サウンド・オブ・サイレンス

今日、起きて、猫に餌挙げて、朝食をとった後、テーブルから落ちたものを拾おうとして椅子からしゃがみこんでお腹を折り曲げたら、左わき腹に今まで感じたことのない、鋭い、酷くキリキリする腹痛が走って、痛みで動けず、そのまま床に横になって臥せっていました。だんだん時間と共に痛みが薄れてきましたが、この文章を書いている今現在も痛いです。

先日より心痛と肉体的な痛みが酷かったのですが、こんなキリキリするような、切り傷のような痛みがお腹に走ったのは始めてで、動揺しています。次の診察日に病院の先生に相談してみようと思います。

今も切ったような痛みがしていて、あまり文章を書けずに申し訳ありません。お腹が痛くて伏せながらケンプのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第14番「月光」、第17番ニ短調「テンペスト」 、第21番「ワルトシュタイン」、第23番「熱情」、ピアノ・ソナタ第26番「告別」を聴いていました。僕は「悲愴」と「月光」が好きです。ベートーベンのピアノ曲はケンプが僕は好きです。特に月光の第一楽章:アダージョ・ソステヌートの静かさは痛みを和らげてくれます。

まとまりのない文章になってしまい、申し訳ありません。痛いのと寒くて、心痛で文章を書くのが難しいのですが、書かないと、唯一の収入源が途絶えてしまうので、お見苦しい文章を書いてしまい、本当に申し訳ありません。ごめんなさい。

ピアノ・ソナタの話に戻りますと、月光の第一楽章のような静けさの美しさは、今の世界に評価されて欲しいなと僕は、思います。TVとか非常にうるさくて、とても見ていられません。静かな音楽が心を助けてくれます。サイモン&ガーファンクルの名曲、「サウンド・オブ・サイレンス」を思い出します。日常のノイズ(世界のノイズ)に耐えられなくなった主人公の心情を歌った歌詞と僕は理解しています。

ポール・サイモンの「サウンド・オブ・サイレンス」論
http://www.st.rim.or.jp/~success/soundofSi_ye.html

サイモン&ガーファンクル
「サウンド・オブ・サイレンス」(抜粋日本語訳)

裸電球の明かりにぼくは見た
一万人かもっと沢山の人々を
話すことなくしゃべり
耳を傾けることなく聞き
声に出して歌われぬ歌を書いていた
そして誰も沈黙の音を遮ろうとはしない

沈黙の音というのは、あまりに情報が多すぎて、情報が全てノイズのようになってしまっている、本当は意味のある情報もあるのに、それらも全部一緒くたに巻き込まれて、意味を失っている、まさに高度情報化社会である現代社会の有様を的確に捉えている歌詞だと思います。

意味のある情報、それは生命に関する情報、戦争や貧困の情報だと僕は思います。今日一日お腹の痛みで臥せながら、NHK衛星第一で放映しているアメリカのABCなどのニュースを見ていましたが、オバマ大統領の娘さんが新しいスクールに初登校日とかいうのが、大きなニュースとして取り扱われており、世界情勢、特に中東の情勢を知りたかったんですが、日本のTVニュースと同じく、全く国際情勢には触れずにABCニュースは終わってしまい、愕然としました。ABCニュースが、オバマ大統領の娘さんが新しいスクールに入ってチーズ入りオムレツかなにかを食べたことを大々的に報じており、わざわざ心理学者のコメンテーターまで用意して『学校を代わった訳ですから、今日の娘さんはオバマ氏よりも、大変ですね』とかコメントを発表し、ABCニュースのあまりのワイドショー化(ノイズ化)に絶望しました。

何かもう、世界はどうなっているのかと僕は思います。非常にお腹の痛みと心痛と不安で酷い状況です。辛いです。

『わたしが求めるのは憐れみであって、いけにえではない』
(マタイ福音書)

世界に意味を感じ取る心優しき慈悲のお方々がいることを、心から願います。皆様方の生の平安を心から祈ります。

参考作品(amazon)
サウンド・オブ・サイレンス
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第14番「月光」、第21番「ワルトシュタイン」、第23番「熱情」
ベートーヴェン:Pソナタ第21
ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ全集
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