2016年12月27日 22:20

ASKAさんが新曲をユーチューブで発表されていますね。応援したくなりますね…。岸田るり子「めぐり会い」

ASKAさんが新曲をユーチューブで発表されていますね。以前の逮捕は誤認逮捕だったわけで、再起を賭けておられるんだなあと思うと、応援したくなりますね…。

FUKUOKA ASKA
https://www.youtube.com/watch?v=HAUTw5oPOwc
2016/12/24 に公開
コンプライアンスのため東京のスタジオを使用することができなくなった時、僕の前に道を拓いてくれたのが、ふるさと福岡でした。
NewAlbum「Too many people」の中から、「FUKUOKA」を聴いてください。  ASKA

ちょうどASKAさんと同じく、一世を風靡したミュージシャンが音楽活動において再起するという物語では、岸田るり子さんの小説「めぐり会い」が面白かったですね(Kindle Unlimitedに加入されている方は無料で読めます)。これは、非常に変り種のミステリーにしてラブ・ロマンスでして、数年前、「純愛小説ブーム」が巻き起こったときに、ラブ・ロマンス小説ジャンルとして発表された小説だったんですが…。

・主人公とヒロインが一度も会ったことのない全くの赤の他人で最後の最後まで出会わない

という変り種ラブ・ロマンスの上、作品内容は完全にミステリーで、最初から最後まで殺人の起きないミステリーとして面白い小説でした。ミステリーとしての構成的には同じく岸田るり子さんの「Fの悲劇」と一緒に読むと更に面白いかもしれません。ラブ・ロマンスとしてはかなり無理があるように思いますが、ミステリーとして読むと、なかなか面白い小説だと思います。本作のトリックは、SF作家の梶尾真治さんなら間違いなくSFの方向に着地させるところだなと思い、ミステリー作家とSF作家の物語の方向性の違いみたいなものを感じましたね。

私は日本のミステリー作家では、岸田るり子さんは折原一さんや宮部みゆきさんと並んで好きな作家さんです。岸田るり子さんは「宮部みゆき(女性作家特有の日常の細やかな描写)+京都+ヨーロッパ+芸術+密室+同性愛」みたいな、複数の要素を上手く融合して洗練させている感じが読んでいて楽しいです。お勧めの作家さんですね。アマゾンでレビュー見るまで気が付かなかったんですが、先日少し触れた「ランボー・クラブ」は「血の色の記憶」に改題されていました。

めぐり会い (徳間文庫)めぐり会い (徳間文庫)
著者:岸田るり子
徳間書店(2011-06-15)
販売元:Amazon.co.jp

めぐり会いめぐり会い
著者:岸田 るり子
徳間書店(2008-05-16)
販売元:Amazon.co.jp

Fの悲劇 (徳間文庫)Fの悲劇 (徳間文庫)
著者:岸田るり子
徳間書店(2012-05-15)
販売元:Amazon.co.jp

Fの悲劇【徳間文庫】Fの悲劇【徳間文庫】
著者:岸田るり子
徳間書店(2012-05-02)
販売元:Amazon.co.jp

密室の鎮魂歌(レクイエム) (創元推理文庫)密室の鎮魂歌(レクイエム) (創元推理文庫)
著者:岸田 るり子
東京創元社(2008-05-10)
販売元:Amazon.co.jp

血の色の記憶 (創元推理文庫)血の色の記憶 (創元推理文庫)
著者:岸田 るり子
東京創元社(2015-10-30)
販売元:Amazon.co.jp

アマゾンギフト券ストア



アマゾンOTAKUストア
TVゲーム総合ストア
アニメーション総合ストア
漫画コミック総合ストア
ホビー・フィギュア・トレカ総合ストア
食品&飲料総合ストア
ペット用品総合ストア
電化製品・家電製品総合ストア
パソコン及び周辺機器・消耗品総合ストア
PC18禁ゲーム総合ストア
amazon液晶テレビ総合ストア
クラシック音楽総合ストア
アマゾンギフト券ストア
amazonトップページ




音楽 | 書籍
Archives
livedoor プロフィール

ねこねこ

記事検索
  • ライブドアブログ