サロメ (岩波文庫)

作家の平野啓一郎さんのインタビュー記事、これが心打つなかなかのインタビューでしたのでご紹介致しますね。

平野啓一郎インタビュー「人生を懸けて書いた手紙」
http://tenshoku.mynavi.jp/job/heroes_file/index.cfm
平野啓一郎さんは2012年初めて戯曲の翻訳に挑戦した。5月に上演されるオスカー・ワイルドの『サロメ』だ。これまでの官能的なサロメのイメージを払拭し、彼女の無邪気さと残酷さに焦点を当て、それゆえのサロメの悲劇性をくっきりと浮かび上がらせた。

「純粋な人間に潜む恐ろしい心、あるいは社会そのものの残酷さ。これらは現代社会の鬱屈に大いに通じるところ。そこを意識しつつ、ワイルドが表現したかったものをできるだけ壊さないように翻訳の作業を進めました」(中略)

(デビュー前)自称作家はどうも恥ずかしい。誰かに認めてもらいたいという一心で、文芸誌『新潮』の編集長に小説「日蝕」を送った。新人の登竜門と言われる文学賞にあえて応募しなかったのは、「今思えば青臭い考え方ですが、賞などとは一切無関係の作家に憧れていたから」だった。

「いきなり送っても読んでもらえないと思い、事前に自身の文学観や思いをつづった手紙を出しました。手紙にも文才は出る。たった一人を魅了できなかったら、何万人もの心を打つような小説家になどなれないと思い、自分の人生全てを懸けて書きました」

その思いが通じ、「日蝕」は『新潮』の巻頭を飾る。無名の新人としては極めて異例なこと。しかも翌年には芥川賞受賞という快挙を成し遂げるのだった。

『たった一人を魅了できなかったら、何万人もの心を打つような小説家になどなれない』というのは良いですね…。一期一会の気持ちを感じます。僕は書いている人の個性を感じられる文章が好きで、自分もそういった文章を書けるようになりたいと思っておりますので共感しましたね…。インターネットで個人ブログを書いている人々には、きっとどこかにこういう気持ちがあって、書いているのではないでしょうか。小説にしてもブログにしても、大勢に向けて書いているという考え方ではなく、かけがえのない一人ひとりに見てもらっているという意識の上で書くことが大切なのだと思います。

サロメ (岩波文庫)
葬送〈第1部(上)〉 (新潮文庫)
葬送〈第1部(下)〉 (新潮文庫)
葬送〈第2部(上)〉 (新潮文庫)
葬送〈第2部(下)〉 (新潮文庫)
決壊〈上〉 (新潮文庫)
決壊〈下〉 (新潮文庫)
ドーン (100周年書き下ろし)
日蝕・一月物語 (新潮文庫)



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