2010年11月30日 23:57
「女子中高生ケータイ流行語大賞2010」の言葉、詩的な喃語なのかと思っていました…。『のをあある とをあある やわあ』
萩原朔太郎詩集 (岩波文庫)
「女子中高生ケータイ流行語大賞2010」というのが今度開かれるそうですが、そこに挙げられた流行語が驚くべきものでした。
「あげぽよ」「うぇーい」「やびゃあ」「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」「もいきー」「うけぴー」「ちゃいちゃい」「やっふぃ」etc
などなど、何がなんやら全く意味が分からなくて、僕としては、まったく意味の分からない、言語的な意味を放棄した喃語的な造語であるというところに、詩的な感性、詩情があるのかなと感じていたんですが、どうやらそれぞれの言葉に意味があるらしいと知って、二度びっくりです。下記サイトさんで意味を解説なされています。
僕としては、最後まで意味が分からない、意味のない言葉であった方が詩情があってよかったかなとも…。女子中高生の人々が全く言語的な意味を持たない、理解不可能な喃語で互いに音を発しあっているというのは、とても奇妙に不思議で動物的な、なんとも言えない詩情あふれる光景、萩原朔太郎の詩を彷彿とさせる詩情が溢れた詩的な日常であると感じていたので…。僕が女子中高生の人々が使っているという不可思議な言葉を見て、彷彿と感じたのは、萩原朔太郎の詩「遺伝」で青ざめ吼え続ける犬の姿でしたから…。『のをあある とをあある やわあ』
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「女子中高生ケータイ流行語大賞2010」というのが今度開かれるそうですが、そこに挙げられた流行語が驚くべきものでした。
「あげぽよ」「うぇーい」「やびゃあ」「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」「もいきー」「うけぴー」「ちゃいちゃい」「やっふぃ」etc
などなど、何がなんやら全く意味が分からなくて、僕としては、まったく意味の分からない、言語的な意味を放棄した喃語的な造語であるというところに、詩的な感性、詩情があるのかなと感じていたんですが、どうやらそれぞれの言葉に意味があるらしいと知って、二度びっくりです。下記サイトさんで意味を解説なされています。
FAMASAKI.COM「女子中高生ケータイ流行語大賞2010」候補の意味を特定」
http://famasaki.com/web/20101118005844/
女子中高生ケータイ流行語ノミネート一覧
あげぽよ~☆(あげぽよ♪)
→気分が高揚しているさま、あるいはその状態。あいさつに使われる場合もある。
アラシック
→病むほどに嵐(アイドル)が好きになってしまったファンの状態。
うけぴー(うけぴ)
→可笑しいさま、あるいはその状態。
ちょっちゅね
→同意の意。「ちょっと」の意と間違いやすいので要注意。「そっすね」が転じたもの。
もいきー
→気分がすぐれないこと。「気持ち悪い」を意味する「キモい」の派生。
やびゃあ
→大変なさま、あるいはその状態。「やばい」が崩れたもの。
ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽピー
→オリエンタルラジオ藤森とあやまんJAPANがAKB48の「ヘビーローテーション」に入れた合いの手。特に意味はない。
マキシマム
→最大、最高、最大限の意。嵐が番組内で流行らせたとされる。
ちゃんねー
→姉、もしくは妙齢の女性のこと。周回遅れで再び流行語に登場。
ありえんてぃ
→とんでもない、信じられないの意。「ありえない」から生じたもの。
もふもふ
→もこもこ、ふわふわしたものに使われる擬態語。
やっふぃ
→やあ、よう、どうも等の意で使われる挨拶。
ちゃいちゃい
→特定不能。
どうかしてるぜっ
→どうかしているのではないでしょうか、の意。ブラックマヨネーズ吉田のギャグから。
うぇーい
→やあ、よう、どうも等の意で使われる挨拶。
どゆこと!?
→どのようなことでしょうか、の意。TV番組「笑っていいとも!」でのタモリと爆笑問題太田の掛け合いから。
イイネ!
→良いこと、問題がないこと。
気にすんな、ワッショイ!
→気を取り直しましょう、の意。
なう
→今のこと、あるいは時流に適しているさま。
わや
→道理に合わないこと、あるいは収拾がつかないさま。関西芸人が広めたとされる。
僕としては、最後まで意味が分からない、意味のない言葉であった方が詩情があってよかったかなとも…。女子中高生の人々が全く言語的な意味を持たない、理解不可能な喃語で互いに音を発しあっているというのは、とても奇妙に不思議で動物的な、なんとも言えない詩情あふれる光景、萩原朔太郎の詩を彷彿とさせる詩情が溢れた詩的な日常であると感じていたので…。僕が女子中高生の人々が使っているという不可思議な言葉を見て、彷彿と感じたのは、萩原朔太郎の詩「遺伝」で青ざめ吼え続ける犬の姿でしたから…。『のをあある とをあある やわあ』
岩波文庫、萩原朔太郎詩集より
「遺伝」
人家は地面にへたばつて
おほきな蜘蛛のやうに眠つている。
さびしいまつ暗な自然の中で
動物は恐れにふるへ
なにかの夢魔におびやかされ
かなしく青ざめて吠えています。
のをあある とをあある やわあ
もろこしの葉は風に吹かれて
さわさわと闇に鳴つてる。
お聴き! しづかにして
道路の向うで吠えている
あれは犬の遠吠だよ。
のをあある とをあある やわあ
「犬は病んでいるの? お母あさん。」
「いいえ子供
犬は飢えているのです。」
遠くの空の微光の方から
ふるへる物象のかげの方から
犬はかれらの敵を眺めた
遺伝の 本能の ふるいふるい記憶のはてに
あはれな先祖のすがたをかんじた。
犬のこころは恐れに青ざめ
夜陰の道路にながく吠える。
のをあある とをあある のをあある やわああ
「犬は病んでいるの? お母あさん。」
「いいえ子供
犬は飢えているのですよ。」
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