2009年12月30日 09:19
NHKで放映している「星新一ショートショート」、エミー賞グランプリ取ったんですね。星新一さんの作品の思い出。
星新一 ショートショート1001
星新一 ショートショート DVD-BOX
昨日より、喉が痛くて体がだるく、熱を測ったら37.2度あったので、風邪を引いたみたいです。市販の風邪薬飲んで、ゆっくりしていたら、今日は昨日より調子がよく、熱も平熱に戻ったので、治ったみたいで良かったです。鳥肌が立つほどに寒いので、皆様方もお体の調子を崩されないよう、ご健康にお気をつけて、良いお年を。
昨日、NHKを見ていたら、NHKで時々放映している星新一さんのショートショートを映像化した番組「星新一ショートショート」が、エミー賞グランプリ(優れたTV番組におくられる賞)を受賞したと報じていました。エミー賞グランプリを日本の映像作品が受賞するのは始めてのことだそうでして、「星新一さんありがとう、あなたのおかげでグランプリが取れました」とNHKの人がエミー賞の授賞式でコメントしていましたね。その後、グラミー賞を取った星新一さんのショートショートを放映していました。どれも以前にNHKで見たことある作品(ボッコちゃんなど)でしたが、改めて見て、優れた原作に忠実に作られている完成度の高いショートショートだなと思いましたね…。
僕は星新一さんのショートショートが小さい頃から大好きでして、日本のSF御三家と言われる星新一、筒井康隆、小松左京の三氏のうち、一番初めにエッセイや漫画集(星新一さんは一コマ漫画の収集家・評論家でもありそれに関連した著作集あり)なども含めて、刊行されている全作品を読んだのは星新一さんですね…。小学三年ぐらいから読み始めて、中学にあがるくらいのときまでに星新一さんの刊行されている作品を全部読んで、その後は、星新一さんの新作ショートショート集や星新一さんが選者を勤めていたショートショートの広場(アマチュアの投稿したショートショート選集)の新刊を読むのを心待ちにしていましたね…。
星新一さんの作風は、年代とともにだんだん変わってきて、1980年代ぐらいまでの初期〜中期は、気品があって優雅で、なおかつ寸鉄人を刺すといった形の、上品なブラックユーモアのある作品(先に挙げた初期作品のボッコちゃんなど)が多いのですが、1980年以降くらいの後期からは、優しみとユーモアのあるカフカのような、民話的、寓話的な、地に足がついた感じのする作品が増えてきました。星新一さんの年とともに作風が変わるのが、星新一さんの作品を全部読んでなおかつ新刊を追いかけている僕としては面白かったですね…。僕としては、初期〜中期の大々的な広がりを感じさせるショートショート作品(「天使考」とか)の方が好みですが、後期の民話的な作品も結構好きで、お亡くなりになるまで、ずっと読み続けた作家さんです。お亡くなりになったときは、本当に心から悲しく思いました…。
新年1月2日のNHK総合23:10〜23:57、「星新一ショートショート」の第二期が放映されるとのことで、楽しみにしています。もしよろしければ皆様もご覧になって見ては如何でしょうか。おそらくは第一期と同じく、原作に忠実な質の高い優れた映像化と思います。
参考作品(amazon)
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星新一 一〇〇一話をつくった人
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昨日より、喉が痛くて体がだるく、熱を測ったら37.2度あったので、風邪を引いたみたいです。市販の風邪薬飲んで、ゆっくりしていたら、今日は昨日より調子がよく、熱も平熱に戻ったので、治ったみたいで良かったです。鳥肌が立つほどに寒いので、皆様方もお体の調子を崩されないよう、ご健康にお気をつけて、良いお年を。
昨日、NHKを見ていたら、NHKで時々放映している星新一さんのショートショートを映像化した番組「星新一ショートショート」が、エミー賞グランプリ(優れたTV番組におくられる賞)を受賞したと報じていました。エミー賞グランプリを日本の映像作品が受賞するのは始めてのことだそうでして、「星新一さんありがとう、あなたのおかげでグランプリが取れました」とNHKの人がエミー賞の授賞式でコメントしていましたね。その後、グラミー賞を取った星新一さんのショートショートを放映していました。どれも以前にNHKで見たことある作品(ボッコちゃんなど)でしたが、改めて見て、優れた原作に忠実に作られている完成度の高いショートショートだなと思いましたね…。
NHK「星新一ショートショート」が国際エミー賞グランプリを受賞!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20091211-00000008-the_tv-ent
僕は星新一さんのショートショートが小さい頃から大好きでして、日本のSF御三家と言われる星新一、筒井康隆、小松左京の三氏のうち、一番初めにエッセイや漫画集(星新一さんは一コマ漫画の収集家・評論家でもありそれに関連した著作集あり)なども含めて、刊行されている全作品を読んだのは星新一さんですね…。小学三年ぐらいから読み始めて、中学にあがるくらいのときまでに星新一さんの刊行されている作品を全部読んで、その後は、星新一さんの新作ショートショート集や星新一さんが選者を勤めていたショートショートの広場(アマチュアの投稿したショートショート選集)の新刊を読むのを心待ちにしていましたね…。
星新一さんの作風は、年代とともにだんだん変わってきて、1980年代ぐらいまでの初期〜中期は、気品があって優雅で、なおかつ寸鉄人を刺すといった形の、上品なブラックユーモアのある作品(先に挙げた初期作品のボッコちゃんなど)が多いのですが、1980年以降くらいの後期からは、優しみとユーモアのあるカフカのような、民話的、寓話的な、地に足がついた感じのする作品が増えてきました。星新一さんの年とともに作風が変わるのが、星新一さんの作品を全部読んでなおかつ新刊を追いかけている僕としては面白かったですね…。僕としては、初期〜中期の大々的な広がりを感じさせるショートショート作品(「天使考」とか)の方が好みですが、後期の民話的な作品も結構好きで、お亡くなりになるまで、ずっと読み続けた作家さんです。お亡くなりになったときは、本当に心から悲しく思いました…。
新年1月2日のNHK総合23:10〜23:57、「星新一ショートショート」の第二期が放映されるとのことで、楽しみにしています。もしよろしければ皆様もご覧になって見ては如何でしょうか。おそらくは第一期と同じく、原作に忠実な質の高い優れた映像化と思います。
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