2011年10月23日 13:11
「〈起業〉という幻想 アメリカン・ドリームの現実」起業家のほとんどは『ドラえもんがやってこないのび太くん』…。
〈起業〉という幻想 ─ アメリカン・ドリームの現実
本日の朝日新聞で山形浩生さんが書評を書いている「〈起業〉という幻想 アメリカン・ドリームの現実」、興味深いのでご紹介いたします。
本書、図書館で読もうと思ったら入ってなかったです…。お金なくて図書館にないと読めない…orz ぐぐって見ると、起業家の大多数は会社勤めに失敗して起業、成功率は僅かであり、資本金は起業家個人の貯金で平均25000ドルということのようですね…。ドラえもんが来る前ののび太くんそのものじゃないか…。

のび太くんのところにドラえもんが来た理由は、のび太くんはどこにも就職できず、自分で会社を起業、会社がつぶれて莫大な借金を背負い、その借金によってのび太くんの孫のセワシくんが極貧生活を送っているため、セワシくんがドラえもんを使ってのび太くんの過去を改変して借金を帳消しにしようと考え、ドラえもんが未来から送られて来たのです…(ドラえもん第一巻第一話「未来の国からはるばると」)。
余談ですが、この行動は完全な時間法違反(未来から過去に干渉して歴史を変えてはいけないというドラえもん世界の法律)なのに、なぜタイムパトロールがドラえもんやセワシくんを逮捕しないのかは、ドラえもん世界の大いなる謎とされています。閑話休題。
僕は今現在、お金が全くなくて非常に苦しい生活を送っているので、若いお方々はネットで振りまかれるおかしな起業家幻想に巻き込まれることなく、きちんと会社や役所から収入がはいる地道で堅実な会社員や公務員としての人生設計を立てて欲しいなと思いますね…。お金のない生活は毎日寿命が削られていくような辛い苦しい暮らしです…。スコット・A・シェーン氏の言うとおり、最初から起業に失敗しても困らないだけの余裕のあるお金持ちの人が起業するのは、失敗しても生活に困ることはなく、成功すれば大いなるアメリカンドリームの実現者となれるわけで、それは良いことと思います。ただ、失敗したら全てを失う貧乏人は起業などしない方が、幸せになれる可能性は遥かに高いと思います…。お金ない貧乏暮らしは辛いです…。

ドラえもん 1 (藤子・F・不二雄大全集)

〈起業〉という幻想 ─ アメリカン・ドリームの現実
アマゾンOTAKUストア
TVゲーム総合ストア
アニメーション総合ストア
漫画コミック総合ストア
ホビー・フィギュア・トレカ総合ストア
食品&飲料総合ストア
ペット用品総合ストア
電化製品・家電製品総合ストア
パソコン及び周辺機器・消耗品総合ストア
PC18禁ゲーム総合ストア
amazon液晶テレビ総合ストア
クラシック音楽ストア
アマゾンギフト券ストア
アマゾントップページ
本日の朝日新聞で山形浩生さんが書評を書いている「〈起業〉という幻想 アメリカン・ドリームの現実」、興味深いのでご紹介いたします。
朝日新聞2011年10月23日書評欄
山形浩生「安易な「夢」にデータで冷や水」
スコット・A・シェーン著「〈起業〉という幻想 アメリカン・ドリームの現実」書評
近年のアップル社の成功で、日本版ジョブズ待望論や、景気回復には起業による創造的破壊が必須、といった物言いをあちこちで目にする。そしてアメリカは起業に有利な環境だから、日本も政策的に企業家支援を、という話も多い。
が、それは本当か?本書はアメリカの起業についての実証データを下に、そうした物言いに冷や水を浴びせる。
そもそも、アメリカはさほど起業が多くはない。またみんなのイメージするハイテクベンチャーなんかごく少数。実際にはほとんどがお店やカフェを持ったという程度。
また起業家というと、若者が革新的なアイデアで業界に殴りこみをかけるイメージだが、実際は中年で犯罪歴が多く、起業の理由も協調性がない(会社で上手くやっていけない)だけ。独創性がなくてすぐにつぶれるところ多数。
だから本書は、安易な起業信仰はダメだ、と指摘する。むしろ起業しにくくして、安易に勤め先を辞めさせない方が社会的には有益なのだ!
成功するのは、学歴と所得の高い白人男性による、高成長分野の会社で、投資家が行列しているところだという。
だから支援するなら、そうした起業家を選別教育すべきだという指摘は、政策立案者にとっても重要な示唆を与えてくれる。くれるのだが……。
本書にうなずきながらも、僕は少し首をかしげてしまう。著者の言うような有望起業は、それだけ有利なら改めて政策的に支援する必要はないのでは?そして本書の提言――資本金豊富、株式会社、大きなビジネスだけを支援――に従ったら、ジョブズもアップル社も芽がでなかったのでは?
平均で見れば著者の言う通りだが、ベンチャーの醍醐味は平均を突破するところにあるのでは――だが、それこそまさに「起業という幻想」そのものなのかもしれない。起業させたい人はぜひご一読を。そして安易な起業を夢見るそこのあなたも!
本書、図書館で読もうと思ったら入ってなかったです…。お金なくて図書館にないと読めない…orz ぐぐって見ると、起業家の大多数は会社勤めに失敗して起業、成功率は僅かであり、資本金は起業家個人の貯金で平均25000ドルということのようですね…。ドラえもんが来る前ののび太くんそのものじゃないか…。

のび太くんのところにドラえもんが来た理由は、のび太くんはどこにも就職できず、自分で会社を起業、会社がつぶれて莫大な借金を背負い、その借金によってのび太くんの孫のセワシくんが極貧生活を送っているため、セワシくんがドラえもんを使ってのび太くんの過去を改変して借金を帳消しにしようと考え、ドラえもんが未来から送られて来たのです…(ドラえもん第一巻第一話「未来の国からはるばると」)。
余談ですが、この行動は完全な時間法違反(未来から過去に干渉して歴史を変えてはいけないというドラえもん世界の法律)なのに、なぜタイムパトロールがドラえもんやセワシくんを逮捕しないのかは、ドラえもん世界の大いなる謎とされています。閑話休題。
僕は今現在、お金が全くなくて非常に苦しい生活を送っているので、若いお方々はネットで振りまかれるおかしな起業家幻想に巻き込まれることなく、きちんと会社や役所から収入がはいる地道で堅実な会社員や公務員としての人生設計を立てて欲しいなと思いますね…。お金のない生活は毎日寿命が削られていくような辛い苦しい暮らしです…。スコット・A・シェーン氏の言うとおり、最初から起業に失敗しても困らないだけの余裕のあるお金持ちの人が起業するのは、失敗しても生活に困ることはなく、成功すれば大いなるアメリカンドリームの実現者となれるわけで、それは良いことと思います。ただ、失敗したら全てを失う貧乏人は起業などしない方が、幸せになれる可能性は遥かに高いと思います…。お金ない貧乏暮らしは辛いです…。

ドラえもん 1 (藤子・F・不二雄大全集)

〈起業〉という幻想 ─ アメリカン・ドリームの現実
アマゾンOTAKUストア
TVゲーム総合ストア
アニメーション総合ストア
漫画コミック総合ストア
ホビー・フィギュア・トレカ総合ストア
食品&飲料総合ストア
ペット用品総合ストア
電化製品・家電製品総合ストア
パソコン及び周辺機器・消耗品総合ストア
PC18禁ゲーム総合ストア
amazon液晶テレビ総合ストア
クラシック音楽ストア
アマゾンギフト券ストア
アマゾントップページ