2016年10月17日 09:44

前野ひろみち「ランボー怒りの改新」読了。面白かった、そして前野ひろみち氏の正体が確実に100%森見登美彦さんでした!

ランボー怒りの改新 (星海社FICTIONS)

突如現れた謎の天才覆面作家「前野ひろみち」の処女作という触れ込みで話題になっていた(朝日新聞等、新聞も書評で取り上げていた)短編小説集「ランボー怒りの改新」読了。

奈良地域ローカルを舞台に、ちょっとした不思議な奇想、とぼけたユーモアと青春、飄々とした人物達が織り成す短編はどれも質が高く、本自体はとても面白かったです。

でもこれ…「前野ひろみち」って完全に森見登美彦さんやないか!!

もう、ほんとに、100パーセント中の100パーセント前野ひろみちさん=森見登美彦さんでして、全然隠そうとしていないところ(本小説の内容は舞台が京都から奈良に移っているだけで後は完全に森見登美彦節)、むしろ清々しささえ感じたよ!!

多分、作家友人同士の同人誌で森見登美彦さんが変名の「前野ひろみち」で発表していた奈良が舞台の作品に星海社の編集者が目をつけて、「前野ひろみちを舞城王太郎的な謎の覆面作家として華々しくデビューさせましょうや!」みたいな感じで森見登美彦さんを口説き落として出版のはこびとなったんでしょうね。森見登美彦さんというと京都地域ローカル密接小説みたいなイメージがついちゃってるんで、奈良に舞台を移すことでその辺を脱却したかったというのもあるかも。

しかし、誰がどう見ても森見登美彦さんだとすぐ分かる小説のため…うーん…普通に森見登美彦名義で出しても良かったような気もしますが、まあ作品の話題作りとしては「謎の新人作家現る!」みたいな感じで新聞書評に取り上げられておりますし(読めばすぐに森見登美彦さんって分かる内容ですがその辺は言わないのがプロ書評家のお約束)、出版戦略としてはなかなか成功したと言えるのかな。この辺は星海社の編集者の作戦勝ちってところですね。星海社やるなあ。

ランボー怒りの改新 (星海社FICTIONS)ランボー怒りの改新 (星海社FICTIONS)
著者:前野 ひろみち
講談社(2016-08-11)
販売元:Amazon.co.jp

四畳半神話大系 (角川文庫)四畳半神話大系 (角川文庫)
著者:森見 登美彦
角川書店(2008-03-25)
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有頂天家族 (幻冬舎文庫)有頂天家族 (幻冬舎文庫)
著者:森見 登美彦
幻冬舎(2010-08-05)
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