2011年11月23日 07:53
「福島は安全らしいので、僕にはどうでもよくなった話。」を読んで思ったこと。学術的なデータの提示はこれからも必要だと思います…。
福島 原発と人びと (岩波新書)
福島県で手弁当の放射線量実地計測していた放送作家の方が、もうやめるとおっしゃってますね…。放射能汚染においては汚染データを入手することは極めて重要なので、やめられてしまうのは残念です…。
学術的なきちんとした汚染データ調査について、「失礼で迷惑」なんていう人は、安全側に立つ人でもいないと思いますが…。また、危険側に立つ人は、感情的に危険だ危険だというだけでは、危険性の説明にはならないので、どのように危険なのかを、具体的・学術的に提示して説明する必要があるんじゃないでしょうか…。
我々の前には、チェルノブイリという放射能汚染の先例があるわけで、チェルノブイリの汚染地帯で起きた健康被害を調べれば、今後、汚染地帯でどのくらいの健康被害が起きるかを推定して示すことが出来る訳ですね。こういった、今後起こりうる健康被害のリスクをきちんと示していくこと、そのために実地で放射線量などの調査を行うことは大切だし、行政にやる気がない以上、それらは危険側に立つ民間の有志の人々でボランティアでやってゆくほかない。安全側に立つ人もそのことを批判することはないと思います。
例えば、内部被爆の汚染は外部被爆より遥かに長期間続くこと、また内部被爆の汚染は、汚染地域から遠く離れた場所で数ヶ月養生することで大部分回復することが分かっています(下記記事参照)。福島県の子供達は、春休み・夏休み・冬休みなど、長期間の休みが取れる間は、沖縄や九州、諸外国などの安全な地域に滞在できるようなシステムが出来れば、将来の健康被害を相当に減らせると思うのですね。日本国は何もしてくれないでしょうし、こういったシステムを、民間の有志で設立していく努力が必要だと思います。記事を引用しますね。画像クリックすると拡大します。

チェルノブイリでの先例として「(原発事故から20年以上たっても土壌汚染により)周辺地域の食品はまだ汚染されている。周辺の子どもを3カ月間、汚染のない地域に移住させ、汚染のない食品を食べさせると、体内のセシウム量はかなり減った」ということがちゃんと分かっている訳ですよね。放送作家さんとかの、マスメディアに影響力を持つ人は、こういったきちんとした学術的先例について、マスメディアを通して大勢の人々に周知していく努力、人々の被爆量を減らす努力をやめないで欲しいなあと思います…。僕のような無力な人間が、アクセス数の少ないこのブログに危険性を書いても、その危険性を人々に周知することは全くできないですから…。
まだ分からないことの多い、被爆という危険性を如何に人々に理解してもらうか、それは、丹念で丁寧な、細やかな努力が必要だと思います。チェルノブイリでも、被爆による健康被害という事象を理解してもらうことに、非常に時間が掛かりました。被爆という新しい事象を人々に理解してもらうのは一朝一夕にできることではない、そのことを念頭において、長い時間を掛けて努力する必要があるのだと思います。そのためには、科学的に被爆を説明した学術的なデータの提示が必要です。NHKが出版したドキュメンタリー「朽ちていった命」などの書籍はこの辺の説明がきちんとなされているので、こういった学術系の図書を沢山購入して、「放射線量調査は失礼で迷惑」とかいう人がいたら本を無料でお渡しするとか、そういった丁寧な努力が長期間にわたって必要だと思います。そういった努力の上で、始めて、人々の被爆を減らし、健康被害を減らすという、生命を守る目的が達成されると思います。
最後に、僕は収入がなく現在生活が大変で、ギフト券を贈って頂けたり、アフィリエイトで買い物をして頂けたりしますと、とても助かります…。このようなお願いを申し上げて、申し訳ありません…。
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暴走する原発 チェルノブイリから福島へ これから起こる本当のこと
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福島県で手弁当の放射線量実地計測していた放送作家の方が、もうやめるとおっしゃってますね…。放射能汚染においては汚染データを入手することは極めて重要なので、やめられてしまうのは残念です…。
福島は安全らしいので、僕にはどうでもよくなった話。
http://ameblo.jp/c-dai/entry-11084927590.html
世の中が、「安全論一色」に染まりつつある中で、さまざま集めた「危険論」を、どこよりわかりやすく紹介するというブログは、近い将来、きっと福島で暮らす方々に有益な情報となり得るはずなのに、福島県民の方や安全論を訴える皆さんが、「必要ないどころか、失礼で迷惑」だとおっしゃるんで、仕方がありません。今日で終わりです。
学術的なきちんとした汚染データ調査について、「失礼で迷惑」なんていう人は、安全側に立つ人でもいないと思いますが…。また、危険側に立つ人は、感情的に危険だ危険だというだけでは、危険性の説明にはならないので、どのように危険なのかを、具体的・学術的に提示して説明する必要があるんじゃないでしょうか…。
我々の前には、チェルノブイリという放射能汚染の先例があるわけで、チェルノブイリの汚染地帯で起きた健康被害を調べれば、今後、汚染地帯でどのくらいの健康被害が起きるかを推定して示すことが出来る訳ですね。こういった、今後起こりうる健康被害のリスクをきちんと示していくこと、そのために実地で放射線量などの調査を行うことは大切だし、行政にやる気がない以上、それらは危険側に立つ民間の有志の人々でボランティアでやってゆくほかない。安全側に立つ人もそのことを批判することはないと思います。
例えば、内部被爆の汚染は外部被爆より遥かに長期間続くこと、また内部被爆の汚染は、汚染地域から遠く離れた場所で数ヶ月養生することで大部分回復することが分かっています(下記記事参照)。福島県の子供達は、春休み・夏休み・冬休みなど、長期間の休みが取れる間は、沖縄や九州、諸外国などの安全な地域に滞在できるようなシステムが出来れば、将来の健康被害を相当に減らせると思うのですね。日本国は何もしてくれないでしょうし、こういったシステムを、民間の有志で設立していく努力が必要だと思います。記事を引用しますね。画像クリックすると拡大します。

朝日新聞2011年11月19日朝刊より
ベラルーシ 続く内部被曝
チェルノブイリ事故20年 食品由来か
チェルノブイリの原発事故から20年以上たっても、周辺住民に放射性セシウムによる内部被曝が続いていると、ロシアの小児がん専門家が18日、千葉市で開かれたシンポジウムで報告した。また子どもの免疫細胞も減少している可能性があることも明らかにした。
報告したのはロシア連邦立小児血液・腫瘍・免疫研究センターのルミャンツェフ・センター長。2009年〜10年にベラルーシに住む約550人の子どもの体内の放射性セシウムを調べると、平均で約4500ベクレル、約2割で7000ベクレル以上の内部被曝があったという。
03年にベラルーシで亡くなった成人と子どもの分析では、脳や心筋、腎臓、肝臓など調べた8臓器すべてからセシウムが検出された。どの臓器でも子どもの方が濃度が高く、甲状腺からは1キロ当たり1200ベクレル検出された。
内部被曝の原因として、食品の規制が徹底されていない可能性が考えられるという。ルミャンツェフさんは「周辺地域の食品はまだ汚染されている。周辺の子どもを3カ月間、汚染のない地域に移住させ、汚染のない食品を食べさせると、体内のセシウム量はかなり減った」と話した。
また事故3年後の1989年から約10年間、事故の影響を受けたロシアのブリャンスク州の子どもの血液細胞を調べると、過剰に発生すると、がんや心臓疾患の一因で、細胞を傷つける活性酸素などのフリーラジカルが通常の約2倍多かったという。病原体を攻撃する抗体をつくる免疫細胞は、通常より1割以上減っていたという。ルミャンツェフさんは「内部被曝により細胞レベルで様々な影響が出ていると考えられる。因果関係の調査が必要だ」と指摘した。
チェルノブイリでの先例として「(原発事故から20年以上たっても土壌汚染により)周辺地域の食品はまだ汚染されている。周辺の子どもを3カ月間、汚染のない地域に移住させ、汚染のない食品を食べさせると、体内のセシウム量はかなり減った」ということがちゃんと分かっている訳ですよね。放送作家さんとかの、マスメディアに影響力を持つ人は、こういったきちんとした学術的先例について、マスメディアを通して大勢の人々に周知していく努力、人々の被爆量を減らす努力をやめないで欲しいなあと思います…。僕のような無力な人間が、アクセス数の少ないこのブログに危険性を書いても、その危険性を人々に周知することは全くできないですから…。
まだ分からないことの多い、被爆という危険性を如何に人々に理解してもらうか、それは、丹念で丁寧な、細やかな努力が必要だと思います。チェルノブイリでも、被爆による健康被害という事象を理解してもらうことに、非常に時間が掛かりました。被爆という新しい事象を人々に理解してもらうのは一朝一夕にできることではない、そのことを念頭において、長い時間を掛けて努力する必要があるのだと思います。そのためには、科学的に被爆を説明した学術的なデータの提示が必要です。NHKが出版したドキュメンタリー「朽ちていった命」などの書籍はこの辺の説明がきちんとなされているので、こういった学術系の図書を沢山購入して、「放射線量調査は失礼で迷惑」とかいう人がいたら本を無料でお渡しするとか、そういった丁寧な努力が長期間にわたって必要だと思います。そういった努力の上で、始めて、人々の被爆を減らし、健康被害を減らすという、生命を守る目的が達成されると思います。
最後に、僕は収入がなく現在生活が大変で、ギフト券を贈って頂けたり、アフィリエイトで買い物をして頂けたりしますと、とても助かります…。このようなお願いを申し上げて、申し訳ありません…。
福島 原発と人びと (岩波新書)
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