2012年04月28日 13:30

貫井徳郎「明日の空」読了。青春叙述ミステリの良作、面白かったですね。

明日の空

お金が無くて、本日、ブックオフに本とゲームを売りまして、ブックオフに本やゲームを売ると数百円分無料購入チケットがもらえるので、それを使い、ミステリ作家貫井徳郎さんの「明日の空」を購入し、たった今読了しました。赤川次郎作品やライトノベル風な軽みのある読みやすい本で、一時間で読了。出す本が悉くイヤミス(いやな読後感のするミステリ)でしかも力の入った力作という元祖イヤミス作家貫井徳郎さんのこの本、ブックオフで100円で売っていまして、「貫井徳郎さんの本が100円って珍しいな、沢山売れた本なのかな?」(本は売れれば売れるほど中古価格が低下するので売れた本ほど安い)と思って買ったら、これが貫井徳郎さんのイメージからは百万光年は離れたところにある青春叙述ミステリの良作でして面白かったですね。

〈ニュース圏外〉イヤミス、なぜ売れる
http://digital.asahi.com/articles/TKY201203230659.html
後味のわる〜い推理小説、「イヤミス」が売れている。(中略)このジャンルの先駆けは、08年に出版され、映画化された湊かなえ「告白」(双葉社)。後味の悪さから「嫌な気分になるミステリー=イヤミス」と呼ばれ、固定ファンがつき始めていた。今邑彩、昨年直木賞を受賞した道尾秀介といった作家も、同様の作風で人気を集める。

貫井徳郎さんのミステリ小説は悉くイヤミスなのですが(代表作「慟哭」からして強烈なイヤミス)、本作は、毒はありますが、全体的な流れとしては爽やかな青春小説であり、これまでの貫井徳郎さんの著書からは思っても見なかった作品で驚きました。叙述トリックも、ミスリードされてやられたなあという感じです。物凄くダイレクトなヒントが初っ端から提示されていたのにやられてしまった…今この文章を書きながら読み返していますが、伏線も沢山あったのにやられてしまった…(^^;

物語の読了感は、物悲しさもありますが、全体的に爽やかで決して後味の悪いものではないですし(イヤミスとは対極にある作品です)、青春叙述ミステリとして十二分にお勧めできる良作と思いますね。最後まで読んでからもう一度読み返すとちゃんと伏線が沢山張ってあるのは、真梨幸子さんのようなミステリ要素の弱いイヤミス作家には真似のできない、イヤミス元祖にしてミステリ畑の本家本流としてのミステリ作家貫井徳郎さんのプライドが感じられるように思いますね。面白かったです、お勧めです。

明日の空
慟哭 (創元推理文庫)
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン(通常版)
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン (Wii USBメモリー16GB同梱版) (封入特典:ゲーム内アイテムのプレゼントコード同梱)

ELECOM バリュータイプUSBメモリ 16GB ブラック MF-HMU216GBK
Wii専用 LANアダプタ
iBUFFALO USB2.0Hub バスパワー 4ポート 個別スイッチ付 ブラック BSH4U08BK
iBUFFALO フルキーボード USB接続 日本語 112キー 【PS3,Wii】動作確認済 ブラック BSKBU02BK
ELECOM RoHS指令準拠&環境配慮パッケージ エコUSB2.0延長ケーブル A-Aメスタイプ 5m ブラック U2C-JE50BK
ニンテンドープリペイドカード3000円

TVゲーム総合ストア
ペット用品総合ストア



アマゾンOTAKUストア
TVゲーム総合ストア
アニメーション総合ストア
漫画コミック総合ストア
ホビー・フィギュア・トレカ総合ストア
食品&飲料総合ストア
ペット用品総合ストア
電化製品・家電製品総合ストア
パソコン及び周辺機器・消耗品総合ストア
PC18禁ゲーム総合ストア
amazon液晶テレビ総合ストア
クラシック音楽ストア
アマゾンギフト券ストア
amazonトップページ




書籍 | 貧困
Archives
livedoor プロフィール

ねこねこ

記事検索
  • ライブドアブログ