ねこねこブログ

ねこねこと申します。ねこ大好き(*^^*)アニメ、マンガ、ゲーム、本とかも大好きです。楽しいことたくさん書いていきたいと思います。今、うつ病で無職で生活が非常に貧困困窮しておりまして、買い物してくださるととても感謝します。メールについてはこちらをご覧下さい。リンクフリーです。ツイッターはこちらです。https://twitter.com/kemohure

2012年11月

中々更新できなくてごめんなさい。「恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-」読了。最高に面白かったです。

恥知らずのパープルヘイズ −ジョジョの奇妙な冒険より−

体調を崩しており、病院を行ったり来たりする毎日で、中々更新できなくてごめんなさい。毎日大変で、家でにゃんこといるときと、病院の待合室で本を読んでいるときぐらいしか、休まるときがなくて、ほとんどインターネットもできなくて…。申し訳ないです…。

表題に移りますと、上遠野浩平さんの著書「恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-」を読了しました。素晴らしく面白かったです。ジョジョの小説は他には、乙一さん著の「The Book」、西尾維新さん著の「OVER HEAVEN」を読みましたが、僕的には、本作「恥知らずのパープルヘイズ」が一番面白かったです。読んでいて一番『ジョジョっぽい!!』みたいな感じを受けました。

本作は特に、新規スタンドがどんどん出てきてスタンドバトルするところが凄く楽しいです。ジョジョの面白さはやはりスタンドバトルにあるなあと感じましたね。あと、乙一さんや西尾維新さんの著書はちょっと純文学的な、『自分のために書いている』的なところが感じられましたが、こちらの「恥知らずのパープルヘイズ」は完全にエンターテイメントに徹していて、如何に読者を楽しませるかというところに主眼が置かれている、エンタメとしてのプロの匠を感じましたね。読んでいて、楽しさとスピード感が半端なくあって、ぐいぐい読まされます。

ジョジョの奇妙な冒険の作者である荒木飛呂彦さんの映画評論本「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」とか読むと、荒木さんのホラー映画を見る視点が、勿論、純粋に楽しんで見ている視点もあるんですが、それとは別にもう一つメタな、『この映画はどのようにして観客を楽しませる仕組みを作っているか』というところから映画を見て評論していて、いかにもこれは、エンターテイメントの優れた作者ならではの視点だなと思いました。

ただ、エンターテイメントに徹するということは素晴らしいことですが、荒木さんのジョジョや今回読んだ「恥知らずのパープルヘイズ」には、作者さんのこだわりみたいなものが確実にあって、それがプラスアルファとなって、さらに面白くなっている。こういう、エンターテイメント性と作家性が幸せに昇華されてる作品は極めて稀で、最高に素晴らしいと感じますね…。

(イーライ・ロス監督の映画「ホステル」は)これは製作総指揮がクエンティン・タランティーノだから作れたと思わせる映画で、そうでなければ恐らく誰も出資しなかったんじゃないでしょうか。普通の投資家なら企画の段階で、「これを作っちゃまずいだろう」と思うはずです。それなのにちゃんと作られたという、そのことに僕は感心するわけです。実は漫画の世界にも、「読者の嫌悪するものはあまり描いちゃいけない」という規制のようなものがあります。表現の度が過ぎると判断されると原稿を載せてもらえなかったり、載せてもらえた場合でも、「もし人気がでなかったら、作者がリスクを負うことになるよ」といった具合です。だからこそこういう映画を見ていると、「それでも俺たちは作るんだ」という勇気のようなものまで感じてしまう。漫画家という立場からかもしれませんが、素直に尊敬の念が湧いてしまいます。
(荒木飛呂彦「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」)

第五部「黄金の風」の登場人物達はみな、理由あって社会から外にはじき出され、そこでしか生きて行けない状況におかれてしまっています。しかし、そこは完全に弱肉強食の世界で、「悪」によって包囲されていたとしたら、彼らはその場所で「正義」を貫けるのだろうか?

そういうテーマで「善」と「悪」の対決を描こうとすると、リアリティある「悪」の表現に対し、あの少年漫画の「自主規制」の「権力」っていうのか、「暴力」っていうのかが、突然作品を攻撃してきます。(中略)

そして僕は当時、「黄金の風」のテーマ性を表現するのに大きな危機を感じ、表現の自由に限界の壁が設けられたのでは?とか、漫画としての芸術的な発展がもうないのでは?とか、「権力」とか「利益追求」の思想が芸術の芽を抜き取ろうとしているのでは?とかとても思い悩んだ。現在も確実な答えがないまま、少し落ち着いた状態ではあるが、当時の僕の気持ちが、当然ながら主人公達のキャラクターとか行動にも思い入れとして表れている。

「ジョルノ」と「ブチャラティ」という主人公達が、自分達が所属していた「組織」を「正義の心」のために裏切る所である。

「組織」は「権力」と「恩義」の象徴で、自分達を育ててくれた「故郷」。しかし、主人公達は「正義」の下で生きるために、そこに闘いをいどむ事を決意します。そのシーンには作者である僕が、描いていながら、僕自身がとても勇気づけられました。主人公達の気持ちを考えると、今でも涙が出て来ます。
(荒木飛呂彦「集英社文庫コミック版ジョジョの奇妙な冒険30巻黄金の風1」)

恥知らずのパープルヘイズ −ジョジョの奇妙な冒険より−
恥知らずのパープルヘイズ −ジョジョの奇妙な冒険より−

ジョジョの奇妙な冒険 30~39巻(第5部)セット (集英社文庫―コミック版)
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荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)
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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」見てきました。どうしてこうなった…。世界も女の子も両方守るというのが序・破の素敵なところだったのに…。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.【通常版】 [Blu-ray]

更新なかなかできなくてごめんなさい。体調を崩しており、なかなかPCを起動することもできなくて申し訳ないです…。先日になりますが、なんとかがんばって「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を見てきました。感想としましては…。

うーん…。

体調が良くなくて、元気のないときにいったので、その心理状態が影響しているのもあるんでしょうが、

どうしてこうなった…

見終わったあとはどうしてこうなった…という落ち込んだ気持ちで一杯で呆然としていました…。

TVで序と破を見て、破の最後に感動してまた涙腺が崩壊しちゃったので、序や破のような、見た人を元気付けてくれるポジティヴな感覚のある映画かなと思って見に行ったのですが…。

超ネガティヴな映画でした…。

まずいきなりよくわからなかったのは、破のクライマックスでシンジ君が綾波を助けようとして、助けたことによりサードインパクトが発動しそうになったとき、渚カヲル君がサードインパクトの発動を止めて、それが大きな感動に繋がっている、世界も女の子も両方守るという、世界のために女の子を犠牲にするというこれまでのエヴァからの脱却が感じられ、それが感動だったのに…。

今回の映画では、サードインパクトが起きて世界が滅びた、そしてそれはシンジ君が綾波を助けようとしたからだと、ネルフの人々からいきなりシンジ君が冷たく扱われるという展開…。みんな、シンジ君が信頼していた、互いに深い信頼があるように見えた人々なのに…。

あまりの理不尽さに戸惑う劇中のシンジ君と共に、見ている観客も「訳が分からないよ」状態…。

あまりにも不条理すぎる…。この映画の超ネガティヴなところは、序と破の、少なくとも僕には一番良いところと感じられた、『大切な女の子を身を挺して守る!!』というところが否定されちゃっているところで…。なにしろ、綾波の身を案じるシンジ君が、『人一人の命なんてどうだっていい。世界を守れ』的言説を唱えるミサトさんを始めとする元ネルフのメンバーにまったく冷酷無比に扱われるわけで、衝撃的すぎます…。

『人一人の命なんてどうだっていい。世界を守れ』的言説というのは、碇ゲンドウがシンジ君をコントロールするために使っていた言説な訳で、そういった『我々が定めた大義名分のために動け』的な全体主義的な言説を、ボーイミーツガールの少年(シンジ君)が女の子(綾波)を助けるために打ち破るというところに、序・破のラストの感動、特に破の大きな感動があるわけです…。

それがQでは完全に否定されちゃっているように思います…。シンジ君やカヲル君が付けられる爆破首輪が象徴的で、あれは全体主義世界を描いたバトルロワイアルのパロディで、『大勢のために個を犠牲とする』全体主義の象徴なわけですね。そういう全体主義的組織に、ミサトさんを始めとする元ネルフのメンバーが外面的にも内面的にも属しちゃっている、そして『世界の危機ゆえ、苛烈に振舞わなくてはならない』という言説を自らの内面の自家薬籠中の物にしてしまっている…。例えて見れば、元ネルフのメンバーがみんな碇ゲンドウになってしまっていて、碇ゲンドウ(ネルフ)対碇ゲンドウ(元ネルフ)の争いとして描かれていて、そのことにより序・破が確り持っていた、碇ゲンドウ的な言説(全体主義的言説)に対する批判(対抗軸)は消失してしまっている…。

心の底から「どうしてこうなった」という気持ちになりました…。

話の内容もすごくグダグダしていて、物凄い急展開があった割にはほとんど進まず…。序と破ではちゃんと描かれてきた、縁の下の力持ち的な人々、物語の背景となる生活を支える人々がほとんど描かれないのも特徴的で、せいぜい十数名の物語の主要人物しか世界に存在しないように描かれているんですね。ゆえに人のいなさによって非常に書割めいた世界、劇中の世界に対する強烈な非現実感を与えていて、『これはTV版ラストのような、シンジ君が見ている悪夢に過ぎないのでは?あまりに現実感がなさ過ぎる…』と見ていて思いました…。

なんというか…。残念という感じですね…。戦闘シーンは良かったと思いますが、他の全てが残念に思えてなりません…。エヴァは大好き、特に破はこれまでのエヴァの中で最高に好きな作品なので、それを全否定するかのような展開は、辛くて落ち込みました…。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (EVANGELION:1.11) [Blu-ray]
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筒井康隆先生の新作「聖痕」、毎日面白く読んでいるのですが、最近の展開には世情との驚くべき共時性を感じますね…。

筒井康隆著作一覧

僕が最も敬愛する、大好きな作品群を書かれる作家さんは筒井康隆先生で、知る限りの出版物を読んでおりまして、現在朝日新聞で連載中の新作「聖痕」も毎日面白く読んでいるのですが、最近の展開には世情との驚くべき共時性を感じますね…。筒井先生は世情を上手く作品に取り入れるというよりは、ちょうど、筒井先生が書く作品に独特の先見の明があって世情がそれに追いつくてくる世情との共時性的なところがあって、特に初期〜中期あたりのドタバタ要素の大きい作品にそれが顕著ですが、そういった初期中期の作品を髣髴とさせる、世情との共時性とそれに対する風刺精神が本作「聖痕」には感じられて、凄く面白いなあと感じますね。本になったらぜひ買いたい小説です。

メールによるストーカー殺人事件がニュースでクローズアップされている今、ちょうど「聖痕」の新聞連載では、主人公に変質者のストーカーがつきまとうという展開になっておりまして、この展開は事前に伏線も張ってありましたし、明らかに偶然の一致なんですが、こういった偶然は偶然というより、筒井康隆先生の、世情に対する独特の先見の勘で、共時的に起きているように感じますね。

あと、「聖痕」の特徴としては非常に読みやすい。新聞小説というのは細切れになっているのを読んでいくんで、ある種の読みにくさがあるんですが、「聖痕」は毎日毎日凄く読みやすいです。リズム感が凄くある小説でして、どの文脈を切り出しても、個別単体として読めるんですね。それでいて、長編としての優れた流れを持っている。例えば本日の連載を引用するとこんな感じです。

「聖痕」 124(連載回数)

筒井康隆 作
筒井伸輔 画

もしや貴夫に悪意や害意を持っているのではないかと疑懼に駆られた夫人は電話帳で葉月家の住所を知り、やってきたのだった。何かわかったら連絡してくれと老夫人が男から渡された名刺には「土屋嘉行」という名がアパートの一室と思える住所や電話番号と共に記されていた。

やっぱり土屋かあ。家族全員が揃った夕食のテーブルで話を聞かされた貴夫は、渡された名刺を見て憫笑を浮かべる。こいつ、しつっこいんだよ。恐らくぼくの躰の欠陥を暴いてそれをネタに脅迫して、自分の言いなりにしようってつもりなんだろうけどね。男色だな。どんな男だ。満夫は顔を顰めて怒気鋭く言う。それでも東大生か。登希夫も息巻いて言う。そいつのことを教えてくれ兄貴。ひどい目に遭わせてやる。枝骨折って何もできないようにしてやる。たちまち朋子が眼を瞋恚らせて登希夫に叫ぶ。まだ人を殺す気か。

登希夫が鼻白んで自室に行ってしまうと貴夫は親たちに熟考し続けてきた大計を初めて洩らした。ぼくに対して気のおかしくなった奴は土屋だけじゃなかったし、結婚適齢期になった同年輩の女の子にもたくさんいる。それにこんなことはこれから、ぼくの周囲でますます多発すると思うよ。だからぼくは彼らを遠ざける意図もあって、いっそ霧原夏子と結婚しようかと思うんだ。驚くかもしれないけど、もともと助けあおうと言い出したのは彼女の方からなんだ。

玉の緒の思い乱れて家族はうち騒ぐ。なんとなし貴夫と夏子の関係を察していた佐知子だけは比較的冷静だったが、朋子と満夫は仰天し、危惧懸念を次つぎと貴夫に投げかける。むろん夏子さんの性欲が復活したらどうなるのかというのが窮極の心配だったが貴夫は恬淡として答えるのだ。そうなるのは彼女にとっていいことだと思うんだ。

※玉の緒の=乱れの枕詞。
(朝日新聞2012年11月16日朝刊)

すごくこう、リズムが良いんですね。一つ一つの文脈が独立して読めて、すらっと頭の中に情景と流れが入ってくる。筒井康隆先生は、齢を重ねれば重ねるほどどんどん凄い作品を書く作家さんになっていって、本当に凄いなあって思いますね…。作家としての技量と経験は勿論ですが、それだけではない天賦の才とそれを活かす努力と、そして何より作家として優れた面白いものを書くという強い覚悟を感じますね…。

あらゆる悲劇――その最たるものは自分の身に起こった悲劇だが――は、深刻であればあるほどドタバタになり得る。しかし、無責任にドタバタをやるのは、ある意味で命がけなのである。創価学会を嘲笑し、NHKをひやかし、アメリカの政策とか天皇制とか戦争といったものを喜劇にしてしまうには、いつ右翼などに刺されるかわからないという危険が伴うから、覚悟がいる。ドタバタをやって殺されたのではそのこと自体がドタバタだし、世間のもの笑いになるだろう。ぼくは臆病だからそうなるのは厭なので、ある程度控えめにはしているが、もしそんなことになった時はなった時で、仕方がないだろうと思っている。昔は捨て身の覚悟で時局を笑いとばした戯作者、落語家、芸人が多勢いたそうだ。僕も見習いたいものである。しかし最近では、そういった筋金入りのドタバタにはとんとお目にかかれないようで、淋しいかぎりだ。

ともかく、この長編には未整理の部分、借りものの部分、消化不良の部分も含め、ぼくの戦争観のすべてである。悲惨さ、滑稽さ、カッコよさ、全てが含まれているが、その含まれ具合に共感を覚えてくださる読者がひとりでも多いことを願ってやまない。

これはぼくの長編第二作である。

「SFマガジン」(昭和四十一年九月号――昭和四十二年二月号)に連載中、ぼくの最初の子供が死んだことはいまだに忘れられない。
(筒井康隆 馬の首風雲録あとがき 昭和四十七年二月十日)


ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)
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馬の首風雲録 (扶桑社文庫)
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魔法少女まどか☆マギカThe different story下巻読了。運命論な悲劇ですね…。筒井康隆「馬の首風雲録」とか思い出していました…。

魔法少女まどか☆マギカ ~The different story~ (下) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

体調を崩しており、更新がなかなかできず申し訳ありません…。amazonギフト券を贈って頂き、ありがとうございます。とても助かり、深く感謝しております…。ありがとうございます。先日、魔法少女まどか☆マギカThe different storyの下巻を読了しました。マミさん(巴マミ)を主人公に据えた運命論的な悲劇ですね…。

宿命論
宿命論(しゅくめいろん、fatalism)あるいは運命論とは、未来は神または超越的存在によってあらかじめ定められている、とする考え方。

概説
一種の決定論であるが宗教的色彩が強く、自分が自由意志と思い込んでいるものも実は全知である神が前からそうなるよう定めていた、という風に解釈する。例えばこの「宿命論」を読んでそれに反論しようとしても、その反対したこと自体がすでに定まっていた、という風になり基本的な反証できない性質の論理である。

以上のように科学的・論理学的には無価値のものと見なされるが、宗教・神学的にはキリスト教の一部における予定説、神仏による救済とそれに対する信頼など、救済宗教の重要な柱でもある(ただしキリスト教における予定説は一部教派にしか受け入れられていない)。古代人にとって神とは、ヤハウェのような「裁きを下す神」、スサノオのような「荒ぶる神」など、恩寵と同時にそれと反対のものももたらす両義的原理であった。

運命論的な悲劇は、近代ヒューマニズムに基づく楽観主義とは対極にあり、個々の人間の意志と努力を持っても絶対に覆すことのできない決定的な大きな運命の流れが人間存在の全てを通して流れており、人間の意志と努力はその流れの前に敗北してゆく悲劇として、古典的な悲劇のセオリーとしてあります。

魔法少女物というのは、基本的に近代ヒューマニズムに基づくものですから、魔法少女物の枠組みを借りながら、通常の魔法少女物は全く別物である古典的な運命論的悲劇に基づいて、最初から最後まで構成されている本書「魔法少女まどか☆マギカThe different story」は、その構成がとても良く出来ていて面白い作品だと思いましたね…。

ただ、悲劇のカタルシスは、運命の前に敗北する主人公達の、それでも運命に立ち向かう姿を描くことで、カタルシス(浄化)を感じさせてくれるというところにありますから、その部分が、少し弱かったように感じますね…。本書の悲劇としてのあり方は、カタルシスを重く見るというよりは、もっと非常に突き放したあり方、ヒューマニスティック(人間的)な意志や行動は、運命の前には無力であるということを強く強調した形になっているので、読了感としては非常に呆然と突き放されてしまう形です。

読み終わって、筒井康隆さんの著書「馬の首風雲録」とか思い出していましたね…。人間的な人物が、人間的な意志と行動で幸せになろうと努力するのだけれど、それは大きな運命の前で、全く別の方向へと流れてゆく、人間存在を世界全体から俯瞰する冷静な眼差しが全体に流れていて、それが独特の悲劇感に繋がっているところが、似ているように感じます…。

あとは、運命論というのは、世情の反映というところがあって、戦時中とかの本当にどうしようもない閉塞した世の中において凄く受け入れられるところがあるんですね…。未来に希望がないということを、諦めて受け入れるための諦念の考え方という側面があるので…。まどか☆マギカは運命論に貫かれた悲劇ですから、それがこれだけ大きく受け入れられるのは、世の中に希望が無い、閉塞感が大きくなっているというところがあるのかなと感じます…。

クチュグルの草原はひろびろとうち開け、うち続いていた。北風にそよぐクチュグルはまだ緑色をして、遠くとおく朝霧の中に消え入っていた。眠りから醒めた草原は輝き、蒼空の穹隆はその上にかかり、太陽は鋭く眩く赤紫色のその光を無数に射放って昇りかけ、そして戦争はまだまだ終わりそうもなく、それは今や泥沼の様相を呈しはじめていた。
(筒井康隆「馬の首風雲録」)

魔法少女まどか☆マギカ ~The different story~ (上) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
魔法少女まどか☆マギカ ~The different story~ (中) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
魔法少女まどか☆マギカ ~The different story~ (下) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
馬の首風雲録 (扶桑社文庫)
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表題通り、wiiUのamazon予約が再開されましたのでお知らせ致します。現在急病で生活費医療費共に大変困っておりまして、もしよろしければご購入予定のお方々は本ブログのアフリィエイトからご購入して頂けますと、生活とても助かります…。





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第七回角川漫画新人大賞の新條まゆ先生のコメントが凄すぎる…。『リアルじゃないのです』…。リアリティを超えるものについて。

単行本エヴァの続きが読みたくてヤングエース12月号を読んでいたら、第七回角川漫画新人大賞の発表が載っていて、その中の新條まゆ先生のコメントが凄すぎる…。

第七回角川漫画新人大賞
審査員総評:新條まゆ先生
特殊設定なのに、わかりやすいお話が増えてよかったです。ただ、今回のことで共通して言えるのは「人の死を軽く描く作品が多い」ということです。親が殺される、友人を殺す、争いで多くの人間が亡くなる…そのどれもが薄っぺらく、命の重さをまったく感じませんでした。人の死というものはページを割きますし、その悲しみに感情移入させなきゃいけません。ですが、一番てっとり早く人の心を揺さぶることができるエピソードでもあります。昔から、「キャラが死んで涙を流させる作品は当たり前。本当の感動はキャラを殺さなくても涙を流させる作品」と言われてきました。その「人の死」さえも悲しんだり、感動させたりすることができなくてどうやって他で感動させることができるんだろうと…せめて、死を扱うなら、心を揺さぶらせてほしかったです。作品の評価の時も書きましたが、「人の死を軽く扱うとマンガも軽くなる」ということです。

準大賞「弾奏カクテル」
審査員講評:新條まゆ先生
マンガで一番大事なキャラがまったく立っていない。娘を殺された神父、親を殺された娘。それぞれの思いに共感できませんでした。「自分にもしものことがあったらお前がなんとかしろ」という父の考えで殺し屋として育てられた娘だったらああなる気持ちはわかるんですが…神父にしても自分の孫という設定が生かせてないキャラになってました。突然、親の敵を取りたいとやってきた女の子でもいいんじゃないかって感じの話です。つまりは神父の家族に対する愛情がリアルじゃないのです。ストーリーも特殊設定の割にはわかりやすくシンプルでしたがやはり、マフィアのキャラの殺す動機や娘を探している理由に感情移入ができなくて残念でした。
(ヤングエース12月号)

えっ…。

コメント部分だけ切り出せば、真っ当なコメントのようにも感じますが…その…まゆ先生の漫画(覇王愛人)を読んだことのある身としては、一体、どう考えたらいいのやら…(^^;

ちなみにまゆ先生の代表作「覇王愛人」は、感情移入とかリアリティとか、物語の整合性とか登場人物の造型とかストーリー展開の説得力とか、そういう物語の基本的なレベルが完全に明後日の方向に吹っ飛んでいる強烈な暴走作品です…。

まゆ先生ならてっきり

『マンガは爆発だ!!既成の枠を超えてもっと暴走しないと面白くないぞ!!もっと弾けて!!』

ぐらいのことを言うのかと思っていたら、『リアルじゃない』とは…どう考えてもまゆ先生のマンガの魅力はリアリティから無限大にかけ離れた暴走的展開にあると思いますね…。

僕個人としてはマンガにリアリティはあまりいらないように思いますね。先年完結した「未来日記」とかリアリティの欠片もないマンガですが、とても面白かったですし。諸星大二郎の「暗黒神話」とか「ジョジョの奇妙な冒険第六部ストーンオーシャン」やまどか☆マギカのラストみたいな、話が暴走して訳が分からなくなっていくタイプの作品、これまで読んだことのない感覚を与えてくれる作品がとても好きです。作家の円城塔さんも同じようなことを話していましたね。リアリティを逸脱した、リアリティを超える、読者の予想を超えるものが、漫画の面白さだと僕は感じておりますね…。そこには、訳の分からなさが作品の構成における肯定的なものとして現れていると思います。

円城塔
「異端だったはずの『ジョジョ』が第8部まで続いているのがすごいですね。ここまでのシリーズになることは想像していたのですか?」

荒木飛呂彦
「いや、まったくしていないです。ただ、漫画の場合、一回立ち上げると今度は終らせるのが難しくなるんですよ」

円城塔
「終わらせ方の問題は確かにありますよね。僕は第六部のストーンオーシャンの終わり方が好きです。何かいろいろなことが分からなくなっていく感じが(笑)。でも、ストーンオーシャンが終わってから、ちょっと広がりが増えましたよね、多世界方向に」

荒木飛呂彦
「そうですね。仕切り直したというか、違うことをやろうと思ったので、あの終わり方にしたというのはあります」

円城塔
「違う方向に行くためには、違う宇宙が必要だったということですよね。今の『ジョジョリオン』もすごく面白いと思います。だけど、ここからどう広がっていくのかはまったく分からない(笑)」
(荒木飛呂彦・円城塔対談。「JOJOmenon」より)

彼(プッチ神父)は傲岸不遜で唯我的で、なおかつ悪いことに全体主義的であるが、宇宙論的規模で世界と人類の幸福を願っている男である。彼のとった手段は多くの弱者に犠牲を強いるものであったが、その目的は、彼の信念によれば、幾多の犠牲にも耐えうる高邁なものである。その意味で、この神父の悪は古典的漫画が想定していた悪の限界を遥かに超えている。それどころか、この神父の言動は悲劇的英雄の言動と大差がない。だとすれば、「ジョジョの奇妙な冒険」は、メロドラマ的残滓を引きずりながらも、悲劇的英雄が活躍し懊悩する物語構造だということになる。そもそも悲劇的英雄とは善悪二元論(メロドラマ)をこえた存在者であるから、「ジョジョの奇妙な冒険」は全体として悲劇+メロドラマの物語だということになる。

言い換えれば、「ジョジョの奇妙な冒険」のうち、メロドラマ(二元論)を引き受けるのが傍役と主役達であり、悲劇(ここでは弁証法というよりもむしろ一元論)を引き受けるのが自己の信念と実践に殉ずる神父やブチャラティのような準主役たちだということになる。この二つの異なる物語構造を絶妙にブレンドすることによって、「ジョジョの奇妙な冒険」は長期シリーズ化することに成功し、読者の厚い支持を得てきた。逆に言えば、荒木飛呂彦と、長年、彼の作品を掲載してきた「週間少年ジャンプ」編集部はともにその読者を信頼してきたということである。市場原理に左右される大商業誌のなかでは読者の意識が変わらなければ、とうていこのような錯綜した漫画(とりわけ「ジョジョの奇妙な冒険」という題名をもつ最後のシリーズとなった第五部)は受容されなかったろう。読者が作品の一駒一駒にそのつど驚嘆し、感動し、享受するということがなければ、作品の成立はありえなかったろう。じっさい長期シリーズ化することによって、作品自体もまた変化してきた。作者が読者を変化させ、読者が作品を変化させてきた。作者と読者のこの共同作業こそが、この長大で難解と言ってもさしつかえない漫画作品「ジョジョの奇妙な冒険」を可能にしてきたものである。芸術作品の価値は、作品と読者の相互作用のプロセスの結果として立ち現れてくるものである。そのときはじめて作者は芸術史の真の変革者となりうるのである。
(加藤幹郎「法外なもの、不均衡なもの、否定的なもの マニエリスト漫画作家荒木飛呂彦」「ユリイカ荒木飛呂彦―鋼鉄の魂は走りつづける」より)

ヤングエース 2012年 12月号 [雑誌]
覇王・愛人 1 (フラワーコミックス)
未来日記 (1) (角川コミックス・エース (KCA129-5))
暗黒神話 (集英社文庫―コミック版)
JOJOmenon (集英社ムック)
ユリイカ2007年11月臨時増刊号 総特集=荒木飛呂彦 鋼鉄の魂は走りつづける
ジョジョの奇妙な冒険 1~7巻(第1・2部)セット (集英社文庫―コミック版)
ジョジョの奇妙な冒険 8~17巻(第3部)セット (集英社文庫―コミック版)
ジョジョの奇妙な冒険 18~29巻(第4部)セット (集英社文庫―コミック版)
ジョジョの奇妙な冒険 30~39巻(第5部)セット (集英社文庫―コミック版)
ジョジョの奇妙な冒険 40~50巻(第6部)セット (集英社文庫―コミック版)
魔法少女まどか☆マギカ作品一覧

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更新できなくて申し訳ありません…。西尾維新「JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN」DIO−プッチーまどか。

JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN

更新できなくて申し訳ありません…。体調を深刻に崩しておりまして、検査結果が非常に良くなく、ここしばらくずっと病院で様々な精密検査を受けておりまして、血液・尿検査やエコー・CTスキャンといった苦痛のない検査は良いのですが、胃カメラは壮絶に苦しいですね…。闘病ブログとして頑張れれば良いなあと思ったのですが、闘病の前に検査で体力を使い果たしてしまいそうです…。

先行きを考えると非常に不安で、不安が強すぎると人間は何もできなくなるのだなあと、自分の身で実感しています。不安と体調不良で、ほとんど、検査とにゃんこの世話以外はぐったりしている状況です…。

病院は待ち時間がとても長いので、図書館で借りた本だけは何冊か読了できました。病院の持ち時間に呼んだ西尾維新さんの「JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN」が面白かったです…。特にジョジョが自分と照らし合わせて興味深く、病気で先行きが不安な中にいると、ジョジョのDIOやプッチ神父の考えた『天国』が凄くよく分かるなあと…。先行きが分からないから強烈に不安なわけで、たとえ、未来の運命が決定されていても、それを知ることができれば、たとえ悪い運命でも、悪い運命であるという苦しみはあっても、先行きの分からない不安からは解放される訳で、それは、不安に苦しむ人間にとってはまさに天国であるなあと思いました…。

予期せぬ事態に、不安になる。たとえ絶望的な未来でも、不利な将来でも、それがわかっていれば――今という状況を、もっと落ち着いた気持ちで迎え入れることができただろう。『覚悟』こそが天国。考えれば考えるほど、この考えで正解な気がしてきた――なぜなら、。母がずっと言ってきたことも、それに繋がるように思えるのだ。

『ディオ。何があろうと気高く、誇り高く生きるのよ。そうすればきっと、天国に行けるわ』

気高さ、誇り高さ。それはその根っこのところに『覚悟』あってこそのことではないだろうか――『覚悟』があれば、たとえあのどん底の街での地獄のような生活も、天国のように思えるのではないだろうか。

天国が幸せに満ちているのではない。天国を知ることが、幸福そのものなのだ――知れば、それだけで覚悟ができるから。天国とは未来のことだ。明日のことだ。ならば明日とはいつだ?それは時計の針が、少し進んだ場所にある。
(西尾維新「JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN」)

未来を一巡して『新しい宇宙』が始まったッ!運命も同じように繰り返されるッ!人の出会いとは「重力」であり、出会うべくして出会うものだからだッ!そして人類は、未来の全ての体験してこの世界に到達した!

たとえば5年後の未来、何が起こるか?人類全員がそれを知っている。『加速した時』の旅で、自分がいつ事故にあい、いつ病気になり、いつ寿命が尽きるのか?すでに体験してここに来た。

人といつ出会い…そして別れるか?戦争がいつ起こり、時代がいつ変わるのか?自分が誰を恋し、誰を憎むのか?自分はいつ子供を産み、子はどんな成長をするのか?誰が犯罪を犯し、誰が発明や芸術を生むのか?頭脳や肉体ではなく、精神がそれを体験して覚えて知っているのだ!

そしてそれこそ『幸福』であるッ!独りではなく、全員が未来を「覚悟」できるからだッ!「覚悟した者」は「幸福」であるッ!悪い出来事の未来も知る事は「絶望」と思うだろうが、逆だッ!明日「死ぬ」とわかっていても、「覚悟」があるから幸福なんだ!「覚悟」は「絶望」を吹き飛ばすからだッ!
(荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」)

凄く良くわかりますね…。先の分からない不安にさいなまされることからの解放。それがたとえ悪い運命でも、確定的に未来が分かれば、それは解放と自分自身は感じますね…。

全人類を不安から解放するという、人々の救済をDIOやプッチ神父は物凄く最終的には行うつもりだったわけで、魔法少女まどか☆マギカのまどかとDIOやプッチは根幹的なところである種の繋がりがあるように感じますね…。ユリイカでも少し触れられていますが、まどかもプッチ神父もカルヴァン派の予定説信仰的なある種の超越性を持って、苦しむ全ての心性に救いをもたらす。できればもっと突っ込んで考察したいのですが、物凄く体調が悪くて、今も腹部がずくずく痛くて、今現在文章を書くのがかなり限界にきていて、すこし休ませて頂きます…。

(プッチのメイドインヘブンが生み出した宇宙において)全ての人々は、以前の宇宙で生じたできごとを無意識に記憶している。そこでは、老若男女、善人悪人、頭の良い悪い、障害の有無などはいっさい関係なく、全ての人類の生が、平等にグレードアップされます。運命(自分の辿る必然性に導かれた一生の歴史)を『自覚』できるからです。プッチは、人類全体が幸せにならない限りこの私の幸福もありえない、と信じたはずです。それはカルヴァン派の予定説に似ていますが、救済される者/救済されない者の区別すら止揚する。(中略)

全人類の平等な幸福という不可能な夢を信じ、死後ではなく生前に地上を天国と成すためにわが身を捧げるなら、自分/味方/敵ばかりか無能な者や邪悪な者をも生かそうとするなら、プッチの『神の国』以外に目指すべき道はないように思えてきます。
(杉田俊介「奇跡について」「ユリイカ荒木飛呂彦―鋼鉄の魂は走りつづける」)

私は今、不安を感じている。この不安こそが、生きる上での障害なのだ。生きるという意味の対極のようなものだ。(中略)

天国が幸せに満ちているのではない。天国を知ることが、幸福そのものなのだ――知れば、それだけで覚悟ができるから。天国とは未来のことだ。明日のことだ。ならば明日とはいつだ?それは時計の針が、少し進んだ場所にある。(中略)

ンドゥールのような者たちのためにも――もちろん最優先なのは、私のため、だが――、私は確立しなくてはならないのだ。

天国に行く方法を。どんな者でも。悪人であろうと――愚かであろうと。天国に行ける方法を、確立しなくてはならないのだ。それこそが、人間を超えた私の――『世界』を背負った私の責務であり。私の『目的』なのだ。
(西尾維新「JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN」)

JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN
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ユリイカ2007年11月臨時増刊号 総特集=荒木飛呂彦 鋼鉄の魂は走りつづける
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更新なかなかできなくて申し訳ありません。先月の10月31日にギフト券を贈って頂きありがとうございます。ただいま拝見いたしました。今週は全くネットにつなげない状態で、病気(先日お知らせした細菌の病気とは別の病気)が深刻によくない状況で、もしかしたら、ずっと病院に入院して、ブログの更新が不可能になるかもしれないので、ご連絡を致します。もしインターネットに繋ぐことができたら、更新とかしようと思います。皆様方には、これまで本当にありがとうございます。出来うる限り、状況が許せば、ブログの更新してゆきたいなと思います。

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