2008年10月25日 09:43

僕は後14ヶ月以内に1ドル=80円、日経平均は5000円台に突入し大恐慌が訪れると予想します。ブラームス「ドイツ・レクイエム」「交響曲第四番」

ブラームス:ドイツ・レクイエム
ブラームス:交響曲第4番他

僕は後、14ヶ月以内に円高が一ドル=80円台となり、日経平均は5000円台に突入する大恐慌が日本にも訪れると推測致します。アメリカ経済が金融恐慌とビック3の凋落によって保護主義化・一国孤立主義化することはオバマ大統領の当選確実からも、ほぼ間違いないことと思われ、日本は使い捨てのボロ雑巾のように捨てられる可能性が極めて高いと予見するからです。

アメリカへの外需頼みの日本は、間違いなく凋落していくことが推測されます。上記、日経平均が5000円台に突入した場合の日本の状況を、先週の週刊新潮が載せていました。週間新潮は買うお金がなくて、週間東洋経済のように図書館にもないので、立ち読みした僕のあやふやな記憶書きになりますが、どうかご容赦下さい。

週間新潮において明治大学教授の高木勝氏が株価が5000円台に突入し、日本が大恐慌に陥った場合の分析をされておりました。中小企業だけでなく大企業すらも連鎖倒産し、失業者は七百万人を超え、自殺者は三倍以上になる(十万人以上になる)ということを書かれておりました。またそうなると、失業者が溢れるので(失業者に対する日本の社会保障制度が現在実質機能破綻していて、僕のような若年層・壮年層は稼動年齢とやらではねられます。僕も失業病気貧困生活苦で困り果てていますが保護受けられません。)、治安が極度に悪化し、暴動などが起きる暗黒の時代を日本は迎えることになると推測されておりました。

この最悪のケースへ、日本はひた走っているように思います。日本はアメリカに頼りきった国家なので、アメリカが自国の危急存亡を迎えるときは、アメリカはお荷物と化した日本を容赦なく見捨てることは間違いないでしょう。特に、米民主党にはその傾向が顕著で、円高と世界恐慌の中で日本は経済的に破滅(恐慌)し、あらゆる方面で破滅してゆくと思います。

まさに国家というものは、栄枯盛衰、破滅へと向かうものなのだなあと思います。僕がうつ病で失業し、病気と貧困生活苦で、命を削り取られる破滅へと向かってゆくように、日本も破滅への道をひた走るでしょう。

僕は日本が生き残るには、アメリカに頼らない独自の資源外交を行って国内資源を確保するしかない、それには、中国やインドとの友好的な関係は勿論必要ですが(その点、先日インドとトップ会談を行い、友好関係が保てたのは日本にとって大きな前進です)、それだとやはり南方資源依存になるので、北方の資源確保ルートを持つしかない、ドイツのように、ロシアとの友好関係を強化して、ロシアのエネルギー資源を確保するしか、生き残る道はないと思います。

EUも決して一枚岩ではなく、EU首脳四カ国、ドイツ・イタリア・フランス・イギリスのうち主にロシアと関係の深い親ロシアのドイツと反ロシアのフランス・イギリスは仲が悪いです。今回の金融危機によって、イギリスが煽り立てている側面も大きいのですが、ドイツとフランスの関係は決定的に悪化しています。またイタリアは独自外交でロシアとの接近を深めています。日本がもしロシアと繋がることが出来れば、ポスト・アメリカの世界において、日本・ロシア・ドイツ・イタリア・イランを中心とした中東諸国(カタール等)と、北方の大陸経由で繋がることができます。もしこれが出来れば、ポスト・アメリカの世界において、日本は生き残る可能性が高まります。逆にこれができないと、いずれ日本は中国の属国として組み込まれることになり、日本という国家はじわじわと消滅してゆくと思います。

前回の世界大戦において、日本は日独伊の軍事同盟を結び、破滅しましたが、それは三国がアメリカ・ロシアを敵に回す破滅的な二面作戦を取ったからです。今後、日露独仏伊中東諸国で北方大陸を中心とする経済的な協定を結ぶことが出来れば、日本はアメリカに捨てられ、ポスト・アメリカ、世界恐慌下の元において中国の属領となる運命を免れることが出来ると思います。

しかし、日本の外務省は、省益セクショナリズムの為に国益を無視して完全なる対米従属路線を取っており、日本がロシアと友好関係を結ぼうとするのを妨害するでしょう。日本とロシアが友好関係を結ぼうとしても、外務省の省益セクショナリズム、対米従属官僚達の手によって、極めて困難が予想され、結果、日本は恐慌・破滅へと転がり落ちてゆくことが推測されます。後の歴史家は評するでしょう、日本という国の衰亡は、省益セクショナリズムにひた走る亡国の徒である官僚達主導の元、衰亡破滅へと追いやられていったと。

もはやこの国には絶望しかありません。作家の村上龍さんが「希望の国のエクソダス」で「この国(日本)にはなんでもある。だが希望だけがない」と書いていますが、今後はアメリカに頼りきった資源小国である日本の衰退は免れず、「この国には何もない。そして絶望だけがある」という状態へ、国全体が変化してゆくでしょう。

僕はうつがどんどん重くなり、生活が苦しく(僕は猫と暮らしており、一月の食費等生活費医療費にどうしても四〜五万円位掛かってしまいます、本当にごめんなさい)、amazonギフト券を贈って下さるお方のご善意ご慈悲と、アフィリエイトで買い物して下さるお方のおかげで、なんとか生きのびています。本当にありがとうございます。心から感謝致します。ただ、そのうち、どうしても貧困の果てに生きのびれなくなると思います。どうか、その時はご容赦ください。生きることに限界が来ることを、ご支援してくださった方に感謝の気持ちを最期まで抱きながら、どうかお詫び申し上げます。

日本もまた、僕と同じように、破滅への運命を転がりおちてゆくと思います。僕はブラームスの「ドイツ・レクイエム」(レクイエム曲の中で一番好きです)を聴きながら、避けられぬ訪れの死を思っています。第六楽章を聴くと、重き震えが全身に走ります。素晴らしい名曲です。

ドイツ・レクイエムについては先日より悲嘆なる曲を紹介しているとき、一昨日、引用の形で少し触れましたが更に引用させて頂きます。ブラームスの音楽の暗い悲嘆と絶望の音色は、素晴らしいです。特にこの曲は、クレンペラー指揮の盤が素晴らしい名盤、お聴きになることをお勧めいたします。

主よ、私に教えてください
私には終わりが来ることを、
そして私の人生には定められた運命(死)があり、
私は人生から別れなければならないことを。
ご覧下さい、私の日々は
あなたの前では掌の広さしかなく、
私の人生はあなたの前では無に等しきことを。
ああ、どんなに確実に生きていようとしても、
全ての人間は無に等しいのです!
それ故に人間は幻影の如く歩きまわり、
沢山の無駄な行動を起こすのです。
彼らは蓄財はしても、
それが誰のものになるかは知らないのです。
ですから主よ、何を私の慰めとすればよいのでしょうか?
私はあなたにおすがりします。
(ブラームス「ドイツ・レクイエム」)

また、ブラームスにおいては、フルトヴェングラー指揮のブラームス交響曲第四番が実に素晴らしく、ブラームス演奏の最高傑作と思います。こちらも素晴らしい名盤、お勧めいたします。どちらも暗い時代に相応しい名盤名曲であると思います。

参考作品(amazon)
ブラームス:ドイツ・レクイエム
ブラームス:ドイツ・レクイエム
ブラームス:交響曲第4番他
ブラームス:交響曲第4番他
希望の国のエクソダス (文春文庫)
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