ねこねこブログ

ねこねこと申します。ねこ大好き(*^^*)アニメ、マンガ、ゲーム、本とかも大好きです。楽しいことたくさん書いていきたいと思います。今、うつ病で無職で生活が非常に貧困困窮しておりまして、買い物してくださるととても感謝します。メールについてはこちらをご覧下さい。リンクフリーです。ツイッターはこちらです。https://twitter.com/kemohure

2013年05月

ギフト券贈って頂きありがとうございます…。「進撃の巨人」第7話、涙が出ましたね…。

本月20日にギフト券贈って頂きまして、ありがとうございます。お心遣いとても嬉しく、心からありがたく思いました…。とても助かります…。

最近視聴した作品では、「進撃の巨人」のアニメがとても良いですね…。特に、最新話である第7話には涙がでました…。戦時的な、非常に残酷な例外状態の世界を描きながら、なおかつ人間の他者への思いやりの心の尊さを描いて感動させるというのは、非常に難しい手法なんですが、それを見事に成功させていると感じました。ライトノベルなどが代表するようなエンターテイメントコンテンツの主流である喜劇とは全く逆の方向性、悲劇から、作品を形成させるという荒業を見事に成功させているアニメだと思います。

基本的に、エンターテイメントコンテンツというのは、『視聴者を楽しませること』が主眼ですので、主人公達は、物語的に優しく包摂されているんですね。ノースロップ・フライは物語を「喜劇的(主人公は物語世界において包括される、世界は楽園である)」「悲劇的(主人公は物語世界において孤立する、世界は残酷である)」に分けましたが、それでいうと、エンターテイメントコンテンツの多くは「喜劇的」に相当します。田中ロミオさんが指摘するように特に昨今のライトノベル(またそれを原作としたアニメ等)などはそれが顕著ですね。

ライトノベルの多くは、主要登場人物を取り巻く環境が難易度イージーに設定されていることが多い。主人公やヒロインが破天荒なふるまいをしても、周囲の人々(物語世界)が優しく受け入れてくれる。これは作風をポップにするための手法で、よほどの意図がない限り(ライトノベルにおいて)外すべきではない部分だ。これが(物語世界が主人公やヒロインにとって)ノーマルモードになってくると、主人公やヒロインがあまり特別扱いされなくなり、わりと社会の悪意にさらされやすくなってくる。人間関係の世知辛い部分もでてくる。辛いことも多い。

ライトノベル界には『娯楽作品の中くらい楽しい気分にひたりたい』というイージー志向の読者が多いだろうから、難易度ノーマルはなかなかリスキーな選択となる。だが、ノーマルでないと表現できない物語もあるから、どちらが正解とは断定できない。
(田中ロミオ。荒川工「ワールズエンド・ガールフレンド」解説より)

ここで、田中ロミオさんは、喜劇的な世界では描くことのできない表現が存在することを語っていますが、まさに進撃の巨人はそれを表現していると思いますね…。この作品は、まさに『悲劇』なんですね…。悲劇でしか語れないもの、それは、人間の裡なる崇高さ(裡なる善)です。世界が残酷であるからこそ、より人間の裡なる崇高な善が輝く、それを見事に体現した作品として進撃の巨人はあるんだなあと、第7話を見て感じ入りましたね…。

かつて私は人生に価値を与えるものは『美』だけだと信じたが、今はそうは思わない。『美』は一つの終止符なのだ。美しいものは、ただただ感心して眺めているだけのものだ。『真』も『美』も本質的な価値を持つとは言えない。

では、『善』はどうか。『善』の大半をなすものは、慈愛(ラヴィング・カインドネス)である。慈愛は、性愛の欠点である移ろいやすさに侵されない。慈愛は、『善』の中身である厳しい徳目に穏やかさを付与し、自制、忍耐、規律、寛容などを喜ばしく実践できるようにする。『善』はこの現象界において、それ自体が目標だと主張可能な唯一の価値である。『善』を行えば、それだけで充分報われるのだ。(中略)

我々は『善』に、人生の理由や説明をつけてもらっているのではない。人生を取り囲む悪を軽減してもらっているのだ。この出来損ないの世界において、我々は揺りかごから墓場まで悪(残酷さ)に取り囲まれている。そこにおいて善は、挑戦でも答えでもなく、(世界という残酷さから)人が自立した存在であることを確認することに役立つのである。善は、運命という悲劇的な愚劣さに対するユーモアからの反撃である。
(サマセット・モーム「サミングアップ」)

勿論、ライトノベルのような喜劇志向の作品も沢山あっていいと思うのですが(最後に引用いたしますが、喜劇志向の作品は、田中ロミオさんやサマセット・モームが言うように、願望充足という現実からの逃避志向を持つため、大勢の広範な読者の支持を得やすい)、進撃の巨人のような、悲劇志向の作品もあっていい、こういった悲劇志向のエンターテイメント作品が増えて欲しいと、私の個人的な作品志向の趣味としては、思いますね…。昔から悲劇作品を視聴することが私は好きなので…。ただ決して、喜劇を否定しているわけではないです。ライトノベルの主流のような喜劇は喜劇で良いものであると思います。最後に、モームが喜劇小説について語った言葉を引用させて頂きます。

「楽しく読める本に対して、そんな楽しい本(喜劇小説)を読むのは時間の無駄であるという人がいる。これは多くの人が抱く残念な誤解である。そんなことはない。読書は楽しくあるべきである。

もし読み始めて、どうしても楽しめないと気付いたら、たとえ国中の批評家が傑作だと保証しても、読むのをおやめなさいというのが私の助言である。

逃避のための文学だって、立派な文学であることをお忘れなく。アメリカで生まれた最高の本の一冊はハックルベリー・フィンだが、これが逃避のための文学でないとしたら、一体何であろうか」

「私が皆さんに強調したいのは、何かの目的のためではなく、ただ楽しいからというので読書することの大切さです。読書の習慣を身につけると、この世の不快なことから身を守ることができます。風邪の頭痛を我慢するのにも、報われぬ恋の苦悩にも、毅然として耐えることができます。

読書の習慣は早くに身につけるべきなのですが、手にする本が楽しくなければ、習慣はつきません。これを読め、あれを読めと命ずると、子供は容易に読書嫌いになります。子供が下らぬものを読むといって、教師や牧師は叱りますが、あれはいけません。子供が読むのは楽しいからです。下らぬものを読むのが時間の浪費だというのならば、自分に楽しみを与えることは時間の浪費でしょうか?」
(サマセット・モーム「モーム語録」)

若い人々に楽しい読書の習慣を身につけるということで昨今のライトノベルが果たした役割は素晴らしく大きいと感じます。出来ればここから、喜劇だけではなく、悲劇の面白さ楽しさも、理解してもらえるような作品がでてくることを期待致しますね…。

進撃の巨人 1 [初回特典:未発表漫画65P「進撃の巨人」0巻(作:諫山創)] [Blu-ray]
進撃の巨人 2 (初回特典:諫山創監修ニセ予告ドラマCD付き) [Blu-ray]
進撃の巨人 3 [初回特典:Blu-ray Disc ビジュアルノベル「ミカサ外伝」他(制作協力:ニトロプラス、プロダクション・I.G)]
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進撃の巨人 6 [初回特典:Blu-ray Disc ビジュアルノベル「リヴァイ&エルヴィン過去編」他(制作協力:ニトロプラス、プロダクション・I.G)]
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自由への進撃 (初回限定盤/CD+DVD)
進撃の巨人 EDテーマ 美しき残酷な世界 (初回限定盤)
ワールズエンドガールフレンド (ガガガ文庫)
サミング・アップ (岩波文庫)
モーム語録 (岩波現代文庫)

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5月15日にギフト券を贈って頂き、本当にありがとうございます。「ファタモルガーナの館」「監獄学園」作品紹介などを…。

5月15日に三人のお方々からそれぞれギフト券を贈って頂き、本当にありがとうございます。生活がとても助かりました。本当に心から感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございます。心から感謝致します。ありがとうございます。

最近、あまりなにかアクティブな行動をすることがなくて、先日も、図書館に本を返しにゆき、本を借りようと二時間くらい掛けて本を選んだら、『まだ返却予定日を過ぎていますが返却していない本が一冊あるので貸し出しできません』と言われ、家に一冊置き忘れてきたことを思い出したりと、調子が本調子ではなく、失敗が多いのですが、何とか近況や皆様にとって良きことを書いて行けたらなと思っております。

最近プレイしたゲームとしては、同人ゲーム「ファタモルガーナの館」という作品をプレイしました。以前、ゲームのこととか書いてた頃の友人が、私を心配してゲームを贈ってくれたんですが(本当にありがとう)、とても良く出来た作品で素晴らしかったです。『ものの見方』には、それぞれの立場の人の眼差しがあって(本作ではメタ・群像劇的な仕組みを通してニーチェの遠近法的な世界観が提示されている)、そういった眼差しを多面的に見ることによって、心身ともに深く傷ついた悲劇の登場人物達が、自身の『記憶』に新たな視点(解釈)を獲得することで、その傷ついた心が少しずつ癒されてゆく様を描いた歴史ロマン大河ミステリーファンタジーノベルでして、私が最近ゲームをやっていないということもありますが、ここ数年でプレイした作品で一番心を打たれました。プレイしていて、ギリシア悲劇「コロノスのオイディプス」を思い出していました。もし皆様にご機会ございましたら、ぜひプレイをお勧めする優れた逸品であると心から思います。本作は同人ソフトですが、amazonから公式に購入することが可能です(amazonが公式に販売しております)。

ファタモルガーナの館
ファタモルガーナの館

ファタモルガーナの館公式サイト
http://lys.hiho.jp/novectacle/top2.html

遠近法主義
http://www.ni-club.net/ns-history/thought/perspective.html
「生存の遠近法的性格はどこまで及んでいるのだろうか。あるいは、生存にはまだほかに何らかの性格もあるのだろうか。解釈なき生存、〈意味〉(Sinn)なき生存とはまさに〈ナンセンス〉(Unsinn)にならないだろうか、他方から言えば、一切の生存は本質的に解釈する生存ではないだろうか。」──ニーチェは『悦ばしき智恵』でこのように問いかけたうえで、人間の知性を厳密に分析し、自己吟味してもこの問題は解決されないとしている。なぜなら、「人間の知性はその分析に際して、自分自身を自らの遠近法にもとづく諸形式のもとで見るほかなく、これらの形式のなかでしか見ることができない」からであるという〔『智恵』374〕。つまり、あらゆる認識は認識する者のパースペクティヴ(遠近法)に制約された解釈にほかならず、この制約についての反省自体もまた人間の知性に特有な遠近法の制約のもとにあるので、いかなる反省によっても遠近法的解釈によって意味づけられる世界の外に立つことは不可能であるということになる。「遠近法的なもの」は「一切の生の根本条件」であるというのである〔『善悪』序言〕。(中略)

真理とは生を耐えやすくする仮象の一種にほかならないのに、真理と仮象を厳密に区別して真理のみを追い求める学問に対して、仮象から出発する芸術こそ「人間の本来に形而上学的な活動」であり、「美的現象としてのみ、人間存在と世界は永遠に是認される」というのが、『悲劇の誕生』を貫くメッセージであった。「なぜなら、あらゆる生は仮象、芸術、欺瞞、光学に、遠近法的なものと誤謬の必然性にもとづいているからである」〔同5〕。「同一のテクストが無数の解釈を許容する。つまり、〈正しい〉解釈などというものは存在しない」という断片〔2.9.54〕も、仮象による生の救済というモチーフと結びつけて受け取ることができる。最初に引用した『悦ばしき智恵』374番でニーチェは、「世界はわれわれにとって、むしろふたたび〈無限〉となった、──世界が無限の解釈を内包するという可能性をわれわれが拒絶しえないかぎりにおいて──。ふたたびわれわれを大いなる戦慄が襲う」と、無限の解釈を許容する世界の崇高な美しさについて語っている。ニーチェの遠近法主義の「遠近法」は、ふたたび生を生きるに値するものにする仮象への問いに導かれていたのである。

─弘文堂「ニーチェ事典」よりの引用─

ウィキペディア「コロノスのオイディプス」
『コロノスのオイディプス』は、ソポクレス作のギリシア悲劇である。テーバイのかつての王オイディプスが放浪の末アテナイ近郊のコロノスの森にたどり着いたところから始まり、オイディプスの死に到るまでを描く。(中略)

この劇(コロノスのオイディプス)の一つの要点は「神との和解」である。オイディプスの伝説では、最初に示された神託がそもそも彼らの悲惨な運命を示すものであった。登場人物たちはそれぞれにそれを避けようと努力したにもかかわらず、すべてが実現してしまった。中でももっとも悲惨な運命を担ったのがオイディプスである。

ソフォクレスは神の道が人間ではどうにもならぬものであり、また神の采配は時に恐ろしく非情であることを書いてきた。しかし、この劇では神の側からオイディプスに対して和解が示されている。また、「オイディプス王」では自分の悲惨な運命を嘆くばかりであった主人公は、この劇では一貫して自己の正当性を主張する。父親を殺したのも正当防衛であったし、他の場合でもその時その時は最善の選択をした結果であり、そこに恥じるところはないと言い切っている。一般的な伝説ではオイディプスの死にこのような話はないようで、それだけに詩人の思い入れが強く働いているとも考えられる。

あと、本では、コメディ漫画の「監獄学園」を8巻まで読んだのですが、すごく面白くて良かったです。煩悩に塗れた男子学生5人が、その5人以外は全員女子の学園に入学して、四苦八苦しながらお互いの絆を深めてゆく話でして、ギャグコメディ漫画なんですけど、それだけじゃなくて、そこで描かれる友情が、時折凄く良いんですね…。笑わせられてるのに感動しちゃったりもするという、一粒で二度美味しい作品で、なによりコメディの特質として気軽に読めて、読んだ後は楽しい明るい気持ちになれるのがいいですね。楽しい漫画です。お勧めですね。

フィギュアかわいさに友を売ったとなればそれこそ関羽様に顔向けできぬ・・・・もっと早くこうするべきでゴザった・・・・小生、七年どころか、一生をドブに捨てるところでゴザった・・
(監獄学園第五巻)

このシーンのあととか、思わず涙が…。主要登場人物である男子学生五人はみんなスケベでエキセントリックな連中だけど、基本的に友達を大切にする良い奴らなんで、読んでてすがすがしくて後味が良いのがいいですね。下記の監獄学園amazonレビューに同感です。面白い作品、お勧めです。

エロいだけじゃない, 2012/7/13
監獄学園(5) (ヤンマガKCスペシャル)
By 新斬者 - レビューをすべて見るレビュー対象商品: 監獄学園(5) (ヤンマガKCスペシャル) (コミック)
3カ月ぶり。待望の第5巻です。

この『監獄学園』は副会長のはみ出しっぷりにどうしても目がいきがちですが実はストーリーが非常に巧みです。

端的に言えば生徒会長vs男子囚人たちという構図で舞台も学校内の監獄というシンプルな設定ですがなかなかどうして、先が読めそうで読めず、来週はどうなるんだろう、と毎週楽しみにしている漫画です。

この5巻も見所は盛りだくさんで、三度襲来する花ちゃん。シンゴとの確執問題。ガクトと赤兎馬フィギュアのエピソードが完結。そしてDTO作戦の発動までが収録されていて展開も非常にスピーディで読みやすいです。

特に赤兎馬フィギュアエピソードの結末は結構胸にグッとくるものがあり、悔しいけどちょっと涙腺が緩んでしまいました。平本作品はたまにド直球の感動ものを放り込んでくるので侮れません。

この『監獄学園』は連載が開始されて1年が過ぎていますが絵の美麗さはもちろん、ストーリー展開にもまったく手を抜いておらず、伏線が至るところに仕込まれていて、ダレる箇所がほとんどありません。週刊連載でこのクオリティはかなり凄いことだと思います。

もちろん副会長のはみ出しっぷりも毎回過激になっていき色んな意味で見逃せない漫画です。

表紙の可愛さも含めて大満足な今巻の評価は、もちろん☆5つです。

最後に、ギフト券贈って頂き本当にありがとうございます。生活費に当てさせて頂きます。本当に心から深く感謝致します…。ありがとうございます。

ファタモルガーナの館
ギリシア悲劇〈2〉ソポクレス (ちくま文庫)
監獄学園(1) (ヤングマガジンコミックス)
監獄学園(2) (ヤングマガジンコミックス)
監獄学園(3) (ヤンマガKCスペシャル)
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ギフト券贈って頂き本当にありがとうございます。「翠星のガルガンティア」SFとして素晴らしい出来ですね…。

4月25日にギフト券贈って頂き本当にありがとうございます。メールをチェックしたのが先ほどでしたので、お礼を述べるのが遅くなり本当に申し訳ございません。とても生活が助かり、心から感謝しております。本当にありがとうございます…。

最近は身体の方は小康状態ですが、落ち込みが激しくて不眠が酷く、身体はだるいのにどんなに寝ようとしても夜2時間ぐらいしか眠れず、一日の睡眠時間が3〜4時間ぐらいになっており、今度、病院で睡眠薬を貰おうと思っております。ギフト券を贈っていただいてまだ気に掛けて頂けるお方々がおられ、とても心が励まされました。ありがとうございます。

最近の楽しみは、録画したアニメを見ることで、アニメ視聴は能動的なので、ぐったりした状態でも楽しむことが出来て、助かってます。今期のアニメでは「翠星のガルガンティア」がSFアニメとして素晴らしい出来と感じますね…。特に現在の最新話である第四話には感動しました。現在ではない、仮構の未来世界を使って、逆に、不変的な人間性のあり方を叙情的なタッチで描き出す、その切り口が見事です。

特に第四話では、地球を失い宇宙に進出して、過酷な宇宙環境に適応した人類が、現在の我々から見れば非常に非人間的な、極端な効率主義社会を形成し、「家族」「慈愛」などの旧来の人間関係は全て消滅しているように見えながらも、実は、そういった関係性が、その効率主義社会の中でも、社会の合間を縫うように生きていることを、主人公のレドとその母親の一瞬の触れ合いを通して描いていて、僕は心から感動しましたね…。「ここではない世界・社会」を描くことによって、逆に人間と世界の普遍的な輝きを描写することのできるSFの持つ最高のエッセンシャルが凝縮されていると感じました。

「翠星のガルガンティア」の第四話を見て、私と同じように感動した方には、梶尾真治さんの初期短編集や、長篇小説「サラマンダー殲滅」、上田早夕里さんの短編集「リリエンタールの末裔」、岡崎二郎さんのSF漫画集やグレッグ・イーガンの短編集などお勧めですね。ライトノベルなどでは、社会といったものを取捨しているタイプの作品も目立ちまして、それはそれで一つの表現技法として良いと思いますが、ただ、SFのある種の最良の部分というのは、「ここではない世界・社会」の全体像を描くことによって、逆にそこから人間の普遍的なヒューマニティを照射することにあると僕は考えているので、仮構の社会性を描くことでそこから普遍的な人間性のあり方を照射し、そこにリリカルな感動を与えてくれるSF小説が、僕はとても好きです。全ては環境の中に生きていて、ゆえに環境の生を描くことで、生のあり方を描くことができる。それはSFに限らず、幻想世界を描くファンタジーの持つ、最良の力であると思います。

王が出てくると反動的な作品だと決めこみ、魔法使いが出てくると、迷信深い作品だと決めこむ。竜が出てくればナンセンスな話だと思う。物事を文字どおりに理解する(リテラルな)精神は、ファンタジーを読むための望ましい資質だ。自由な精神もそうだ。しかし、そのいずれも、非常に杓子定規であると、ファンタジーを読むには都合が悪い。それでもわたしは、イデオロギーにこりかたまった読み方でない限り、社会的な意識をもってファンタジーを読むことを歓迎する。
(「アーシュラ・K・ル・グイン「いまファンタジーにできること」)

「ちがった風に生きることができるはずだ、とでもいうんですか?」

「いいえ」と、彼はもの問いたげに、微笑しながら答えました。

「しかし、どうしてまた、あなたは夕方、教会で祈ったりするんですかね」と、私は改めて尋ねました。(中略)

「われわれは、そもそも使い物にならない武器や、塔や、塀や、絹のカーテンなどを作っているのです。そして、そうする時間があるなら、それをせいぜい不思議に思うこともできるでしょう。そして、自分の位置を宙ぶらりんにしたままで、私たちは落ちもしない、ただばたばたと飛び回っているばかりです。たとえ私たちが蝙蝠より醜いとしても。そして、私たちが、ある日、こんな台詞を吐くのを、もうほとんど誰も妨げることはありません。『ああ、神様、今日は良い日です』なんてね。なぜといって、私たちの存在は、すでにこの大地の上に組み立てられていて、私たちは自分たちの了解に基づいて生きているのですから」

「つまり私たちは、雪の中の木の幹のようなものなのです。だって、それは、一見、ただ滑りそうに乗っかっているだけで、ちょっと突いてみるだけで、ずらせることができてしかるべきところなのです。しかし、実はそうではありません。そんなことはできないのです。というのは、それは地面にしっかりと結びついているからです。だが、ごらんなさい、それすら、ただの見かけにすぎません」

考え込んでいるうちに、私は泣くのをやめないわけにはいかなくなりました。
(フランツ・カフカ「あるたたかいの記」「カフカ・セレクション1時空/認知」より)

「彼の中に『心』があるのかどうか、それは永遠に分からないよ。君の中の心も、私の中の心も、事実上証明することは不可能だからだ。知能レベルを計測する方法がいくつかあるが……それと自我を証明することとは別なのだよ」

「でも……!!きっと(人工知性の)スーパーEには心があるはずよ!!『私たちの心がそう感じたのなら』そこに『心』はあるんじゃないですか??」
(岡崎二郎「国立博物館物語第三巻『人類の行方』」)

最後に、ギフト券本当にありがとうございます。とても励まされました…。

翠星のガルガンティア Blu-ray BOX 1
翠星のガルガンティア Blu-ray BOX 2
翠星のガルガンティア Blu-ray BOX 3
いまファンタジーにできること
カフカ・セレクション〈1〉時空/認知 (ちくま文庫)
カフカ・セレクション〈2〉運動/拘束 (ちくま文庫)
カフカ・セレクション〈3〉異形/寓意 (ちくま文庫)
国立博物館物語 (1) (ビッグコミックス)
国立博物館物語 (2) (ビッグコミックス)
国立博物館物語 (3) (ビッグコミックス)
美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)
サラマンダー殲滅(上) (光文社文庫)
サラマンダー殲滅(下) (光文社文庫)
リリエンタールの末裔 (ハヤカワ文庫JA)
祈りの海 (ハヤカワ文庫SF)
しあわせの理由 (ハヤカワ文庫SF)
ひとりっ子 (ハヤカワ文庫SF)
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