2009年10月15日 04:40

何も出来る事も何も書くこともなく生活費もなくなってきて困っています…。フリーゲームご紹介。

お金も仕事もなく何もできることがなく、何も書くこともなく、困っています…。何もできることがないので僕の大好きなアニメである「あにゃまる探偵 キルミンずぅ」のアニメの第一回と第二回をそれぞれ三回ずつ見ていました。キルミンずぅはキャラがぷにぷに動くのが往年の名作アニメ「夢のクレヨン王国」(これも僕の大好きな作品です)を彷彿とさせて見ていて楽しいですね。僕は猫を飼っているんですが、キルミンずぅのキャラはみんな猫っぽい動きで、猫のぷにぷにした動きを上手に描いていますね。

キルミンずぅを見て、日清御膳の蕎麦とうどん(日清の一番安いカップめんシリーズ)を食べて、寝るしかないので、生活費も厳しく、何かとてもうつがぶり返してきたようで困りました…。フリーゲームもやりつくしてしまいました…。最近プレイしたフリーゲームで面白かったのは、以下の三作ですね。三作ともフリーゲームのまとめサイト「ど(ry RPGツクールやろうぜ!@ ウィキ」よりDLできます。三作ともお勧めです。

屍哀歌 ‐SIKABANE ELEGY‐
http://www16.atwiki.jp/motenai/pages/181.html
魔物が起こした列車事故で死亡した主人公が、魔物使いの少女の下僕として蘇生させられ、魔物と戦うRPG。物語は物凄くありがちでどこかで見たような展開ですが、RPGとしてとても丁寧な出来です。最後まで楽しくプレイできました。

MOTHER FUCKER
http://www16.atwiki.jp/motenai/pages/176.html
任天堂の名作ゲーム「MOTHER」のパロディゲーム。「MOTHER」の独特の世界観を、花村萬月氏風のバイオレンスと狂気に満ちたサウンドノベル+RPGの戦闘シーンという形で再構成した意欲作。非常に面白かったです。今回紹介する三作の中では最高峰と思いますね。とにかくサウンドノベル展開でのテキストが良い意味でぶっ飛んでいて、読んでいて爽快です。出てくる登場人物が全員ぶっ飛んでいて露悪趣味なのは好みが別れるかも知れません。上述の花村萬月さんの小説とか好きなお方々ならきっと楽しめるかと思います。本作はサウンドノベル部分の即物的に徹した描写(ひたすら抽象的な描写を行うTYPE-MOONの那須きのこさんの作風と対極にある描写と考えると分かりやすい)が上手いです。この辺、抽象的な描写(詩的な描写)より即物的な描写(散文的な描写)の方が読んでいてしっかりと物語を認識できる・物語に入りやすいということは、ノベル系作品を作る人はぜひ頭に入れておいて欲しいですね…。余談ですが、この辺のことについては小説現代新人賞の選考委員をやっている花村萬月さんが触れております。以下引用です。

花村萬月公式ホームページ ブビヲの部屋002
http://www2.odn.ne.jp/cbr37550/index.htm
時間がたってしまいましたが、第四回の小説現代長篇新人賞について。
 かなり厳しい選評を書きましたが、本音です。厳しい評価を受けた受賞者は発憤してください。私に対する怒りを作品に振りむけて、私を見返すような作品を発表してください。エンタテインメント系の新人賞応募作は、どういうわけか表現を勘違いしているものが多々見受けられます。
 描写において、抽象を排す。
 これを必ず守ること。もっとも、抽象を排すという抽象表現の意味がよくわからない人もけっこういそうです。あるいは頭で理解できても執筆においては実現不能な人も、たくさんいるでしょう。こういう人は、お手上げです。いかんともしがたい。

「描写において、抽象を排す。」ということは、重要なことだと思いますね…。那須きのこさんの作品も「月姫」「Fate」は即物的な描写も最低限きちっとやった上で抽象的な描写をやりまくっているのですが、「空の境界」のみは延々と続く抽象的な描写のみの作品になってしまっており、小説としてあまり出来は良くなかった(物語において何が起こっているのか明示的に示されない為、内容が極めて理解しにくくなっている)と思います。那須さんの亜流には「空の境界」パターンに嵌っている作品が多いのは残念です…。閑話休題。フリーゲームの話に戻します。

創剣物語
http://www16.atwiki.jp/motenai/pages/107.html
王道ファンタジーRPG。RPGとしてシステム・シナリオ・戦闘・謎解きetc全ての要素が素晴らしく良く出来た傑作。先に挙げた「MOTHER FUCKER」は異色作なので、正統なタイプのフリーゲームということでは、本作がずば抜けた出来です。飽きずに最後までプレイできる優れたRPGでして、FF5あたりを彷彿とさせます。出来としてはFF5に匹敵していると思いますね…。王道ファンタジーRPG好きはぜひプレイお勧め。最後まで楽しめる傑作RPGと思います。

こんな感じです。この三作は面白かったです。ただ、この三作をプレイした以降は、なかなか面白いフリーゲームに巡り合えず、何もすることがないので、うつっぽくて辛いです…。吾妻ひでおさんが書いているように、何か面白い熱中できる物事があれば良いのですが…。何もない無な感じです…。

何かに熱中しているとうつがでないから精神衛生上良い
(吾妻ひでお「うつうつひでお日記」)

生活も苦しくなってきて全てが無意味に感じられる虚しさに襲われる感じです…。ちょうど以下のような感じです…。

昼食用に卵割っていたら虚しさに襲われる

(卵が…割れる…白身と黄身が…でろりん)
(吾妻ひでお「うつうつひでお日記」)

民主党政権、無職で生活に困っている人に支援してくれるといいんですが、そういう支援、今のところ僕にも僕の周囲にも何もないですね…。相変わらず医療費も1割取られますし…。医療費だけでも、早く元に戻す(以前は5%負担)になってくれると助かります…。

参考作品(amazon)
うつうつひでお日記 DX (角川文庫 あ 9-2)

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