2012年06月26日 17:08

消費税増税法案が衆院可決。金持ち優遇の税、貧乏人に重圧となる消費税増税、落ち込みます…。消費税を上げるのではなく所得税のブラケットを戻すべきです…。

格差社会と大増税―税の本質と負担のあり方を考える (民主的改革のための経済学)

消費税増税法案が衆院可決。消費税は逆進性、つまり「お金がある人ほど税金の比率が少なくなり、お金がない人ほど税金の比率が大きくなる」不公平な税制でして、これが増税というのは、生活に困窮している僕にとって非常に辛いです…。

デジタル大辞泉「逆進性」
それぞれが逆の方向に進む傾向。例えば、消費税率が上がると低所得者ほど収入に対する食料品などの生活必需品購入費の割合が高くなり、高所得者よりも税負担率が大きくなるということ。

金持ち優遇のために直接税である所得税を1983年以降、毎年のように税率を下げてほぼ半分にしたことが、税収低下の全ての原因です…。所得税率を半分以下にしてそれを消費税という逆進性の塊である最悪の間接税で賄うなど、国民を奴隷化している独裁国家のやることです…。

日本の税制は1983年までは高額所得者に掛かる所得税の最高税率は75%でしたが、これを時の政府がどんどん引き下げたのです。現在の所得税最高税率は1983年の半分近い40%です。課税ブラケットが廃止されたため、実際の税率はもっと低いです(以前なら80%掛かるところを現在は30%しか掛からないといったような高額所得に対する税優遇がある)。日本は、高額所得者に対する税率はひたすら下げる一方、年収1000万以下の層に対する税は間接税などを含めると全体は上げて、『高額所得層の税は減免し、中所得層及び低所得層の税は上げる』ということを日本の政府はこの数十年、ずっとやってきたのです。これが税収低下の最大の原因です。そしてその税収低下を金持ちほど税負担が低く、貧乏人ほど税負担が高くなる消費税増税で賄うなどということは、もはや民主主義に対する最悪の犯罪と言っていいほど酷いことなのです。このことは経済を少しでも知っている人間なら常識的なことなのに、マスメディアなどは一切取り上げません。

日本の税制の安定がビジネスにおいて極めて重要となる日本の大銀行のような金融専門組織のシンクタンクなども、日本の高額所得者に対する所得税率がここ数十年の間に急激に引き下げられたことは、日本の税制の安定の側面から見ておかしいのではないかと指摘しているにも関わらず、政府はただひたすら金持ちを優遇するために高額所得者の所得税率をひたすら引き下げてきました。日本の税制の安定のために本来やるべきことは所得税率を1983年まで戻すことが第一なのです。このことは普通に日本国民の多くにきちんと理解されるべきです。三菱東京UFJ銀行経済調査室が発行している経済月報の「経済情報」から引用いたします。

三菱東京UFJ銀行「経済情報No2010-07」
http://www.bk.mufg.jp/report/ecoinf2010/No201007.pdf
1.所得税率の変遷
まず、所得税率の変遷についてみておこう。1980年代以降、所得税率は段階的に引き下げられてきたが、その特徴のひとつは、高所得部分のブラケット(税率適用所得区分)廃止による最高税率の低下であった。(次頁第1表)。1987年以前の最高ブラケットは8,000万円以上(超過累進税率75%)であったが、現在の最高ブラケットは1,800万円以上(超過累進税率40%)となっている。一方、1,000万円より下のブラケットについては税率の引き下げは小幅であったため、所得税の累進性は緩和されてきた。

所得税収は1990年代以降、減少傾向を辿っており、2010年度の見込み額は12.6兆円とピーク(1991年度の26.7兆円)の半分以下に落ち込む見通しである。(次頁第1図)。消費税の導入(1989年)や税率引き下げ(1997年)に伴って、所得税率の引き下げが行われてきた経緯はあるものも、消費税と所得税を合算しても減少傾向に変わりはない。また、景気低迷も税収減の一員だが、名目GDPの推移と比べても所得+消費税収は減少しており、所得税率の引き下げが税収減に一定の影響を及ぼしていることが伺われる。(中略)

国税庁の「申告所得税標本調査結果」をみると、所得2000万円超層の所得に対する所得税の比率は、80年代以降、最高税率引き下げに伴って低下基調を辿ってきた。

日本国民の99%は、年収1000万以下、『1,000万円より下のブラケットについては税率の引き下げは小幅であった』層にいるんです。日本国民の99%は、1%以下の『年収1000万円以上の高額所得者達』の税率引き下げのために、ただひたすら圧制を敷かれ逆進性の税である消費税に苦しめられているのです。国民の99%が1%の大金持ちの犠牲になっている、それが今の日本の姿なのです。

わが国の所得税の機能を回復するためには、富裕者の金融所得など、分離課税となっている所得を総合課税に取り込み、累進性を強化することが必要である。
(合田寛「格差社会と大増税―税の本質と負担のあり方を考える」)

今やるべきもっとも重要なことは、税収の安定のために所得税のブラケットを戻すことなのに、マスメディアなどはこの問題をまったく無視しており、全てが金持ちに支配され、金持ちの圧制によって貧乏人が塗炭の苦しみを味わっています。高額所得者の所得税が大幅に減免されている日本の逆進性の税率(国民のそれぞれの所得に対する税率負担)は現在の状態においてすら先進国各国の中では圧倒的に高い(年収1000万以下の中所得者及び年収300万以下の低所得者の負担が大きい)、問題のある税制なのです(課税ベース、イギリス(0.46)、フランス(0.49),イタリア(0.41)、日本(0.67)。合田寛「格差社会と大増税―税の本質と負担のあり方を考える」より)。それが更に消費税増税など圧制以外の何ものでもありません。日本の累進課税が機能していないことにより税負担を大幅に免れている高額所得者の敷く圧制が日本の全てを支配しており絶望的です…。

気が重くて気力がでません…。楽しいポケモンもやる気がなくなっちゃった…orz.今の日本国は金持ちが貧乏人を苦しめる史上最悪最低の独裁的圧制国家です…。僕は生活に困っていて、もしよろしければ、ご余裕ございましたら、amazonアフィリエイトでお買い物をして頂けたり、amazonギフト券を贈って頂けたり致しますと、生活がとても助かり、心から深く感謝致します…。生活が苦しくて、どうか助けて頂けると心から感謝致します…。最後がこのようなお願いになり本当に申し訳ありません…。ごめんなさい…。

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