2009年01月19日 15:27

イスラエル・ハマスが停戦し、イスラエル軍がガザから撤退するようで、ホッとしました。

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン・ソナタ集
プロコフィエフ:作品集

NHKのニュースを先ほど見ておりましたら、イスラエル・ハマスが停戦し、イスラエル軍がガザから撤退する模様で、ホッとしました。少しでも多くの人命が停戦によって助かればと思います。

僕は先日より甚だしく体調悪く、今現在はお腹を壊しており、ぐったりしながら、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲、アバド指揮、ミンツ演奏の音楽CDを聴いていました。シュロモ・ミンツ(イスラエルで育った世界的なヴァイオリニストです)のヴァイオリンが僕はとても好きで、ミンツはヴァイオリンの天才的名手であると思います。優れた指揮者であるクラウディオ・アバドと優れたヴァイオリニストであるシュロモ・ミンツは相性がよく、このCDと同じく、二人が組んだメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲やブラームスのヴァイオリン協奏曲も素晴らしいです。

僕の持っているバージョン(アバド&ミンツでヴァイオリン協奏曲一番二番を弾く)の音楽CDは絶盤(amazonでも入手不可能のようです)ですが、アバド&ミンツのヴァイオリン協奏曲一番のみは、プロコフィエフ作品集で聴けるようです。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲も長らく絶盤でしたが、来月再盤されるようです。プロコフィエフの方もメンデルスゾーンに負けない美しさのヴァイオリンなので、ぜひこちらもブラームスと一緒に再盤されるといいなと思います。

上記の音楽のような美しいアートが、少しでも人々の傷を癒し、平和への糧になればいいなと心から思います。あまり文章が書けずに申し訳ありません。最後に、ヘルマン・ヘッセの文章を引用してご紹介致します。

この世はわたしたちにもうほとんど恵みを与えてくれません。この世は、ただもう喧騒と不安から成り立っているようにしか見えないこともしばしばです。けれど草や木はそれでもやはり成長します。たとえいつの日か地上がすっかりコンクリートの箱で覆われてしまうことがあっても、雲のたわむれは相変わらず存在するでしょう。そしてあちこちで人間は芸術の助けを借りて神性なものに通じる扉を開けておくでしょう。
(ヘルマン・ヘッセ「老年の価値」)

参考作品(amazon)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン・ソナタ集
プロコフィエフ:作品集
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
老年の価値

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