モデルの仕事でロシアから来日した13歳の女の子は20万の借金背負わされて国に送り返された
http://togetter.com/li/1056026

日本でモデルやるシベリア少女の実録で暗くなる:Girl Model
http://longtailworld.blogspot.jp/2013/05/
映画は水着審査のシーンで始まる。思春期前のポキッと折れるようなフレッシュな体を求めてシベリアの寒村に出向くスカウター。なんでもいいから外の世界に出て家族を養いたい少女たち。品評会のような審査で見事グランプリに輝きティアラを頭に載せた13歳の少女ナディアは「日本に行けばモデルの契約が2つあって実家に8000ドル送れる」という甘い言葉を信じ、意気揚々とシベリア横断鉄道に乗った。が、しかし…

・成田には誰も迎えにきていない
・狭いワンルームにモデル仲間とふたり
・日本人には「年齢は15歳と言ってね」と言われる。それ労基法違反だから
・契約の話は噓で、来る日も来る日もキャスティング。仕事がない
・撮影に引き回すが写真の行方はわからず、ギャラがいくらかもわからない
・交通費・食費・家賃・コピー代は全部8000ドルから天引かれる
・契約書(英語で意味もわからないままサイン)をよく読むと、ギャラは「諸経費を引いた後」とあり、実質借金だらけ
・契約書には「契約内容は毎日更新の可能性」の1項もあり、完全にエージェントの言うなり
・結局ろくな仕事はとれず雑誌の写真も口だけ映って終わる。
・2700ドルの借金を抱えて帰国
・今は他のアジア地域で働く日々

「GIRL MODEL」 というドキュメンタリー映画を観た。
http://shumatsuwotohnisugit.blog.fc2.com/blog-entry-2292.html
つまり池袋の駅前で下手な日雇い仕事の手配師に引っかかったが最後、いきなり黒部渓谷のダム工事現場に連れて行かれて、なんていう、あれのロシア少女版である。

そしてそこには、まさに売春目的の人身売買の匂いがむんむんなのである。

という訳で、滞在許可の期限の切れる二ヶ月後、ろくな仕事の取れなかったナディアはそのまま本国送還となるのだが、そんな彼女の手元にもしっかりと日本での必要経費の請求書。

あれ、約束の8000ドルは?

つまり、それを含めてあるものないもの一切合財の必要経費を差っぴかれた末に、残ったものはまさに目を見張るような大赤字、という筋書き。

そんな金、払えるわけもなく・・・・

という訳で、ナディアの元にまた新たな契約書が手渡される。

つまり、ヌード撮影を受諾する契約書。先の日本行きの借金を返すために、その契約書と共に再び日本、そして台湾、中国へと巡業の旅に出ざるを得ないナディア。

まあその行く末は、と言えば、ご想像にお任せします、というか、まあそんなこと誰でも判るだろう、といったところ。(中略)

そして女賎の人買い、じゃなかった、モデル・エージェント、そして日本側のそれ、も合わせて、素顔も本名も丸見え、ってことは、これ、表向きには合法なんであろうか、とまさに目が点々である。という訳で、スカウト・マンのアシュレー、これまでの成果物の少女たちのアルバムを捲りながら、

この娘もこの娘もこの娘も消えちゃったわ。さあねえ、どこでなにをしていることやら。多分、そう、売春じゃない?それ以外にないもの。そう、売春だってそれほど悪いものじゃないわよ。

だそうなのである。

つまりそう、無一文の13歳の少女をタコ部屋に放置プレーというのは、つまりはそう、それが前提としてある訳なのだろう。

ブラック企業もここまでくるととんでもない物があるわけだがまあAKBやらの日本のアイドル業界を上げるまでもなく、げーのーかい、やら、ふぁっしょんかんけーやらのキラキラした世界の内幕ってのは、得てしてこんなものなのだろうか。

先日BBCで放送された日本芸能界における児童搾取労働を描いたドキュメンタリー「Girl Model」全編視聴。ユーチューブで全世界にオフィシャルに完全公開されています(日本語訳はないですが、多少英語が分かれば内容を理解可能です)。ロシア人の少女が日本に働きに来る来日後(25分辺りから)の展開がきつすぎる…。なんなんこれ…。酷すぎる…。日本芸能界の児童を対象にした芸能活動って完全にタコ部屋監禁で人身売買かつ児童労働なんですね…。日本に対して日本人であっても心から怒りが湧き上がりますよ。この国は本当に腐敗した国であると心底から感じずにはおれない。これ見たらプーチン大統領も日本に大激怒ですわ…。国連は日本芸能界の児童労働に対して是正勧告だしてくれ…。国連は人身売買に対してももっと強く日本に是正を申し入れるべき。この国は完全に腐ってるから内部から変わるの無理なんですよ…。

独り身で言葉も分からず何も無い幼い娘に日本の事務所の人間はお金もご飯も渡さないし、完全に道具扱いで芸能奴隷としか思ってないのがもう…。日本人の冷淡さが炸裂していて見ていてきつい。他者(和の外にいる人間)に対してそれが子供だろうと何だろうと極端に冷淡なのは日本の文化性なのかなと感じて悲しくなりますね…。海外の小説(西欧の小説)だと日本人って感情の起伏が薄く常に超然とした共感なき冷酷な人間として描かれていることが凄く多いですが、たぶんこういう冷淡さからきてるんだろうな…。

腐敗した芸能界の仲間たる民放キー局でこのドキュメンタリーが放送されることはまず永遠にないので、国営放送のNHKにもし良心が一かけらでもあるのなら、BBCと同じようにこのドキュメンタリーを日本で放送すべきです!!

まあNHKにも無理か…。この国腐ってますからね…。ただ、このドキュメンタリーがBBCとユーチューブを通して全世界に公開されることで全世界の人々に日本の労働環境の真の姿(弱い立場の人を契約でがんじがらめにして債務などを被せて追い込むブラック労働手法。今野晴貴さんの著書に詳しい)がどういうものであるかはっきり分かってもらえたというのは、民放キー局が垂れ流す日本スゴイ系プロパガンダの一兆倍は有意義なことであると思いますね…。

追記:後、余談ですが、日本は人身売買においても昔から恥ずべき国家で、近代における世界最大の人身売買者は日本人の村岡伊平次(近代日本の人身売買組織の長。貧しい日本人女性を大量に誘拐しそれら日本人女性に性的暴行を加えた後に売春婦として海外に売り飛ばした。その数は数万人とされている。しかもそれらを自伝として発表した)であり、しかもこのような近代歴史上の最大の犯罪者の一人として目されている人物が、刑務所に入ることも誰かに討たれることもなく、最後まで日本の大富豪の名士として国内の豪邸で安楽に大往生するということに、世界中の諸国は呆れ果てた訳ですよ…。

こういう恥ずべき日本の悪夢の歴史を、きちんと教えて、そして反省すべき点は反省して改善していかなければいけないんですよ…。過去の日本スゴイとか、日本の実際の過去の歴史を知っていたら、馬鹿げていて空虚過ぎますよ。

長崎県島原で生まれた村岡伊平次は、明治18年、18歳で香港に渡って以来、日本の女を「からゆきさん」(中国・東南アジア向けの日本の売春婦)として売り飛ばす商売を始めた。

日本中の前科者を集め、「皆さんが日本国民として生まれながらに国家にあだをし、国民性を失い、身を持ち崩して尊い先祖の墓に足を踏むことさえでけん身のありさまを不憫に思い、あなたがたを国民の一人として、国家百年の事業にたずさわらせ、改めて真人間になしたいゆえ、この先いかなる業もいとわず努めて下さい」と演説し、天皇陛下万歳を三唱させて、日本各地から貧しい娘を誘拐させた。

そして、集めた女達を手当たり次第に犯し、売春婦に売り飛ばし、「あなたがたは、兵隊を作る器械を壊しておる。国家を無視しておる。婦道の違反者である。犬にも劣った人間なり。これを回復する道は、金をためて故郷に土地を買い、模範的女性になることである」と激励した。

彼自身、こうして売り飛ばした女は数万人に上った、といい、それらの女が日本へ送金して「国家経済」に奉仕したことは莫大なものがある、とそり返った。(中略)

「人買い伊平次」には天罰も下らず、太平洋戦争前にフィリピンを引き上げ、天草の富岡町で、昭和20年8月20日、敗戦も知らず78歳の大往生を遂げた。
(山田風太郎「人間臨終図鑑」)

山田風太郎は「日本各地から貧しい娘を誘拐させた」ってさらっと書いてますが、「日本残酷物語」によると、治安の概念がない地方の貧しいゆえに攫われてもあまり騒ぎにならないような女性を物色して攫うように指示しており(お金持ちの令嬢は攫われたら騒ぎになるので攫わない)、しかも、ターゲットの女性に子供などの面倒を見ている扶養家族がいても攫っていたんですね。たぶん、攫われた後、幼い子供とかの扶養家族は急に母親がいなくなるわけで、攫われた女性がシングルマザーだったりしたら最悪死んだかも…。女性の意志とか全然関係なく海外に売りさばいて売春婦にしていく訳で本当に酷いですよ…。これが近代日本なんですよ…。女性の権利なんて本当に無かったんですよ。治安維持も地方では全く機能していなかった。何よりも人権という考え方自体が日本にはなかった…。

今も人権に対する意識、先のドキュメンタリー「Girl Model」見れば分かるように日本は物凄く弱いですよね…。日本は自国では何も変われない国なので、国連あたりからちゃんと「日本は人権を守れ」って圧力を掛けてもらわないと何も変わらないと思います…。

日本残酷物語〈1〉貧しき人々のむれ (平凡社ライブラリー)日本残酷物語〈1〉貧しき人々のむれ (平凡社ライブラリー)
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