ねこねこブログ:2008年12月

2008年12月

2008年12月22日 17:01

田母神論文に対するジョン・ダワー氏の論考について。人権・生存権について。

敗北を抱きしめて上増補版―第二次大戦後の日本人
敗北を抱きしめて下増補版―第二次大戦後の日本人

朝から頭が割れそうに痛いです。痛くて午前中起きあがれませんでした。昨日、心身の調子は悪かったのですが、凄く身体が汚かったので、銭湯に夕方行った後、湯冷めしてしまったのか、頭痛は昨日からあったんですが、今日の朝から右の前頭部が砕けそうな異常な激痛です。

頭が中から砕けそうにずきずき激しく痛みます。スティーヴン・キングの小説「デッド・ゾーン」の主人公の脳腫瘍の痛みとはこういうものなのかなと痛みの中で思いました。

本題から話がずれて申し訳ありません。頭が痛いのですが、市販の頭痛薬と病院で貰った風邪薬飲んで、図書館に行ってきました。僕が以前読んだ、日本史と日本社会をとても興味深く捉えたノンフィクション「敗北を抱きしめて」の著者、ジョン・ダワ―氏（米マサチューセッツ工科大学教授）が田母神・全航空幕僚長の論文「日本は侵略国家であったのか」について論考しています。以下、論考記事の紙面を引用致します。朝日新聞2008年12月13日朝刊紙面より。

朝日新聞2008年12月22日朝刊より田母神論文について
ジョン・ダワー氏の論考「国を常に支持が愛国か」
http://www5.ocn.ne.jp/~misuzu/20081222.html

僕は、田母神論文が精査されずにバ―ッと支持されてしまう世の中は怖いです。前述の東大閥の有村悠氏は今、障害者とかを処分する法律とか作ったら大勢に支持されるのではないか、などということを書いており、非常に恐怖感を覚えます。柄谷行人さんが、議会制民主主義は寡頭政であり、デモクラシーとは異なっている。デモクラシーを守る観点（個々の人間を守る観点）を失えば、危険だということを書いていますが、そう思います。

柄谷行人「書評委員お奨め『今年の３点』

①暴力はどこからきたか―人間性の起源を探る
 ②K・A・ウィットフォーゲルの東洋的社会論
 ③民主主義への憎悪

①動物には攻撃性を抑止する本能的機制があるのに、人間にはそれが欠けているという考えがこれまで否定的であった。
しかし、たとえば、類人猿たちは本能的機制をもっておらず、さまざまな社会的システムによって攻撃性を抑止している。
人間にもそれができないはずがない。
②ウィットフォーゲルはロシアや中国の社会主義体制を「東洋的専制国家」として批判したため、「反共」思想家として葬られた思想家だが、本書が示すように、現在の中国や北朝鮮、ロシアを見る上で、彼の認識は今も不可欠だ。
③議会制民主主義とは、実は、少数の代表者（政治家・官僚・知識人）らが民衆を説得し合意を形成する制度である。つまりそれは（個々に権利のある）デモクラシーではなく、寡頭政である。デモクラシーは制度ではない。これまで公的な領域から排除され「言葉をもたない」とされてきた者らが「不合意」を唱える出来事を意味する。
（柄谷行人。朝日新聞2008年12月21日より）

例えば、議会制民主主義の元、多数決で憲法を改正するということになれば、生存権とか社会福祉に対して全部変えてしまうことも可能になる。そうしたら前述の有村悠氏が唱えるような、「障害者など、社会的生産性のない人々を処分する社会」が訪れてしまいそうで、僕はうつ病と非定形精神病を患っている精神障害者ですから、とてもそれが怖いです。

頭が痛み、不安が酷いです。たいへん辛い状況で胸が痛みます。日本の近代史、戦争と全体主義への道のりを以下に知識人たち（イデオローグたち）が文化を使ってサポートしたかは、子安宣邦「「近代の超克」とは何か」が良書と思います。

頭が痛くて痛くてたまりません。薬が効かないみたいで、スティーヴン・キングの「デッド・ゾーン」の主人公のように脳腫瘍だったらどうしようとか不安がとまりません。

この「デッド・ゾーン」もファシズムの危機に対する一人ぼっちの抵抗の物語で、僕は読むたびに、涙が出ます。お金なくて売ってしまったので、手元になくて引用できず申し訳ありません。読みたい本が読めないのは辛いです。

頭が大変に痛く、今後も痛み継続するようでしたら、更新滞りますことをどうかお許しください。国を越えて人々全てにデモクラシーの土台としての人権・生存権があることを願います。

国を愛するということが、人々の犠牲に思いをいたすのではなく、なぜ、いつでも国家の行為を支持する側につくことが求められるのか。
（ジョン・ダワー「国を常に支持が愛国か」）

参考作品（amazon）
敗北を抱きしめて上増補版―第二次大戦後の日本人
敗北を抱きしめて下増補版―第二次大戦後の日本人
「近代の超克」とは何か
暴力はどこからきたか―人間性の起源を探る
K・A・ウィットフォーゲルの東洋的社会論
民主主義への憎悪
デッド・ゾーン〈上〉 (新潮文庫)
デッド・ゾーン〈下〉 (新潮文庫)
デッドゾーン[DVD]

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│貧困｜こころ

2008年12月21日 22:03

絶望的な気持ち、心身を崩しています。今後の日本と生活保護について。信と愛について。

イエスが愛した聖女マグダラのマリア

絶望的な気持ちが晴れず、先よりも酷い暗鬱で、世界に希望を見出すことができません。日本の年齢別人口分布図と日本の財政及び産業分布等を他国と比較して眺めるに、日本に未来がないことはほぼ確定的であると言えるのではないか、今後は衰退してゆくのみではないかということを、僕は、頭が非常に鈍っていますが、そう分析します。日本は年齢別人口分布図、財政状況、産業分布から見て、詰んでいるとしか思えません。中国やアメリカ、EUの将来可能性とは比較にならない、日本独特の終わり方をしています。僕の心象は下記の２コマに象徴されます。しりあがり寿さんの漫画「地球防衛家のヒトビト」より下記２コマ引用します。

国際的大恐慌と財政悪化でケインズ経済学は通じず（公共事業を行っても、日本には既に粗債務（借金）1000兆円近くあり、弱っている財政基盤をますます痛めつけるため、穴掘って埋めるような無意味な公共工事は景気に対する対コスト効果が低い上に財政を危機に瀕する）量的緩和は限界に達し、失業層が大量に増加するであろう状況下、物価高を招くインフレターゲットはとんでもない話で、給与減少と人的削減により、外需も内需も創設できない以上、デフレ化の中で生活を縮小しながら日本の人々は少子高齢化人工減少で貧しくなってゆく生活をしのぐしかなく、全てが絶望的です。

特に絶望的で生きようと願っても生きる望みが立たれそうなのが、僕のような元非正規雇用（派遣）の貧困失業層で、おそらくは、来年は餓死者・凍死者・自殺者・路上やアパート等での孤独死が若年層壮年層含めて数千人規模で出るだろうと予想します。年々、貧しい人々の死は増えて行き、貧しい人々の生きたいという望みは絶たれると思います。働けない（身体が年齢で動かない）高齢者以外の人が生活保護を受けるのは極めて困難なゆえ、日本全体で、人々が大勢死んで行く事態は避けられないと思います。

最近やっと、マスコミなどでも少しずつ「生活保護は例え受給資格があっても基本的に受けられない制度だ」ということが周知されるようになってきましたが、それでも、その制度を変えようとする動きは見られません。日本人の人々の生活可能な多くの人々が、他の人が餓死しようが自己責任だというような感覚になってしまったのではないかと社会福祉法人理事長の中村和雄さんが書いています。生活困窮者に対して、多くの人が偏見や先入観（貧しい失業者は生かしておいても仕方ないという意識）があるのではないかと、書いています。

中村和雄（社会福祉法人理事長）
「生活保護」

（日本のセーフティネットの現状において）我々がまさに生活に困窮したときの、最後のよりどころである生活保護制度の場合はどうか。
生活保護を受けたいと、福祉事務所へ相談に行く。担当ケースワーカーが訴えを聞いてくれるが、まずこの一担当者の面談にパスしなければ申請は受理に至らず、それから先、事は一切進まない。
この担当者は相談窓口に座ってはいるが、実は、厳しい財政事情の中で、申請をなるべく受理しないよう期待されている審査官でもあるのだ。（申請を受理しなければしないほど、コストカットのうまい優秀な審査官と評価される）。
窓口での対応に納得できないという相談者（生活保護受給資格があっても受けられない貧しい人々）の話は枚挙にいとまがない。
一担当者の一存で生活保護（生命維持）への道が事実上閉ざされてしまいかねないこのシステムが、制度の運用を歪める深刻な問題として社会的に取り上げられることはなかった。（弁護士を付けて申し立てをしたりする資産余力があったり、なんらかの強力な組織的バックを持っていたりする生活保護受給資格を持つ人々は担当官に圧力を掛けることが可能なため、生活保護を受けられるが、それ以外の一般的な人々、本当に貧しく力のない人々は担当官が窓口で払い落とすため、生活保護を受けられない、生活保護が貧しく力のない人々には実質機能していない問題）。（中略）

我が国福祉の大本たる憲法二十五条「健康的で文化的な最低限度の生活を営む権利」がいかに軽く扱われてきたことか。生活保護を求めて相談に訪れる人に対する差別的意識や偏見はなかったか。保護の決定は、困窮の状態のみに着目するとしながら、実際は困窮の原因にとらわれ、申請者に対する偏見や先入観から抜け出せない私たちがいなかったか。
社会全体が自問自答することが必要と強く感じる。

景気の悪化で、派遣従業員や期間従業員の契約解除の方針を打ち出す企業が続出し、今後、健康で働けるのに収入が得られない生活困窮者が急増することが懸念される。
働く能力も意欲もあるのに働く機会を与えてもらえない人たちの窮状に耳を傾け、生活を支援して自立を助ける姿勢と能力が、現在の福祉事務所に十分あるとは思えない。
（中村和雄。朝日新聞2008年12月18日朝刊より）

僕も相談に行ったら「若いから働けるだろ」で終わりでした。若いと受けられないみたいです。僕は派遣で働いてきたロストジェネレーション世代（就職氷河期世代）なので、そんな若くない（三十越えてます）なのですが、ダメでした。

また、偏見と差別ということでいえば、僕と同じうつ病の人が就職できなく困っていて、生活困難で三十になったら自殺するしかないという深刻な相談に、以前から僕に嫌がらせを繰り返していた東京大学出の有村悠氏という人物が、「（自殺する）決断に敬意を表する」とか「安楽死施設を作るべき」とかナチズム的なことを唱えていて、非常に心痛を受けました。霞ヶ関は東大閥の支配がとても大きい場所ですから、厚生労働省官僚の残酷さが、ネット上にも、東京大学という繋がりから溢れているような感じがして、お腹が痛いのが止まらなくなりました。

憲法二十五条は蔑ろにされ、国は貧しい人々の生存を助けてくれないので、貧しい人々同士、そしてご余裕があり、ご慈悲と思いやりを持つ人々で一緒に集まって、なんとか助け合ってゆくしかないと僕は思います。そうしないと、バタバタ人々が死んで行くことになると思います。お腹がずきずき痛みます。風で部屋が揺れて、風の音が泣いているように聴こえます。悲しみを感じます。

地の人々同士の間に、ナショナルを越えて、インターナショナルな、優しさ、思いやり、共感、ご慈悲、そして人を信じる、人々同士の想いがあることを祈ります。

信仰は受けとり、愛は与える。信仰がなければ、［誰も受けとることはできない］。そして愛がなければ、誰も与えることはできない。私たちは、受けとるために信仰を持ち、愛するために与えるのである。
（フィリポ福音書。「イエスが愛した聖女」より）

参考作品（amazon）
地球防衛家のヒトビト
地球防衛家のヒトビト (2)
地球防衛家のヒトビト 3
小説東京帝国大学〈上〉 (ちくま文庫)
小説東京帝国大学〈下〉 (ちくま文庫)
イエスが愛した聖女マグダラのマリア
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聖書名言事典

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│貧困｜こころ

頭が鈍っていて、頑張って図書館に行って情報収集しても分析できません。奈須きのこさんときのこ文学大全について。もう相当頭が狂ってきているについて。

不安の書
エンド・オブ・ザ・ワールド (Feelコミックス)

タイトル通り、先より風邪が治らないのと頭が鈍っていて、昨日頑張って図書館にいってざっと新聞主要五紙を一週間分ぐらい読んできましたが、頭が鈍っていて、何も浮かびません。極度の少子高齢化国で天然資源無くアメリカに引きずられ金融経済にも失敗した日本は、凋落していくだけとしか感じられませんでした。二百年後ぐらいにはこの国はなくなっていると僕は思います。

何もかも灰色の気分です。図書館でずっと新聞読んでいましたら気持ちが落ち込みますます鬱が酷くなりました。

日本が生き残る道をいろいろ考えてみましたが、どうしても頭に思い浮かびませんでした。日本の強み・有利さというものが何一つ感じられません。人的資源は少子高齢化で負担増かつ資源として減少（人口減少）、自然資源も無く、少子高齢化財政悪化社会不安等々、日本社会全体が揺らいでおり、何一つ可能性が見い出せません。長期的にはアジアは中国の圏域になり、日本は緩やかにか急速にかは分かりませんが、否応無く主権国家の体をなさなくなりながら消滅してゆくと予想します。

昔の全盛期から凋落期に入った頃のポルトガルやオランダの人々もこういう思いだったのかなと思いました。自国が凋落してゆく姿を見るのは辛いです。真っ暗です。

われわれは身体も真実も、幻想すら自分のものにしていない。われわれは嘘の亡霊、幻想の影であり、われわれの生活は内も外も虚ろだ。
（フェルナンド・ペソア「不安の書」）

僕の世界は全てが灰色です。本当は僕自身の言葉で気持ちを語らねばいけないのでしょうが、その気力も無く、灰色の気持ちを引用させて頂きます。ポルトガルの詩人、フェルナンド・ペソアの言葉です。

わたしの書いたものは何もかも灰色だ。わたしの生活は、精神生活はなおのこと、すべてが何事もなく薄暗がりに包まれ、特性に欠け、存在理由の忘れられた、緩慢な雨の一日だと言えよう。わたしは裂かれた絹のように嘆く。（中略）
わたしの心は、本能により設置され、義務により操作される、田舎の裏庭にある古いポンプのように思われる。足の立つ海でも嵐でもないのにわたしは難破した。
そして、存在しない物と物との間にあるこの混乱した一連の間隙のなかで、わたしは自分の意識に残っているものに尋ねる。これほど多くの書きつけを、自分のものと信じた言葉や、思想と感じた感情や、結局のところ軒下に物乞いの娘が唾をつけて貼り付けた紙にすぎない旗や軍旗で埋めつくしたことは、いったい何の役に立ったのか、と。
自分に残されたもの（唯、書くこと）に、こうした役に立たない、ゴミ箱に捨てられたり紛失されたりするはずの、＜運命＞の破られた紙切れになるまでもなく失われる文章に、なぜ自分が思い悩んだのかと尋ねる。（中略）
（唯、書くことを自分に）そのまま続けさせたらよい。ドミノが行われ、勝負に勝とうが負けようが、牌は倒され、ゲームは終わり、明かりが消される（死という不可避の終焉）。
……そして菊は、その存在によりほの暗くなった庭で、その疲れた生命を衰えさせる。
……明らかに二次元しか持っていない日本の華麗。
（フェルナンド・ペソア「不安の書」）

何もかも絶望的です。新聞を読んだら気持ちが真っ暗を越えて平坦な灰色になってしまったと感じます。

唯、新聞で面白かったのは、奈須きのこさん凄いなあと、以下の本の広告記事を新聞で見て古参きのこ教徒（半月版よりの教徒）である僕は思いました。

奈須きのこ（アンサイクロペディア）
前述（奈須きのこさん）の社会的行動であるが、その中でもっとも有名なものは奇怪な単語の羅列をデジタルデータに変換し販売するというものである。この地球の価値観に照らし合わせた際に痛々しいととれる行動によって、世の中でこの先生きのこりたいと夢見る自宅警備員や非独立主義者、NEETを大量に発生させる。（中略）
一部の信者からは神として崇められ、きのこ教が存在する。（中略）
きのこ氏はかなりの文章能力がある。しかし、発祥の地（コミヶ）、ネタ（おかっると）、エロゲ製作経験、などから一般の人々には認められずに、オタク文学にとどまってしまっている。それは彼が望んだことであり、世界が望んだことである。

「きのこ氏の文才（体験版）
　「や、め────」
　クラッシュする。
　融ける壁。解ける意味。説ける自己。可変透過率
の滑らかさ。乱交する時間。観測生命と実行機能。
小指のない手。頭のない目。走っていく絨毯。一
重。二重。三重。とんで七百七十の檻。破裂する
風船。初めから納まらないという約束。毒
と蜜。赤と胎盤。水銀灯と誘蛾灯。多重次元に屈折
する光源観測、泳ぐ魚、真相神澱にて詠う螺子。道
具、道具、道具。際限なく再現せず育成し幾星へ意
義はなく意志はなく。叶うよりは楽。他の誰でもな
いワタシ。洩れた深海。微視細菌より生じる矛盾。
俯瞰するクォーク。すべて否定。螺鈿細工をして無
形、屍庫から発達してエンブリオ、そのありえざる
法則に呪いこそ祝いを。」

そしてきのこ文学大全発売です。

きのこ文学大全 (平凡社新書)

・
・
・
･･･きのこ違いでした…。
この先生きのこりたいです…。
このことを考えると頭が灰色に満たされて苦しいです。
頭痛が治らず、冷たいものが飲みたいです。

あたし行くね
でもどこに？
どこまで？
あたし何をしてんの？
あたしどうすればいいのッ
あたしどこまで行けばいいの？
あたし何してんの？
あたしどこに行けばいいの？
ああ　ああ
つめたいミントソーダがのみたい
レモネードでもいいわ
（岡崎京子「エンド・オブ・ザ・ワールド」）

自分が今書いた文章、読み返すと、もうそうとう完全に頭が狂ってきている感じで、自分自身でも、どうしたらいいかわからないので、病院に行った時、先生に相談します。辛いです。

後、お金なくて病気で映画館でぽにょ（崖の上のポニョ）が見られなかったことが、心残りです。上映行きたかったんですが、お金なくて行けない内に先日上映終わってしまったみたいです。宮崎駿監督の映画を映画館で見なかったというのは生まれて始めてです。とても悲しいです。

「兄弟愛が保たれるように。［旅人への］もてなしを忘れてはならない。それによってある人たちは気づかないで御使いをもてなしたのだから。獄の人々のことを［想い起こしなさい。自分たちも］共に獄に繋がれているつもりで［そうしなさい］。虐待されている人々のことを想い起こしなさい。自分たちも［同じく］体においてあるのだから。」
（ヘブル書13-1～3）

まず、「兄弟」（男女の同信徒）に対する愛の勧め。（中略）
次に、「旅人へのもてなし」の勧め。（中略）
最後に、迫害を受けて「獄」にある人々、「虐待されている人々」への思いやりが勧められている。想像力（共感）により彼らと共に苦しむことによって――。
（聖書名言事典）

思いやりをもって僕を救ってくださったお方々、全世界の思いやりもつお方々に心から感謝と敬愛を致します。人々の地に思いやりがあることを祈ります。

参考作品（amazon）
不安の書
エンド・オブ・ザ・ワールド (Feelコミックス)
きのこ文学大全 (平凡社新書)
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│貧困｜こころ

2008年12月20日 07:19

面白いについて。他者に対する公正について。ご慈悲と感謝について。

良心の領界
工場日記

先より心痛が酷く、胸とお腹が痛んで全然眠れませんでした。先にあげたような人の振る舞い（面白さを演出して人気を集めるため、南京問題のような重大な問題を茶化する行い）は面白さのために人を傷つける、公正を傷つけている訳で、僕はとても胸が痛み、寝床でずっとそのことを思っていました。体調悪く、ほとんど、文章が書けない状態で申し訳ありません。以前、うつ病にかかる前に僕が書いたエントリからスーザン・ソンタグとシモーヌ・ヴェーユの文章を引用させて頂きます。

スーザン・ソンタグとシモーヌ・ヴェーユ
－面白さよりも真面目さをえらぶこと－
（うつ病にかかる前（去年）、僕が書いたエントリです）
http://mazoero.hp.infoseek.co.jp/28.html#35

スーザン・ソンタグ

面白いとは、なんだろう。（中略）
ニーチェの指摘通り（真善美の一切から離れている価値判断である「面白い」の概念から見ると）、病人は面白い。悪意のある人も面白い。この言い回しで重宝がられているのは、思慮深さではなく、率直さが伝わってくる点だ。
（面白いとは他者に対する）尊敬ではなく、無作法あるいは横柄さあるいは図々しさ。価値の尺度として見れば、「面白い」は、調和ではなく衝突を望む心情の後ろ盾となっており、「面白い」の反対語は「退屈」である。自由主義は退屈だと、カール・シュミットは1932年、「政治的なるものの概念」において宣言した（翌年には、彼はナチスに入党した）。
自由主義の原理にのっとって遂行される政治はドラマ性、華やかさ、葛藤には欠けるが、強硬な専横政治――そして戦争――は「面白い」というわけである。
（スーザン・ソンタグ「美についての議論」「良心の領界」より）

シモーヌ・ヴェーユ

ある女生徒への手紙（1934年）
なつかしいかた（教え子）に。（中略）
お手紙（ヴェーユの教え子からの手紙）を読んで、怖くなりました。
あなたは、ありとあらゆる感覚を可能な限りきわめつくすことを今後第一の目的にしたいというのですが、――このことは、一時的な精神状態というだけなら、（年若い）あなたぐらいの年代には、ごく正常なことですが――、そんなことでは、行き着く先が見えています。私は（以前）あなたが現実の生活と接触したい希望があるのだと言ってくれた昔の方がもっとよかったと思います。あなたはおそらく、結局それは同じことと信じているのかもしれませんが、事実は、まさに正反対なのです。
ただ感覚でだけ、感覚のためだけに生きてきたような人々がいます。アンドレ・ジイドなんかは、その例です。
こういう人は、人生に幻滅を感じているのが現状であり、自分でもおぼろげながら、それが分かるので、いつも深い悲哀のうちに沈んでいます。そこではもう、あわれにも自分自身をいつわり、自分を（感覚の刺激によって）麻痺させて行くほかに、のがれる道は残っていないのです。いったい、人生の現実は、感覚ではなく、活動だからです。
――私が言うのは、思考の活動のことでもあり、実際の活動のことでもあります。（中略）
この人達（感覚で生きるのではなく、思考し、活動する人々）は、強いて感覚を追い求めませんが、かえって、それ（感覚）を追い求める人々より、もっと強烈な、もっと深い、もっと人工的でない、もっと真実な感覚を受けとるのだとつけ加えてもよいでしょう。
とにかく、感覚だけを追求することの中には、エゴイズムが含まれており、そういうエゴイズムは、私にはぞっとするほどいやらしい感じがします。
もちろん、それでも愛することの妨げにはならないでしょうが、結局は、愛する人を、（感覚のために）単に楽しんだり、苦しんだりするのに一時的に利用しているにすぎず、相手が独自に存在することを完全に忘れてしまうことになりかねないのです。幽霊のまん中に生きているようなものです。生きているよりも、夢ばかりみているのです。
恋愛のことでは、あまり良い助言もしてあげられませんが、ちょっとした注意ぐらいなら言えると思います。恋愛には、ともすると自分自身の人生も、もう一人の人間の人生も永遠にがんじがらめにしてしまうような非常に重大な要素があるということです。二人のうち、一方が相手を自分の玩具にしてしまうということがなくても、こういう危険はいつもあるのです。
まして、（恋愛には）よくあることですが、他人を玩具扱いするということになれば、恋愛は何か汚らしいものに変わってしまいます。おわかりでしょうか。
恋愛の本質は、要するに、一人の人間がもう一人の人間を全心身をあげて欲求するに至るという点にあります。――その欲求は、場合によっては相互的であることもあり、ないこともあり、また永続することもあり、そうでないこともあるでしょう。ここで、（恋愛の）問題は、かかる欲求（相手を求める欲求）と自由をうまくおりあわせることにあります。人間は、この問題をめぐりはるか大昔から論議を重ねてきました。（中略）
私の言いたいことは、ただ、ほんの参考として言うだけですが、恋愛を避けなさいということではなく、それをあまり追い求めてはいけないということなのです。とくに、年が非常に若いときには、そうなのです。
（シモーヌ・ヴェーユ「工場日記」）

公正さがなく、面白さだけが蔓延り、全てがネタ、人の生死、生命に関することすらネタとして消費する社会は危険だと思います。そういったところから、争いや戦争すら面白がって、それは、闘争、大きな闘争（戦争）を肯定してゆく社会だと僕は思います。そのような社会が訪れて欲しくないです。日本社会はもう手遅れのような気がして、僕はとても絶望的です。公正を大切にしなければ、面白いの消費から、無慈悲で闘争に溢れた社会が訪れてしまうと僕は思います。

「人間の道は、自分のものではなく、
人が自分の歩みを定めるのでもない。」
（エレミヤ書10-23）

旧約聖書の土台をなす言葉。エレミヤはこの原点に戻り、自分が正しく語り行動しているか反省しながら祈る。
「主よ、私を正してください。
ただ、あなたの怒りによってではなく、
公正によって」。
（聖書名言事典）

最後に心からお礼申し上げます。ギフト券を贈って下さったお方のおかげで、冬服が買えて、寒さが少し遠のきました。本当にありがとうございます。心から感謝致します。ありがとうございます。慈悲深きお方々の御心の安らぎを祈っております。

パウル・ツェラン

「糸の太陽たち」

糸の太陽たちが
灰黒色の荒野の上に。
ひとつの木の
高さの考えが
光の音を捕える――
人間たちの
あちら側には　まだ歌われる歌たちがある。

参考作品（amazon）
良心の領界
工場日記
パウル・ツェラン詩集
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│こころ｜書籍

2008年12月19日 19:13

人々の命の問題、重大な問題を茶化される事態を見て、非常に心身に苦痛を覚え体調よくないです。

小型聖書 - 新共同訳
聖書名言事典

先日、南京問題で歴史修正主義的な問題発言を繰り返している東浩紀教授の授業に直接問い合わせに行くと公言していた人がいらっしゃいましたが、実は行くというのはただの茶化しで、その人は実際は行かず煽っていただけだそうです。僕は、大勢の方々が亡くなられた問題を茶化すようなことをする人は酷いと思います。世の中には茶化していい問題と悪い問題があると僕は思います。大勢の人々が亡くなられた問題をネタにして茶化すということは、人間として、もっともやってはいけないことの一つだと思います。

先より風邪が一進一退でなかなか治らず、非常に心痛が酷いです。なんでもかんでもネタにして茶化すことは、結局、歴史修正主義的な発言をする東浩紀教授を政治的に利しているわけで、良くない物事を利することになる、そういった無責任な態度は、本当にその人自身にとっても周囲にとっても良くないものだと思います。

肉体も辛く非常に精神的に疲労しています。不誠実な嘘は人を傷つけます。それも、南京問題を茶化して嘘をつくなんて、人として最低の行いだと思います。胸とお腹が痛みます。

たとえ義人と呼ばれた者でも、もしも正義に背を向け、不正を行うなら、彼はそれによって死ぬし、反対に、悪人と呼ばれた者が悔い改めるなら、彼は死ぬことがない。
（エゼキエル書18-26～27）

僕は、誠実さというものを考えることを思っています。僕は、他者に対しても歴史に対しても世界に対しても一番奥底において誠実さを持つこと、人を裏切らないことが、とても大切なことだと思っています。

「真実は大地から芽生え、
義は天から臨む。」
（詩篇85-12）

救いと平和が実現する時を擬人化した言葉。春になると砂漠に赤や黄の花が咲き乱れるように、そのとき、大地から真理が花のように芽生える。詩人によれば、それはまた、「恵みと真実が出会い、義と平安が口づけする」ときである。（中略）

「全て自分自身を高くする者は低くされるだろう。
しかし自分自身を低くするものは、高くされるだろう。」
（ルカ福音書18-14）

この言葉は、文脈がまったく異なる14-11にも見いだされるので、元来はいかなる文脈とも無関係に、単独で言い伝えられてきたイエスの言葉であろう。神の前で自分の正しさを誇示する者は、神によって退けられ、自分の限界を謙虚に認める者は、神によって受け入れられるであろう。
（聖書名言事典）

今現在、心痛が酷いです。更新しばらく滞りましたら、申し訳ありません。僕をお助けしてくださるご慈悲ある皆様方全てに、心から感謝しております。地に平穏と恵みがあり、人々の生が豊かであることを、祈っております。

参考作品（amazon）
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│貧困｜こころ

東工大広報センターにお電話して東浩紀教授の講義において学部生以外の授業参加が認められるかお聴きしましたところ、「その件に関してはお答えできません」とお答えを頂きました。

ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」

先より非常に体調が悪く、更新があまりできず、本当に申し訳ありません。ごめんなさい。タイトルの通りでして、先日東工大広報センターにお電話して東浩紀教授の講義において学部生以外の授業参加が認められるかお聴きしましたところ、「その件に関しては一切お答えできません」とお答えを頂きました。

東工大キャンパスは私有地（東工大私有地）なので、学生証を持たない東工大学部生以外がキャンパスに入ると、最悪、建造物侵入罪で逮捕ということも可能性としてはあり得るので（通常の大学では常識的にはあり得ませんが、法的な可能性はあります）、危険性のあることはしない方がよいのではないかなと僕は思います。東浩紀東工大教授は、少なくとも僕の知っている限り、いきなりどんなことをしてくるか分からないお方なので、あまり近づきすぎるのは危険だと思います。

何か良くないことが行われていても、それに対して、合法に抵抗（レジスタンス）するべきだと僕は思います。僕は、例え悪政の元でも違法な行為は否定致します。大学のキャンパスも私有地ですので、そのことを考えて、合法的に行動なされることが大切だと思います。

抵抗権が認められるような生死のかかった状況、緊急避難的な事態においては、また別ですが、そういった事態以外では日本国の法律をきちんと守ることが大切だと思います。そうしないと、法の厳密な解釈によって足を掬われてしまう可能性があると思います。

風邪が長引いており大変体調悪く、疲労甚だしく酷く、ほとんど寝たきりであまり更新できず、申し訳ありません。世界が真っ暗な中で寝たきりなので暗いです。真っ暗な中でフィデリオを聴いております。

「…神よ、ここはなんという暗さだ」
（歌劇「フィデリオ」）

参考作品（amazon）
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
小型聖書 - 新共同訳
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│貧困｜こころ

2008年12月18日 00:29

昨日更新できず申し訳ありません。酷く心身状態悪くて熱が出てずっと寝ておりました。

小型聖書 - 新共同訳

先より心身状態悪化し、昨日更新できず申し訳ありません。昨日の朝より先よりの腹痛と酷い不安状態と共に寒気と喉痛と頭痛があり、特に寒気のだるさとと頭痛が酷く、熱を朝測りましたら37.8度ありまして、朝、猫に餌あげて、お腹が空いていても食欲がどうしてもなくて、以前病院から頂いた風邪薬の残り（PL顆粒）を飲んで、寝ていました。

昼と夜はなんとか少しだけ食べて風邪薬を飲んで、猫のお世話して、またずっと寝ていました。

今、起きて、少しだけ、身体の調子はよくなった（寒気とだるさが引いた）感じですが、まだ頭が痛いのと喉が痛いのと腹痛が治らず、不安も酷く、とても辛い状況です。

何も出来ず、申し訳ありません。句を詠みました。

ふゆきたり　せいめいのひも　さめゆくか

皆様方に、僕のようにならずに、幸せなご加護があることを願って祈っております。

わたしはまた、新しい天と新しい地を見た。
（ヨハネ黙示録）

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│貧困｜こころ

2008年12月16日 12:55

病状悪化みたいで不安悪化と離人症のような幻覚症状と幻聴で大変に辛く苦しいです。

小型聖書 - 新共同訳

先よりのおかしな腹痛がおさまらず、猫の世話以外は食も通らずずっと寝込んでおります。真っ暗な部屋で目を瞑って寝込んでいると、酷い不安と離人症のような症状、真っ暗ななかを小さな人形のように見える自分が落ちていくのを上から見ているような症状が出て、その幻覚のような症状が治まったら今度は、物凄い早回しの言葉で何をいっているのかわからない無数の呟きが聞こえる幻聴症状が出て、胸が潰れそうで大変に辛く苦しいです。病状が悪化しているみたいです。

どうか、ご余裕あるご慈悲あるお方々におかれましては、ご慈悲をお賜れ下さりますと、心から感謝致します。とても助かります。

「あなたは、あなたの隣人をあなた自身として愛するであろう」
（マルコ福音書）

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│貧困｜こころ

お腹が痛く、心痛が酷く眠れません。貧困者の権利が守られることを祈っています。

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昨日よりお腹が変な痛み方してそれが酷く痛くなって、心痛が酷く、眠れません。昨日、NHKのPM7:30からの貧困問題特集番組を頑張って見たんですが、番組の冒頭で少し流れましたが、「若い人は生活保護はほとんど受けられません」ってナレーション流れていましたが、これは、少なくとも僕の体験からして本当です。生活保護の審査というのはとても厳しくて、どうとでも落とせるようになっている感じで、若いから働けで終わりでした。

番組には、僕より貧しい人（貯金や職がないのは同じですが、住む場所すら失ってしまった人）や僕よりは富んでいる人（生活保護の受給に成功した人）がでていましたが、反貧困ネットワークの湯浅誠さんが、生活保護を受けられれば、ちゃんとした職に付く為のセーフティネットになると仰っておりましたが、全く同感で、これから日本はどんどん貧しくなって、僕みたいな職無き貧困層もどんどん増えると思いますので、厚生労働省副大臣の人は消費税を10％にするのが、社会福祉より先だと述べていましたが、こんな状況で消費税10％とか耐えられないので、ちゃんと、死にそうな人を助けてくれるセーフティネット、今は生活保護が機能していないので、失業して失業保険無かったら終わりで僕みたいになっちゃうので、死にかかっている人に、各市町村自治体で炊き出しするとか、雨風しのげる眠れる場所だけでも用意するとか、して欲しいと心から願います。

僕は非常にお腹が痛く、胸が不安に苛まれており、絶望的で辛いです。

貧しい人々は番組で厚生労働副大臣や経団連の幹部の人が述べていた「グローバル競争」という資本主義的な考え方（功利主義的な考え方）だと職を失って貯蓄が尽きたら役立たずとして処分されてしまうのが、今の日本の実体（壮年層・若年層には生活保護などの社会福祉がほぼ何も与えられない）なので、少しでも、この実体が変わって、人々を助ける方向に向かって欲しいと心から望みます。

僕も、お腹が朝から調子がおかしくて、ずっと変な痛みがあるんですが、番組に出ていた人々と同じく病院にかかれません、なにもかも辛くて、番組に出てた貧困で野たれ死にそうな人が「死にたくない」っていってた気持ち、少しは分かると思います。貧しいと、何もかも本当に辛くて辛いまま死にたくないと思います。僕はうつ病なのでよけいにそう感じるところがあるかもしれませんが、貧しいというのは、本当に辛いです。

間もなく私も死ぬのだろう。わたしの過ぎ去った幼年時代全体がその時、生き残る力を奪われた。
（フェルナンド・ペソア「不安の書」）

貧しいというのは、上記に書かれているように、生き残る力が奪われる、今まで自分の積み重ねてきた生命の総合力みたいのが、消えてゆくような形で、肉体的な苦痛と不便を常に伴い、心が潰れたようになって痛くて苦しくて溺れながら少しずつ死んでゆくみたいな形で、酷く辛いです。

日本の貧しい層に、どうか一刻もはやく、セーフティネットでもなんでもいいので、生の糧与えられることを、祈っております。

銀の為に平等が損ねられないことを願います。一足の靴の為に貧しい人々が苦しみぬかずにすむようになる、平等で公正な社会を望みます。

あなたは寄留者や孤児の権利を曲げてはならない。また、あなたは寡婦の着物を質にとってはならない。
（申命記24-17）

社会的弱者をただ憐れむのではなく、彼らの権利を守るという意識を持つことの重要性。（中略）

「彼らは銀のために義しい者を売り、
一足の靴のために貧しい者を売り払ったからだ。」
（アモス書2-6）

貧しく弱い負債者たちを奴隷として売る富者たちに対する批判。「一足の靴」は「上着」同様、貧しい者にとっての全財産の象徴。
（聖書名言事典）

地に平安あれ、人々に平安あれ、アーメン。

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│貧困｜こころ

2008年12月15日 17:57

本日非常に体調悪く、絶望的な気分で更新がほとんどできず申し訳ありません。

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聖書名言事典

本日朝より、腹痛とおなかの調子がおかしく、身体がだるくて非常に体調悪く、朝、猫の餌あげて、僕も少し食べて、その後はずっと寝込んでいました。

先ほど起きましたが、体調が非常に悪く、おなかの調子が酷く、ほとんど更新できないことをお許しください。

何か、良い情報等提供できてお役立てできればと思っておりますが、何もできずに申し訳ありません。更新、滞ることありましたら申し訳ありません。

僕の好きな聖書の言葉をご紹介致します。

「弱者に思いやりのある者は幸いである。
災いの日に主は彼を救い出す。
主は彼を守り、彼を生かし、
この地にあって幸せな者とされる。」
（詩篇41-2～3）

他人に対し親切で心優しい人のための祈り。そのような人は繊細であり、しかも人を疑うことをしないので、しばしば騙されたり裏切られたりして深く傷つく。
詩人の知人もそうで、今は病の床に伏している。その早い回復を願って詩人は祈る、
「どうか彼を敵の望む通りに渡さないで下さい。
神は病の床で彼を支える。
病床に伏す彼を支え、
その病気から立ち直らせて下さい」
（詩篇41-3～4）

詩篇18-26～28と共に、イエスが愛した詩篇の言葉である。
（聖書名言事典）

僕にご親切にしてくださったお方々全てに心からの感謝申し上げます。遠きお方々も近きお方々も全てに幸いと平穏があることを祈ります。

平安あれ、平安あれ、
遠くにいる者にも、近くにいる者にも。
（イザヤ書57-19）

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