2009年11月

2009年11月29日 16:01

青い文学シリーズ 走れメロス [DVD]
青い文学シリーズ 走れメロス (Blu-ray Disc)

青い文学第九話「走れメロス 前編」視聴。素晴らしい出来でした、オリジナル要素も最高にgoodです!!オリジナル要素として、走れメロスを題材に、一人の劇作家が脚本を書いているというメタ作風になっているのですが、この作家が「メロスに逃げられたセリヌンティウス」としての過去の古傷を回想する物語と、走れメロスの舞台劇が、脚本を書いている劇作家を中間として、並走している物語になっていて、構造的に非常に面白く、物語の出来も良く、アニメとしても良く出来ています。

また、監督も脚本もきちんと太宰治の本を読んでいると感じさせる展開でして、例えば劇作家の過去は太宰の新ハムレットを彷彿させるような要素があり、太宰好きは思わず笑みがこぼれちゃいます。全体的に、太宰の原テキストに基いた上で、なおかつ新しい作品として題材を生まれ変わらせており、素晴らしいですね…。最低最悪の出来だった前回の「こころ」とは打って変わって、非常に優れたクオリティの作品が出来ており、感服致しました。

青い文学は、それぞれの原作ごとに、監督・脚本が違いますが、映像作品に監督・脚本の違いというのは出来映えに対して凄まじいものがありますね…。前回の「こころ」は、「こころ」原作を全く読んでいないと見受けられる、例えるならばウーヴェ・ボル監督(最低映画を作ることで有名な監督)に匹敵するダメ監督の手によって作られた最低の駄作でしたが、今回の「走れメロス」は、例えるならばフランソワ・トリュフォー監督の作品、ヌーヴェルヴァーグの映画を意識したようなイメージ演出が非常に優れておりました。特に、視聴者に対して真正面から向き合って、決して視聴者や時流に媚びず、優れた作品を作ろうと心がけているのが見ていて分かるのが好印象。この、視聴者や時流に媚びず、作品それ自体が質の高いものを作ろうと心がけるのがヌーヴェルヴァーグ(新しい波)の映画諸作品の特徴ですからね…。

視聴者に媚びるというのは、視聴者に分かりやすくするために、作品のレベルを下げてしまうことです。例えば原作を無理矢理改変して、誰にでも分かる単純な筋書きの作品にしてしまうようなことですね。前回のアニメ版「こころ」はまさにそれでして、「こころ」のKの自殺の理由が視聴者に分かりにくいという製作者側の勝手な思い込み(製作者側の読解力不足)から、「Kがお嬢さんと情交を結び駆け落ちの約束までしていた仲だったがお嬢さんに裏切られ、失恋で死んだ」というどうしようもないプロットに原作が改変されています。原作を読めば、Kの自殺は失恋などという単純なことではない、ということは分かる筈なのですが、そういった描写ができないか、そういった描写は視聴者には高度すぎるという視聴者の程度を馬鹿にした発想を製作側がしたのでしょう…。

フランス映画でもこういったレベルを下げる動きがあったのを(似たような展開・作風のロマンスが増加した)、今一度、映画自体の質を重視するという観点から、フランス映画を新しく作ってゆく動きになったのが、ヌーヴェルヴァーグの映画運動です。視聴者受けを重視するのではなく、あくまで作品の質を重視するという観点から、ストーリーやカメラワークをそれ自体としてより優れたものにしようという試行錯誤が行われました。今回の「走れメロス」を見ていて思いだしたのは、僕はトリュフォーですね。不安定で繊細な心の揺れ動きのイメージを決して大仰にではなく、あくまで細やかに丁寧に演出している。本作ではストーリーもカメラワークもイメージの演出もメタな二重性を意識しており、舞台劇としての「走れメロス」の舞台と、舞台劇「走れメロス」の脚本を書いている劇作家のセリヌンティウス的な過去の回想を、今の劇作家を中心としてイメージを重ね合わせて演出しているのが見事に上手いです。メロスの旅立ちのシーンで、劇作家の回想としての旅立ちの汽車のシーンが挿入される演出は見ていて震えが来ましたね。映像作品として実に素晴らしいです。こういう優れた監督・脚本家がいると日本のアニメはまだ頑張れると感じられて一アニメ好きとして嬉しいですね…。

また、走れメロスにおけるメロスとセリヌンティウスの友情に同性愛的なファクターを読み込むというのは、解釈として悪くないと思いますね。この作品では、それを上手く、「裏切られたセリヌンティウス」であるところの劇作家の過去に織り入れている。上手で見事な演出、とても良く出来ています。

「走れメロス 前編」、非常に良い出来です。今までの青い文学のなかで一番高く評価しています。後編が今からとても楽しみです。

参考作品(amazon)
青い文学シリーズ 走れメロス [DVD]
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走れメロス (新潮文庫)
フランソワ・トリュフォーDVD-BOX「14の恋の物語」[I]
フランソワ・トリュフォーDVD-BOX「14の恋の物語」[II]
フランソワ・トリュフォーDVD-BOX「14の恋の物語」[III]
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おどるメイドインワリオ

クラブニンテンドー公式サイト
http://club.nintendo.jp/member/exec/index

任天堂の会員サイト「クラブニンテンドー」の会員が50ポイント支払うとプレイできるWiiウェアのゲーム「Wiiでウルトラハンド」をプレイ。…これはひどい…。プレイを始めて10分で間違いなくクソゲーと言わざるを得ない出来です。ワリオシリーズで沢山ある玉石混淆のミニゲームの一つにこれが入っているならまだ良いですが、単品ミニゲームでこれだけやるのは辛い…。ミニゲームとして間違いなくクソゲーです。とてつもなくつまらないのを我慢して三時間ほどプレイしてギブアップしました。50ポイントが無駄になってしまいました…ああ…orz

「Wiiでウルトラハンド」はウルトラハンドを操作して、グリルから焼肉を掴んでお皿に乗せるミニゲーム。Wiiリモコンとヌンチャクを外側に傾けるとウルトラハンドが伸び、内側に傾けるとウルトラハンドが縮み、リモコンのAボタンで肉を掴む・挟む、ヌンチャクのコントロールスティックで左右移動します。グリルで次々と肉が焼かれ、焦げるとゲームオーバーの為、最初のプレイは始めて一秒で突然ゲームオーバー(肉が焦げた)になりました。難易度は高いです。肉が焦げる速度が非常に速いので一瞬も気が抜けないのですが、マジックハンドを伸び縮みさせる操作がかなりやりにくいので、すぐにゲームオーバーになってしまいます。ゲームとしてプレイしていて何にも面白くないのが致命的です…。そして苦労してこのゲームをクリアしても特に何かあるということはないです…。

クラブニンテンドー専用ゲームだからといって、出来の悪いミニゲームを出すというのは…。これなら、50ポイントは使わずに大切に貯めて、500ポイントになったらDSソフト「絶叫戦士 サケブレイン」か「ゲーム&ウォッチ」をポイント購入した方が絶対にいいです。まだ「Wiiでウルトラハンド」を購入していない方は、50ポイントを無駄にしないため、絶対に購入しないことをお勧め致します。

参考作品(amazon)
ニンテンドーDSi LL ナチュラルホワイト
ニンテンドーDSi LL ダークブラウン
ニンテンドーDSi LL ワインレッド
Wii(シロ)(「Wiiリモコンジャケット」同梱)
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ゼルダの伝説 大地の汽笛 特典 羽根ペン型オリジナル透明タッチペン(ルピー型特製ケース付属)付き
ニュー・スーパーマリオブラザーズ・Wii
ポケパークWii ~ピカチュウの大冒険~ 特典 Wiiリモコン用ピカチュウ3Dステッカー付き
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2009年11月27日 18:18

セル 上巻 (新潮文庫)
セル 下巻 (新潮文庫)
地獄の世紀(上) (扶桑社文庫)
地獄の世紀(下) (扶桑社文庫)

スティーヴン・キングのホラー小説「セル」を読了。流石はモダンホラーの王者キングという感じで、ぐいぐい小説世界に引き込まれる非常に面白い小説でした。ただ、以前読んだサイモン・クラーク「地獄の世紀」に物語の根幹的なアイデア・展開がそっくりなのは、ちょっとう〜んな感じもしました…。キングのような大御所が盗作ということはないですが、ただ、アイデアをあまりにそのまま「地獄の世紀」から持って来過ぎてしまったなとは思いました。もう少しアレンジしてオリジナリティを出した方が良かったかと…。大筋のアイデアが全く同じなんですね…。しかもアイデアを昇華させた全体の完成度で言えばサイモン・クラークの方が上です。キングはストーリーテリングが上手いので読ませますが、全体を上手く構成させているかと言えば、ちょっと尻すぼみですね…。

人類がこの惑星を支配するにいたったのは、ふたつの特質に恵まれていたからだ。ひとつは知性。そしてもうひとつは、自分の邪魔をするものがあれば、相手が誰であれ、なんであれ殺すことを辞さない無制限の意志の力だった、とね。
(スティーヴン・キング「セル」)

この物語は、ある意味で、その化け物をいかに殺すかの指南書といえるものにしたい。というのも、このことを憶えておいてほしいからだ――人はだれもが、殺すべき化け物をおのれのうちに持っている――ということを。
(サイモン・クラーク「地獄の世紀」)

本書「セル」は、携帯電話を使っていた人々が、個々の人間とは別の思考形態をする単一の集合意識の塊の存在になってしまい、携帯電話を使っていなかった人々に襲い掛かるというホラーです。単一の集合意識の塊になった人々は行動がゾンビそのもの、生者に襲い掛かり貪り喰って殺す化け物になってしまいます。この「大勢の人々が個々の人間とは別の思考形態をする単一の集合意識の塊の存在になってしまい、他の人々を襲い始める」というのは、サイモン・クラークの「地獄の世紀」と全く同じプロットですね…。個々の人間としての知性・理性が消えたら人間に残るのは凶悪な破壊本能のみという前提に立ったプロットです。理性・知性が芽生える前の赤ちゃんが破壊本能に特化しているとは全く思えませんし、理性・知性が無くなったら残るのは破壊本能のみという前提は極端かなと僕は思いますが…。また、単一の集合意識の塊の存在となったゾンビな人々がテレパシーを持った新しい進化した種というのも「セル」「地獄の世紀」双方に通じるプロットですね。

この後、「地獄の世紀」の方では、知性・理性を失わなかった人々が集まってテレパシーゾンビ集団と戦うことになるのですが、キングの方はキング読者お馴染みの少人数でひたすら旅をするロードムービーになってしまいます。「地獄の世紀」だと理性を持ったまま生きのびた人類側の人々とテレパシーゾンビ集団との戦いが続くのですが、「セル」の方は、圧倒的な力を持つテレパシーゾンビ集団に理性を持ったまま生きのびた人類側の人々は言いように引っ掻き回されるという感じですね…。これじゃあどうあっても人類側の人々の敗北だと思ったら、オチが…。キングの小説の方だとゾンビ軍団全体の壊滅理由があまりに説得力ないです…。ネタバレになってしまうので書きませんが、世界中のゾンビ軍団が、アレでいきなり壊滅するとか有り得ないと思いますね…。あと、寒くない地方は一体どうなっているのか…。「セル」の方は最後が尻つぼみなので、その点、「地獄の世紀」の方が小説として全体の完成度は高いです。

ただ、流石はキング、稀代のストーリーテーラーの小説だけあって、最後のオチはう〜んな感じですが、圧倒的な力を持つゾンビ軍団から少人数でひたすらゾンビから逃げて進むロードムービーとしての展開は最高に面白く、まさに読んでいて時間を忘れるという感じの素晴らしい面白さでした。「地獄の世紀」はSFホラーとして僕は非常に高く評価している小説でして、本作「セル」は、「地獄の世紀」のキング版という感じがしました。「セル」の全体の完成度は「地獄の世紀」より落ちるけど、いつものキング節が楽しめるという点では、キングの愛読者として実に楽しめる作品です。

これは作家としての特質ですが、キングは小さな町(「ニードフル・シングス」のキャッスルロックとか)の情景や少人数の人間関係など、小さな世界を描くのは物凄く上手いんですが、逆に、「世界滅亡」とかの大きな世界・大きな物語を描くのは苦手な作家なんですね…。キングの小説の特徴である、様々な細部の緻密な徹底的な描写によって不気味なアトモスフィア(雰囲気)を演出する方法は、小さな世界を描くことに徹底的に特化している手法ですし…。世界滅亡を描いたキングの代表作「ザ・スタンド」も、世界の滅亡についての大きな世界・大きな物語としてのシーンは四苦八苦しながら書いていて、あまり良いものには仕上がっていなかったけれど、逆に、生き残った人々の小さなコロニーでの人間関係を描くシーンは、究極的に見事に仕上がっていましたからね…。

セルは、キングの苦手なジャンル、世界滅亡を描くジャンルなので、大きな世界の方は上手く描けず(ゾンビに襲われて滅びてゆく大きな世界の描き方は、サイモン・クラーク「地獄の世紀」の方が圧倒的に上手い)、無理矢理自分(キング)の得意技であるロードムービー(少人数で旅をする展開)にして、その部分で頑張ったという感じの作品です。ロードムービー(旅の物語)としての部分は非常に面白いのですが、大きな物語の部分が上手くないので、どこかちぐはぐな感じのする作品です。これは「スタンド」とか、キングが小さな世界とともに大きな世界、大きな物語を描こうとした小説作品はみなそうなんですが…。キングの作品で全体の完成度が高いのは最初から最後まで小さな世界を描く「ミザリー」とかの作品ですからね。スティーヴン・キングは作家として、モダンホラーには向いているけれど、SFには向いていないという感じです。

ただ、色々書きましたが、やはり「セル」は圧倒的に面白い小説です。全体的な完成度の低さがあまり気にならない圧倒的な面白さがあります。キングの小説の特徴として、圧倒的に緻密な細部の描写を積み重ねて、緻密な描写が醸し出すアトモスフィアで読者を圧倒するというところがあります。本作「セル」はそういった緻密な描写がやや少なく、今までのキングの小説と比べると少々物足りないですが、逆に言えば細かい描写に丹念に目を通す必要が無い為、キングの小説の中では圧倒的に読みやすいです。読者の読む速度、スピード感を大切にしている小説で、キングを始めて読む人などにも非常に入りやすい、キングの小説のなかではダントツに読みやすい小説だと思います。面白い小説が読みたいお方々に、「セル」、ぜひにお勧めです。後、「地獄の世紀」も非常に面白い小説でして、「セル」と「地獄の世紀」を読み比べてみると楽しさが更に増すかなと思います。皆さんに良い読書体験がありますように…。

参考作品(amazon)
セル 上巻 (新潮文庫)
セル 下巻 (新潮文庫)
ザ・スタンド(上)
ザ・スタンド(下)
スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫)
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)
ニードフル・シングス〈上〉 (文春文庫)
ニードフル・シングス〈下〉 (文春文庫)
ミザリー (文春文庫)
地獄の世紀(上) (扶桑社文庫)
地獄の世紀(下) (扶桑社文庫)
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2009年11月26日 20:55

ニュー・スーパーマリオブラザーズ・Wii
ポケパークWii ~ピカチュウの大冒険~ 特典 Wiiリモコン用ピカチュウ3Dステッカー付き

スーパーマリオシリーズの新作「NewスーパーマリオブラザーズWii」、ファミ通クロスレビュー満点で話題ですね。アクション苦手な僕はスーパーマリオシリーズはクリアできたためしがないので買いませんが、同日発売のポケモンのアクションアドベンチャーゲーム「ポケパークwii」は見るからに楽しそうで、プレイしたいなあという気持ちです。以下、ファミ通のクロスレビューよりポケパークwiiの評価を引用致します。

9点:ポケパーク内では、ポケモンたちが元気に動き回っていて、それを眺めているだけでも楽しい。 また、ともだちリストを埋めていくのがおもしろく、つい本編そっちのけで夢中になってしまう。 アトラクションは簡単操作で、ともだちにしたポケモンでチャレンジできるのもうれしい。

9点:さまざまなポケモンたちが遊ぶポケパークを自由に駆け回れる、というだけでステキ。 ポケモンたちのかわいらしい仕草を見ているだけでも、微笑ましい気持ちになれる。 ともだちリスト(いわゆる図鑑)の内容がもっと充実していたらうれしかったけど、 「ポケモン」好きにはかなりオススメ。

8点:とにかくポケモンがカワイイ!パーク内を走り回り、ただ見ているだけでも癒される。 ミニゲームの種類が豊富で、そのゲームが得意なポケモンを選んでプレイすれば簡単にクリアーできるので、 サクサク進められる。写真が残せるのでベストショットを撮るのに夢中になったりも。

8点:ポケモンが活き活きと動き回り、世界の息吹を感じられる作品。 新たなポケモンを登場させるためのハードル設定がうまく、ついつい寄り道してポケモンに接しようとしてしまう。 ゲーム自体はミニゲームの繰り返しで単調に感じる場面もあるが、何よりこの世界を走り回ることが楽しい。

「ポケパークwii ピカチュウの大冒険」公式サイト
http://www.nintendo.co.jp/wii/r8aj/index.html

僕はポケモン大好きピカチュウ大好きでして、ポケパークwii、凄く面白そうな可愛い感じのゲームでプレイしたいなあ…。ポケモンゲームは基本子供向けなので、アクションゲームとしてかなり硬派路線のスーパーマリオよりはアクション難易度低めに抑えられているでしょうし、とてもプレイしたいゲームですね…。

ちなみにスーパーマリオは、wiiのみんなのニンテンドーチャンネルで見られるゲームセンターCXwiiで有野課長がスーパーマリオ3にひたすら挑む動画が更新されており(スーパーマリオ3編その2)、以前にも増してプレイが苦行となっているのを見て、アクション下手の僕にスーパーマリオシリーズプレイは完全に無理だとプレイする前から分かってしまいました…。ひたすらマリオ3を苦行プレイする有野課長…もうマリオ3はギブアップして休んでいいよ、と…(涙)。

参考作品(amazon)
ニュー・スーパーマリオブラザーズ・Wii
ポケパークWii ~ピカチュウの大冒険~ 特典 Wiiリモコン用ピカチュウ3Dステッカー付き
ポケットモンスター NEWポケモンぬいぐるみ ピカチュウ
ポケットモンスター ポーズでいっぱいおしゃべりピカチュウ
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星のカービィ ウルトラスーパーデラックス
星のカービィぬいぐるみ(M) 立ちポーズ

昨日、シアターの間についてちょこっと書いたので、今回は、シアターの間の大元であるwiiの間について。ろくなコンテンツがない&コンテンツ閲覧システム(「楽」とか「心」とか一文字の漢字を選んでコンテンツを検索する意味不明なシステム)が酷すぎるため、大不評で全く人気がなく、もはや無かったことに近い状態になっているwiiの間ですが、唯一これだけはwiiがあるならwiiの間で見ておくべきコンテンツがあります。それは「歌舞伎カービィ」です!!

wiiの間で、キーワードで検索するを選んで、アニメと入れて一覧を出して行くと、その中に「星のカービィ マジカルシアター 倒せ!!甲殻魔獣エビゾウ」というアニメコンテンツがあります。これを選ぶと、衝撃の歌舞伎カービィとご対面です。

「星のカービィ マジカルシアター 倒せ!!甲殻魔獣エビゾウ」はアニメの星のカービィ放映終了後、特別編として作られたアニメでして、カービィファンにとって驚嘆するシーンがあります。カービィが氷を吸い込むことで、カービィの愛らしい一頭身の丸っこい姿の面影は欠片も無い、完全にリアルな人間の歌舞伎役者に変身するのです!!衝撃的過ぎて呆然としました。カービィは人間(人間そっくりの姿)に変身できたのですね…。しかも、リアルな人間の姿に変身した状態でカービィの乗り物であるワープスターに乗っているので違和感バリバリで見ていて吹きました。星のカービィファンならずとも必見です。内容も10分弱の短いながらもいつものカービィテイストの結構面白いアニメでお勧めです。

カービィ役の声優さんがブログにて「第2期!?星のカービィ」と書いておられます。日本のアニメとアメリカのアニメをリミックスしたような妙味を持つカービィは好きなアニメなので、第二期もできたらいずれ放映して欲しいですね…。

参考作品(amazon)
星のカービィ ウルトラスーパーデラックス
星のカービィぬいぐるみ(M) 立ちポーズ
星のカービィ―デデデでプププなものがたり (1) (てんとう虫コミックス)
ニンテンドーDSi LL ナチュラルホワイト
ニンテンドーDSi LL ダークブラウン
ニンテンドーDSi LL ワインレッド
ゼルダの伝説 大地の汽笛 特典 羽根ペン型オリジナル透明タッチペン(ルピー型特製ケース付属)付き
ドラゴンクエストVI 幻の大地 ニンテンドーDS版
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2009年11月25日 10:46

ニンテンドーDSi LL ナチュラルホワイト
ニンテンドーDSi LL ダークブラウン
ニンテンドーDSi LL ワインレッド

新型のDS、ニンテンドーDSiLLの予約販売がamazonで始まりましたね。つい先日までは定価2万円にも関わらず謎の業者が3万円近い値段で売っていたので、ちゃんとamazonが定価予約販売を始めたのは良いことです。

任天堂、Wii向け有償動画配信サービス「シアターの間」開始
http://news.braina.com/2009/1124/enter_20091124_001____.html
任天堂は11月20日、ゲーム機「Wii」向けの有償動画配信サービス「シアターの間」を21日から開始すると発表した。
同社が今年5月1日に開始した「Wii」」向けの動画配信サービス「Wiiの間」に「シアターの間」を開設し、「映画」「アニメ」「なつかし映像」「お役立ち映像」等を、24時間いつでもインターネットを介して視聴できるサービスを追加するとしている。
利用方法は、検索メニューで、ジャンル・満足度・特集などの切り口から映像を選択し、用意されている詳細情報やお試し映像を見ながら映像の購入を検討する仕組みで、それぞれの映像には、視聴可能期間と料金が個別に設定されており、Wiiポイントで決済すれば視聴可能期間中はいつでも何度でも視聴できるという。また、一部の映像はニンテンドーDSiに転送し自由に持ち歩いて視聴することも可能。

映像は、年内はウォルト・ディズニー・ジャパン、NHKエンタープライズ、テレビ朝日、東映、日本テレビ放送網、ポケモン、吉本興業、ワーナーエンターテインメントなど15社から提供され、今後、順次拡大していくとしている。

僕は先日始まったWiiの動画配信サービス「シアターの間」というのを無料で見られる範囲を一通り見てまわったのですが、これは…今の状態では大失敗の予感がひしひしとします…。現状、ろくな視聴コンテンツがない&レンタル料金が高いという感じですね…。今の状況では、富士ソフトが先行して行っているWiiの動画配信サービスみんなのシアターの方がまだしもずっと出来が良いです。いくらコンテンツがないからといって、お葬式のマナーについての説明ビデオとか、一体誰をお客さんにしたいのか全く分からない需要のないコンテンツを数百円の値段付けて出しても、絶対誰も買わないですよ…。コンテンツの品揃えが全般的にどうしようもなく、値段も高いので、シアターの間、このままでは大失敗する予感がします…。

また、星のカービィなどの幾つかの無料動画を見たのですが、シアターの間で動画をレンタルして再生すると、見終わった後に必ずその作品の評価アンケートに答えなくてはならず、これが面倒くさいです…。どこに何のコンテンツがあるかも非常に分かりにくいですし(最初、無料動画以外の動画がどこにあるか分かりませんでした)、全般的に操作がやりづらく、シアターの間に行って動画をレンタルするまで何段階も面倒な手順を踏まなくてはならない。wiiの間、シアターの間双方、任天堂ではなく、別の会社が製作しているそうですが、ゲームで言うとシステムがクソゲーそのものの仕様です。この仕様でそのまま放置しているということは、任天堂、wiiの動画配信はやる気ないのかなという感じですね…。

ほんの少しでも任天堂に動画配信サービスをやる気があるのなら、wiiの間・シアターの間のシステムを改善してユーザービリティ(使いやすさ)を改善するべきです。現在の状況では、wiiの間・シアターの間双方とも、目的のコンテンツに行くまで分かりづらい操作で何ステップも必要とする使いづらいシステムですから、お客さんがコンテンツを見る前に、コンテンツにすらやってこないと思いますね…。少なくとも、シアターの間を本気で行うなら、Wiiの間にシアターの間が入っている面倒くさいシステムをやめて、シアターの間をみんなのニンテンドーチャンネルのように一つの無料チャンネルにして、ニンテンドーチャンネルのように直感的に簡単に操作でき、現行のように目的を達成するまで何ステップもの操作を必要とはしない形にシステムを改善するべきだと思います。現状のままでは、間違いなくシアターの間は、現在のところ大失敗となっているwiiの間の二の舞になると思いますね…。

参考作品(amazon)
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2009年11月24日 15:58

夢色パティシエール 1 (りぼんマスコットコミックス)
ミスター味っ子 (1) (講談社漫画文庫)

昨日の朝から喉が痛くてたまりません。特に夜寝ているときに喉が冷えるみたいで、朝起きると喉痛が激しいです。部屋の温度が低い(10度くらい?)のが原因だと思うのですが、猫みたいにすっぽり布団に入るということもできませんし…(顔まで布団に入ると息苦しくなってしまう)。猫は寝るとき布団の中にすっぽり入っていますが、寒くはなくなると思いますが、息苦しくはないのかな…。

あにゃまる探偵キルミンずぅ&夢色パティシエールの第八話を見たのですが、両方とも普通に良い出来でよかったです。あにゃまるは急にシリアスっぽい展開が入ったので吃驚しました。ただ、いつも通りのコミカルなほのぼのコメディタッチの展開も健在でよかったです。あんまりシリアス一色にしないでコミカルな動物コメディ展開をベースに話が進んでくれたらいいなと…。

夢色パティシエールもいつも通り非常に良い出来でした。今回は洋菓子の食感表現が美味しんぼ並に弾けてて楽しかったですね。「ヒラメがシャッキリポンと、舌の上で踊るわ!」みたいな感じで美味さを表現していましたが、表現が弾けすぎていてなかなか笑える面白い展開でした。物語は性格の悪い大金持ちのお嬢様が出てきて、主人公の女の子とそのお嬢様がプリン対決(どちらが美味しいプリンを作れるかの勝負)をすることになるという、料理系少年漫画のスタンダードセオリーな展開でして、ベタな展開ですが燃える展開、今後が楽しみです。今回の放映見ていてミスター味っ子思い出しました。今回の料理勝負になる展開(いじわるお嬢様が主人公の大切に思う人に対してのいじわる発言をして、主人公がそれに怒って対決に)、まんまミスター味っ子です。

夢色パティシエールの面白いところは、原作は少女漫画ですが、アニメは少女漫画の原作にプラスしてオリジナルの要素、少年漫画的な要素を入れているところですね。まず主人公の女の子の性格からして、まんま少年漫画的です。裏表がなく明るい努力家、自分のことには無頓着だけど、周りの人を傷つけることに対しては心底怒る義侠心溢れた性格。主人公は最初は何もできないレベル1(本作ではお菓子作りの素人)でだんだん成長してゆく、そして才能・潜在能力は抜群にあるというのも少年漫画っぽいですね。非常に強力な、最初は天の上の存在のライバルキャラがいる(本作アニメで言うと、洋菓子学校中等部に在籍する主人公の先輩である高等部生徒会長さん、お菓子作りの腕は学校No1)、そしてレベルがちょっとずつ上がっている主人公の前に強敵(今回出てきたいじわるお嬢様)が出てきて勝負対決!というのは少年漫画の王道です。少女漫画と少年漫画の面白いところをリミックスしている感じで、毎回見ていて非常に面白い。少年漫画の一番面白い序盤〜中盤をちょうど今やっていて、実に面白いです。夢色パティシエール、まだ未見のお方々はぜひ一見になることをお勧めする良作ですね。

一つだけ難点があるとすれば、この作品を見ていると洋菓子を食べたくて食べたくてたまらなくなるので、手もとにスイーツがなく、スイーツを買うお金も無いとちょっと辛いです(^^;見ていると、口の中がお腹が空いてむずむずしますね…。美味しそうなスイーツを作って食べて作って食べての全編最高に美味しそうな話なので、ダイエット中の人は見てはいけないという…。

参考作品(amazon)
夢色パティシエール 1 (りぼんマスコットコミックス)
ミスター味っ子 (1) (講談社漫画文庫)
美味しんぼ (1) (ビッグコミックス)
夢色パティシエール 精霊ぬいぐるみ バニラ
夢色パティシエール 精霊マスコット バニラ
夢色パティシエール 精霊ぬいぐるみ ショコラ
夢色パティシエール 精霊マスコット ショコラ
夢色パティシエール エプロンセット いちご
夢色パティシエール エプロンセット バニラ
夢色パティシエール エプロンセット ショコラ
あにゃまる探偵キルミンずぅOPED主題歌「Poo/Chuai Mad Noi」
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2009年11月22日 03:45

こころ (新潮文庫)

日本テレビ青い文学で夏目漱石の小説「こころ」がアニメ化されましたが、原作と全く話が違う上に壮絶に出来が悪い最悪最低の駄作です。原作者の遺族は『夏目漱石の「こころ」との宣伝文句を使い、原作小説と全く別のアニメを放映した』として日本テレビに対して異議を申し立てて然るレベル。最悪映画として名高いドラゴンボールのハリウッド映画版よりも酷いレベルです。ドラゴンボールの場合は原作者の鳥山明さんが健在ですから、「ハリウッド映画版ドラゴンボールは原作とは全く違う話として捉えて欲しい」とコメントを出せましたが、今回の「こころ」アニメ化は漱石が亡くなっているから、抗議の申し立てようがなく、これでは夏目漱石があまりに気の毒です。日本テレビは最低限のチェックとか何もしてないのでしょうか。夏目漱石の原作小説「こころ」と全く違う話(しかも最悪なレベルの駄作。原作とは全く違う出来の悪い「藪の中」みたいな話)がアニメとして放映されており、夏目漱石愛読者の一人として僕は怒りと悲しみで断腸の思いです。この最悪アニメを製作した監督と脚本は早急に更迭して欲しいです。

青い文学のアニメ版こころは夏目漱石の原作小説とは最初から最後まで全く違う話にされており、このアニメを夏目漱石の名をクレジットして放映したことは、アニメ史上に残る最悪の放映事故と言っても過言ではないでしょう。アニメ版は原作と展開が全く異なる出来の悪い内容で、思い出すだけで胸が悪くなりますが、あえて語ります。まず、登場キャラクター全員の性格も行動も違いますので、原作「こころ」とは全く別の話として捉えるのが妥当です。アニメ版のこころは、出来の悪い「藪の中」のような話になっており、先生と、Kの二人の別々の視点で話が進みますが、内容が原作と全く異なったあまりにも劣悪な展開の連続で見ていて驚倒です。Kが下宿に泊まることになってからすぐお嬢さんがKの寝床に夜這いに来て二人で情交を結んだり、夏目漱石の原作小説を冒涜する為に作られたとしか思えないメチャクチャな展開の連続です。このアニメの製作スタッフ達が、原作小説を欠片も尊重する意志がないことが分かります。見ていて呆れ返りました。このアニメを見た一時間の記憶を消去したいという思いで一杯です・・・!!

「我輩は猫である」「ぼっちゃん」から「こころ」「明暗」まで、夏目漱石を昔から愛読していた身として、原作小説を徹底的に冒涜する原作と全く異なる駄作アニメが夏目漱石の名を使ってクレジットされ放映されたことに対する怒りと悲しみで一杯です。青い文学「こころ」僕がこれまで観てきたアニメにおいて最悪のアニメでした。あまりにも酷すぎる…。人間失格の出来が良かっただけに、今回の「こころ」は全てをぶち壊してしまい、非常に残念です。今後、原作者や原作者の遺族はアニメ化に対して慎重な姿勢になるでしょう…。今回のこころアニメ版を製作したスタッフは夏目漱石の墓前で心からあやまるべきだと思います。

あやまれ!夏目漱石にあやまれ!!

参考作品(amazon)
こころ (新潮文庫)
増補 漱石論集成 (平凡社ライブラリー)
青い文学シリーズ 人間失格 第1巻 [DVD]
青い文学シリーズ 人間失格 第2巻 [DVD]
青い文学シリーズ 人間失格 第1巻 (Blu-ray Disc)
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2009年11月21日 15:37

ゼルダの伝説 大地の汽笛 特典 羽根ペン型オリジナル透明タッチペン(ルピー型特製ケース付属)付き
ゼルダの伝説 大地の汽笛(特典無し)

ライブドアニュースが明らかに間違っている内容を載せています。宮本茂さんが怒ったのは2007年の会議です。ライブドアニュースが言うwiiの現在の不振?と宮本茂さんが怒った件は何の関係もありません。明らかな誤りを記事にするのはジャーナリズムとしてあまりに酷すぎます。

ライブドアニュース:任天堂社員に宮本茂が大激怒「一体いくらかかってると思うんだ!」
http://news.livedoor.com/article/detail/4462002/
『ゼルダの伝説 大地の汽笛』の購入特典としてついてくるオリジナルタッチペンのテスト品が完成し、会議で宮本氏たちに披露した際に激怒されたという。(中略)
ゲームの神様・宮本氏に「それをつくるのに一体いくらかかってると思うんだ!」なんて怒られたらかなりショックである。いや、むしろ光栄に思うべきか。イケイケな勢いがあった任天堂だが Wii の展開が思わしくないようで、今後はサイフのヒモをギュッとしめる必要があると思われる。宮本氏はきっと、自社の経済状況に関してもっと意識を持って仕事に取り組んで欲しいと考えたに違いない。

2007年に開かれたゼルダの伝説夢幻の砂時計開発会議席上でのこと(宮本茂専務が、ゼルダの透明羽ペン試作品のコストについて青沼プロデューサーに怒ったこと)を、今年(2009年)のゼルダ新作大地の汽笛の開発時のことのように上記の記事は書いていて、時系列を無理矢理混同させています…。任天堂公式サイトにある元記事の「社長が訊く『ゼルダの伝説 大地の汽笛』」のリンクを載せていないところを見ると、確信犯ですね…。吾妻ひでおさんの騒動のときと同じ、恣意的な印象操作によるネガティブキャンペーンで、ジャーナリズムとして道を外れており、最近のライブドアニュースは報道のやり方があまりに酷いと思います。

任天堂公式サイト:社長が訊く『ゼルダの伝説 大地の汽笛』
http://www.nintendo.co.jp/ds/interview/bkij/vol1/index.html

上記の元記事を読めば分かりますが、この話は、ゼルダの伝説夢幻の砂時計では時間が足りずコストも高くて同梱できなかったゲーム付属アイテム「透明タッチペン(透明羽ペン)」を、今回のゼルダ新作「大地の汽笛」では同梱できることになりましたよ!ということを、ゼルダの開発者で透明羽ペンの立案者である青沼さんが嬉しがっている記事なんですね。ライブドアニュースがなんで一部分だけ切り張りしてネガティヴキャンペーンしているのか理解不能です。引用元の記事を全文読めば分かりますが、『以前のゼルダではコスト的な問題で行えなかった付属品サービスを今回のゼルダでは行えるようになって嬉しいです』という、ゼルダの開発者の青沼さんが嬉しがっているほのぼのとした記事です。ほのぼの記事が記事全体と全く違う方向で誤用されてネガティブキャンペーンが行われており、非常に暗い気分になりました。元記事より引用致します。

社長が訊く『ゼルダの伝説 大地の汽笛』
http://www.nintendo.co.jp/ds/interview/bkij/vol1/index7.html
青沼
実は前作の『夢幻の砂時計』のときに、
DSの画面をタッチペンで操作すると
どうしても画面を手がじゃましてしまうということがあって、
これを何とかできないかと思ったんです。
そこで、ペン軸を長くして、
さらにペンを透明にしたらジャマにならないと思って、
自分で羽根ペンのようなラフを描いて
社内の機構設計チームに持って行ったんです。
岩田
開発技術部の、
ハードのプロダクトデザインをするチームですね。
青沼
はい。
僕としては「こんなのをつくるのはどうでしょう」と
相談に行ったつもりだったのですが、
すぐに試作品をつくってくれたんです。
それもわずか3日間で!
岩田
はい、3Dプリンターという機材が導入されて、
社内で、立体の試作品をつくるのが
ものすごく早くできるようになったんですね。
青沼
いきなり「こんな感じでしょう?」と、
試作品を見せられまして
「まさにコレ! 僕がほしかったのは!!」と
思わず叫んじゃいました(笑)。
岩田
(笑)
青沼
僕はうれしくてしょうがなかったので、
プロデューサー会議のときに
「こんなのをつくってくれたんです」と
みんなにお披露目したんです。
そしたら、宮本さんから
「それをつくるのに一体いくらかかってると思うんだ!」と
怒鳴られまして・・・。
岩田
確かに材料とか維持費とか、けっこう高いんです(笑)。
それを一切考えずに、無邪気に喜んでいる姿を見て、
宮本さん、怒鳴ったんでしょうね。
青沼
そうなんですよね。でも、そうやって
せっかく試作品をつくってもらったんですけど、
僕が取りかかるのがちょっと遅かったんです。
本当はその透明タッチペンを
ソフト全部に同梱したいぐらいの気持ちだったんですけど、
ぜんぜん間に合わないことがわかりまして。
岩田
全部に同梱するとなると、
そのタッチペンをつくることだけでなくて
パッケージ仕様も含めて大きな変更になるので
作業工程が大幅に増えるわけですから
やっぱり準備に時間がかかるんですね。
青沼
それで、前作では一度は諦めたんです。
ところが、今作の発売に関して営業さんと話す機会があって、
「年末という時期でもあるし、
特典的に配ることはできるかもしれない」と。
もう僕としては
「それができるんだったら、ぜひやって!」と。
(中略)
青沼
ゲームの現場じゃない人たちが、
どんなカタチにすればお客さんに喜んでもらえるだろうかと
そういうことを考えて
ルピーのケースを提案してくれたのが、
ものすごくうれしくて。
「この人たち、わかってる!」と(笑)。
岩田
(笑)
青沼
だから、即決でした。
もちろんコスト面ではいろいろあると思うんですけど、
「可能であればコレにしてください!」とお願いして、
それからいつの間にか「大丈夫」という話になって。
野望は一気に・・・。
岩田
青沼さんの野望は一気に増幅して実現されましたね。
青沼
はい。みなさんに支援されて増幅されました。
で、『大地の汽笛』の開発の終盤はずっと
僕は透明タッチペンでプレイしてたんです。
なので、遊びやすさは折り紙付きです。

最近のライブドアニュース(ガジェット通信というところから持ってきているライブドアニュース)は、実際の内容とは全く関係なく、文章の一部分だけ切り出してはセンセーショナルに印象操作して叩くという記事が多く、明らかにおかしいです。ジャーナリズムとしての責任を放棄して、ただむやみやたらに何でもかんでも叩きたいので、今回のような印象操作であることないことでっちあげてネガティヴに物事を煽ってばかりです。どうしてしまったのでしょうか…。

こんなデタラメな取り上げ方をされてしまった、任天堂とゼルダと宮本さん青沼さんが気の毒です…。僕は任天堂のゲームがとても好きなので、宮本さんや青沼さんにこれからもクオリティの高いゲームを沢山作って欲しいですね…。ちなみにゼルダシリーズはWiiがあればバーチャルコンソールとゲームキューブで遊べる為、ファミコン時代からWiiまで、据え置き機(テレビに繋いで遊ぶタイプのゲーム機)で出たゼルダはWii一台で全部遊べますよ〜。ゼルダシリーズはどれも面白く、お勧めです。

参考作品(amazon)
ゼルダの伝説 大地の汽笛 特典 羽根ペン型オリジナル透明タッチペン(ルピー型特製ケース付属)付き
ゼルダの伝説 大地の汽笛(特典無し)
ゼルダの伝説 夢幻の砂時計
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
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2009年11月20日 06:55

ポケパークWii ~ピカチュウの大冒険~ 特典 Wiiリモコン用ピカチュウ3Dステッカー付き
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一昨日、疲れていたのかこたつに入ったまま寝てしまい、朝起きたら頭と喉が痛くて堪らず、体調を崩してしまいました…。こたつに入っている下半身は熱く、こたつから出ている上半身は氷のように冷たい状態になってしまい、体調不良です…。寒さが厳しいので僕のようなドジを踏まないよう皆さんお気をつけ下さい…。うちの猫、こたつの中で寝るのが大好きなのですが、電気あんかのスイッチが入ったこたつの中でも平気で寝ちゃうので、猫の体に良くなさそうですね…。猫がこたつの中にいる時はこたつの電源を切るようにしているのですが、これからも気をつけないとです…。

wiiのインターネットゲームサービスwiiウェアにてゲームの無料体験版が四作品公開されたので、四作品ともプレイしてみました。どれもなかなか面白く、クリアまで一時間程度なので、フリーで遊べるゲームとして良い出来と思います。それぞれの作品の紹介です。

任天堂公式サイト wiiウェア無料体験版紹介ページ
http://www.nintendo.co.jp/wii/wiiware/taiken/index.html

「光と闇の姫君と世界征服の塔 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」
主人公は魔族の娘で、魔城にモンスターやトラップを仕掛けて討伐に来た冒険者を倒してゆくリアルタイムシミュレーション。普通に面白いです。体験版でプレイできる範疇だとごり押し(ひたすらモンスターとトラップ階を作るだけでクリア可能)でクリアできてしまうので難易度は易しめ。体験版オリジナルのストーリーになっているのはお得な感じで嬉しいですね。なかなかの良作だと思うのですが、このゲーム、他のプレイヤーの皆さんの感想を見ると、後半の難易度が非常に高く、課金ダウンロードで追加できるモンスターなどを購入しないと先に進めないみたいなんですね…。本作は1000円なので、1000円で最初から最後まで遊べるならなかなかの良作と思うのですが、課金ダウンロードで追加コンテンツをダウンロードしないとクリアできない仕様ということだと、結局は数千円出さないと遊べないゲームということになりますから、お金のないプレイヤーの僕としては遊ぶ気にならないです…。体験版だけでも結構遊べるので、体験版でのプレイお勧めです。

「グーの惑星」
海外で大ヒットしたアクションパズルゲームの日本移植作品。グーと呼ばれる謎のスライムを動かしてパズルステージを解いて行きます。僕的には可もなく不可もなくといったところです。特に面白いという訳ではありませんが、暇つぶしのパズルゲームとしてはなかなか良い作品かなと思います。操作面ではwiiリモコンのポインターでグーを操作するのですが、十字キーでも操作できるようにして欲しかったです。大雑把な動きになるポインター操作だと微妙な操作が上手く行かなかったりするんですね…。

「ポケモン不思議のダンジョン いくぞ!嵐の冒険団」
ポケモンワールドで不思議のダンジョンをプレイするゲーム。体験版でプレイできるところまでのプレイの感想としては不思議のダンジョンシリーズとしては簡単な方かなと。むやみに仲間ポケモンを作らず(仲間ポケモンは敵ポケモンに倒されやすく、敵ポケモンを進化させてしまう)、最初のプレイヤーポケモンであるミズゴロウとボッチャマの二人でポケモンタワーを作って進めば、簡単に体験版ラストまで行けます。他の不思議のダンジョンシリーズのように、ワンアクションが生死を分かつというほどシビアではないので、ポケモン好きの子供向けなのかなと。不思議のダンジョンシリーズとして特に目新しい部分はないですが、基本的なところがきっちり出来ていて面白いです。不思議のダンジョンシリーズ好きにお勧めです。

「乱戦! ポケモンスクランブル」
今回プレイした無料体験版四作品のうちで一番面白かった作品です。1500円(1500ニンテンドーポイント)のソフトですが、これならお金があったら買ってもいいと感じさせてくれるポケモンのアクションゲーム。ポケモンを使って通常アクションステージで戦い、強いポケモンを仲間にしたりP(ポケモン世界のお金)を稼ぎながら、ポケモン同士で乱戦するバトルロワイアルアクションステージでの勝利を目指します。通常アクションステージでのアクションも、バトルロワイアルアクションステージでのアクションもとても楽しい。ポケモンは任天堂を代表するメインキャラクターだけあって、とても作り込まれているのが分かる良作アクションゲー。僕みたいなアクションの下手なプレイヤー救済として、地道にプレイしているとポケモンを強化できるのも嬉しい。良作です。今回の四作品のなかでダントツにお勧めの作品。

無料体験版四作品をプレイした感想として、「乱戦! ポケモンスクランブル」の出来は流石という感じでしたね。明らかに他の三作品より作り込みがずば抜けているという感じです。みんなのニンテンドーチャンネルで動画が公開されているポケモンの新作ゲーム、ピカチュウになって様々なアクションを楽しむアクションアドベンチャー「ポケパークWii 〜ピカチュウの大冒険〜」、以前から動画を見て面白そうだなと思っていたのですが、「乱戦! ポケモンスクランブル」の開発チームが作っているとしたら、とても良いアクションゲームになりそうで、更に楽しみな感じですね…。良作ゲームが出るのは良いことです。

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