「あの国でのあなたの経験が現実であったことをわたしはあなたに教えることができる」
「いやだ」そんな簡単なことじゃないだろう。「わたしは狂気に駆り立てられるだろう」
声はしばらく黙っていた。そして悲しげにいった。「よかろう。…」
(ステファン・ドナルドソン「信ぜざる者コブナント たもたれた力」)
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信ぜざる者コブナント 第1部 破滅の種子 下
信ぜざる者コブナント 第2部 邪悪な石の戦い 上
信ぜざる者コブナント 第2部 邪悪な石の戦い 下
信ぜざる者コブナント 第3部 たもたれた力 上
信ぜざる者コブナント 第3部 たもたれた力 下
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2016年04月04日 00:16
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幻の名作映画「ドグラ・マグラ」がDVDになって一昨日再販されたんですね。私は松本俊夫監督の大ファンなので嬉しいです。昔、松本俊夫監督の映画借りにTUTAYAの渋谷本店とか大きなビデオ屋さんを色々回ってレンタルビデオ探して通いつめてましたね(前衛的でマイナーな映画監督さんなので昔は映画を見るのが凄い困難でした)。凄い大傑作なのでご視聴ぜひにお勧めです。私もDVD凄く欲しいけどお金がないですね…。
ドグラ・マグラが気に入ったお方々には「薔薇の葬列」とかもお勧めですね。というか松本俊夫監督作品は全部お勧めです。前回のエントリでバタイユの話をしましたが、あらゆるエロティックな多数の観念のめくるめく蕩尽映像、バタイユに通ずるところがありますね。バタイユ的な同タイプの映画作品としてはケン・ラッセルの「肉体の悪魔」とかも凄く好きなので、これも再販しないかな(現在、入手困難で、大きなビデオ店でVHSビデオを借りるしかありません)。
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