聖書名言辞典
蟹工船・党生活者 (新潮文庫)

非常に体調悪く、風邪を引いたのと、口内炎が酷くて血がでて、お腹も痛くて辛いです。ほとんど更新できないことをお許しください。

先のエントリとも関連しますが、貧しい人々を助けようとして動いているロスジェネ(ロスト・ジェネレーション、就職氷河期の貧しい世代)の人々(具体的には雨宮処凛さんや赤木智弘さん)に対し、人文系アカデミズムの大権威である東浩紀氏が猛アタックを講義などでかけているそうで、右派富裕保守層の大物代弁者としか思えぬ行動ばかりとっておられる東浩紀氏らしいやり口で、ああ、この人はひたすら貧しい人々を苦しめることをやめてくれないんだなと思って、真っ暗な気持ちになりました。

東浩紀氏が貧しい人々に冷淡な態度を取るのは嫉妬だそうです。東浩紀氏は大変な権力者です。巨大な権力者が、弱い人々に対して嫉妬を覚えるということは僕の理解の範疇を超えています。自らの嫉妬ゆえに貧しき人々を助けようとする人々を押し潰すということ、僕には理解できません。東浩紀氏の側付きのライターが東浩紀氏の講義内容を記録しておりまして、それを読んだところこう書かれておりました。

東浩紀氏東京工業大学講義内容(2008/12/5)
「ロスジェネ
流行語新語対象にノミネートされている
浅田彰のスキゾの後はロスジェネか
嫉妬心交じりの暗い気持ちを抱いたりする」

完全完璧に東浩紀氏に幻滅しました。巨大な権力を持ちながら、自分より弱い立場の人々に嫉妬覚える心理というのはどう考えても僕には理解できないです。この人は本当に危険な、本当の意味で日本の貧しき人々にとって危険な思想家だと強烈に感じました。僕は東浩紀氏の著作(対談も含めて)、僕の知る限り、全部目を通しておりますが、東浩紀氏の思想は、結局のところ、彼が書いた小説の主人公の以下の発言に集約されると思います。

「ぼくたちは、人類の全員に尊厳(富)を配分することはできない。だとすれば、ぼくたちにできるのは、地下室人(貧しい人々)を地下室人のまま生かし続けることにしかない。彼らの呪詛(助けてくれという懇願)を呪詛として受け止め、その言葉を決してどこにも届けることなく、尊厳が奪われた亜人間(貧しい人々)の生をそのまま受容する空間(スラムや収容所)を用意するしかない。地下室人を人間に引き上げること、昇華=止揚することは、決して彼らを救うことにならない。それはまた別の地下室人(貧しい人々)を作るだけだからだ」(中略)

「地下室人を地下室に放置しながらその宿命から仮想的に解き放つ可能性、言い換えれば、富はそのままにして(富を再分配せず)、尊厳(気持ち)だけを無限の可能世界(貧しい人々を自らの貧しさから目を逸らさせる幻想、アメリカンドリームのTVドラマ、インターネットの無料娯楽コンテンツ等)から調達(洗脳)することでその総量を爆発的に増やす(人々を究極的な富を持つ少数の管理者と、貧しく洗脳されている大勢の人々に二極化する)」(中略)

「そして、その実現のためには、ぼくたちは、いまのグローバル化、新自由主義化、監視社会化をおしとどめるのではなく、むしろその流れをはるかに徹底して、臨界まで推し進めなければならないのだ」
(東浩紀「ファントム、クォンタム」)

世界金融危機を生み、格差を極限まで広げて行き、僕のような多くの生活すら困難な貧しい人々とテロと復讐の連鎖を生み出した『グローバル化、新自由主義化、監視社会化』を東浩紀氏は『その流れをはるかに徹底して、臨界まで推し進めなければならないのだ』と唱えています。

僕はインターナショナルな友愛としてのグローバル化には賛成ですが、東浩紀氏の唱える富の格差が極限化した二極化システムが支配する悪夢のようなグローバル新自由資本主義監視社会には反対です。新自由主義化、監視社会化、両方とも絶対に反対します。しかし、僕のような一日数百アクセスのブログから御心お優しきお方々からご慈悲を賜わって生活の糧を得ている、貧しくかつかつの生活で精神病で失業していて、国の助けも得られない人間が、東浩紀氏に反対しても無力です。象と蟻以上のパワーの差があります。心底から絶望的です。

東浩紀氏は東大閥のアカデミズム権力者、既に若くして東京工業大学の教授でありNHKとも大きな繋がりを持ち講談社とも大きな繋がりを持ち、大物である義父のお力もあり、そのような人物が、個々の唯物的実在としての貧しい人々を救おうとしている雨宮処凛さんや赤木智弘さんを潰すということ、非常に絶望しました。個々の唯物的実在を救おうとしているのは僕の支持している日本共産党もそうです。それが、巨大な権力を持つ学者の手によって潰されるのかと思うと、酷く絶望を感じます。もはや、僕も含めて日本の貧しき人々が救われる可能性は絶望的だと感じます。苦しくて不安で辛いです。胸が潰れたようです。

非常に切実に苦しいです。強力で残酷な指導者とそれを支える強力な理論家ということで、アルフレート・ ローゼンベルクを思い出します。怖いです。日本の未来が非常に怖いです。

非常に気持ちが落ち込んでおり、絶望的です。先日の聖書名言辞典から再び引用させて頂きます。

『彼は、私の周囲に石で垣を巡らし、重い青銅の足枷をつけたので、私は出られない』
(哀歌3-7)
八方塞がり、手枷足枷の状態。「私がどんなに叫び、助けを求めても、彼は私の祈りに耳を閉ざす」。苦難の只中にいる者の無力感。あるいは神の非情を叫びたくなる瞬間。

『私の魂は平安から斥けられ、幸福を忘れた』
(哀歌3-17)
神に見棄てられた者の絶望。

『私の敵は、何の理由もなく、小鳥のように私を追い回した』
(哀歌3-52)
弱い者を執拗に追い回す残酷な敵。「王が蚤一匹のために」(サムエル記24-15)「山でシャコを追うように」(サムエル記26-20)

『乳飲み子の舌は渇いて上顎に付き、幼子らがパンを乞い求めても、与えるものは誰もいない』
(哀歌4-4)
敵に町を包囲され、食料を断たれ、飢餓状態に追い込まれた町。その悲惨の最初の犠牲になるのは小さな弱い者たちである。哀歌2-11〜12参照。

『剣にかかって死んだ方が、飢餓で死ぬよりも幸せだ』
(哀歌4-9)
飢餓がいかに凄惨なものであるかは、体験した者にしかわからない。
(「聖書名言辞典」)

「悲惨の最初の犠牲になるのは小さな弱い者たちである」僕は辛くて辛くてもうダメでも、小さな弱い者のために、東浩紀氏らのような『グローバル化、新自由主義化、監視社会化をその流れをはるかに徹底して、臨界まで推し進めなければならない』という悪夢のような残酷な勢力に抵抗してくれる人々の良心を信じたいです。

とても疲労が酷いです。酷い困窮、疲れて全身が痛みます。これからの日本の人々のことを考えるととても辛いです。

参考作品(amazon)
聖書名言辞典
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聖書―和英対照
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小型聖書 - 新共同訳
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蟹工船・党生活者 (新潮文庫)
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マンガ蟹工船―30分で読める…大学生のための
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