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久々にクラシック音楽の話を致しますね。最近は、レイモンド・レッパードの指揮・演奏が凄く好きで、わざわざ遠い図書館まで行ってレッパードのアルバムを借りてきたりしています。イギリスを代表する指揮者(イギリスの公共放送であるBBCの楽団の首席指揮者を勤め、イギリスのBBCTV・ラジオで頻繁に彼の演奏が放映され、イギリスで最も著名な指揮者の一人)だけあって、凄くイギリスっぽいところ(端正で整然としているところ)が好みです。全体がとても端正で整然としている演奏なんですね。良い意味で優等生的な丁寧な演奏でして、全体のバランスと調和が凄く取れています。激しいパッション(情動)みたいなものは持ちませんが、その分、疲れている時とかでも聴きやすいです。僕のお勧めはレッパード指揮イギリス室内楽団の「ヘンデル:名演集」ですね。ここまで端正で整然と清らかなヘンデルは始めて聴いたという想いです。パッションがなくて、その分、落ち着きがあるという感じですね。パトスの演奏ではなく、ロゴスの演奏という感じで、全体を丁寧に仕上げることに細心の配慮がされていて、最初から最後まで静かに楽に聴くことのできる演奏です。

ウィキペディア「レイモンド・レッパード」
レイモンド・レッパード (Raymond John Leppard CBE, 1927年8月11日 - )は、イギリスの指揮者・チェンバロ奏者。
略歴
ロンドンの生まれ。ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジを卒業。活動当初はバロック音楽の指揮者・チェンバロ奏者として活躍したが、後にバロック音楽に留まらず幅広いレパートリーを指揮している。1960年代から1970年代にイギリス室内管弦楽団に頻繁に客演する。1973年から1980年までBBCノーザン管弦楽団(現BBCフィルハーモニック)の首席指揮者を務めた。その後アメリカ合衆国の市民権を獲得してインディアナポリス交響楽団の音楽監督に就任、現在同楽団の名誉指揮者である。モンテヴェルディやカヴァッリ等のオペラ研究でも知られる。

現代の音楽は、パッションを重視したダイナミックな音楽、情動が迸っているような激しいパトスの音楽が多いですから、そういう音楽もそれはそれで魅力的ですが、そういった音楽ではなく、静かに整然とした音楽を聴きたくなるときもあります。そういったとき、レッパードの演奏は、まさにその想いを十二分に叶えてくれる、美しいスタティックな演奏です。クラウディオ・アバドの演奏もそういったところがありますが、やはりイタリアの激しい血なのか、指揮の中にパッションがバッと出てくることもある。レッパードはそういうパッションの迸りが全くないんですね。これは凄いなと思いますね。指揮において自分の情動を完璧に理性で統御している。彼の指揮には自分の感情を理性の統治下において完全に制御することができる、イギリスの名執事のような感じを覚えますね…。やはり、イギリスという、厳密な階級社会にして、ストア主義的な社会が、その社会性から生み出した名演と言えると心から思いますね…。強靭な理性によって統御されているアパテイアを感じます…。

ウィキペディア「ストア派」
ストア派(ストアは、英: Stoicism)は、ヘレニズム時代に成立した哲学ないしその学派である。この派にちなむストイック(stoic)という言葉が示すように、禁欲的な思想と態度によって知られる。(中略)

感情からの解放(理性主義)
あらゆる感情から解放された状態を魂の安定とし、最善の状態として希求する。アパテイア(apatheia、語源的にはパトスpathosに否定の接頭辞「a」が付く)と呼ばれるこの境地は賢者の到達すべき目標であるとともに、ストア学派における最高の幸福であった。当然、死に際しての恐怖や不安も克服の対象と考える。その理想としてよくソクラテスの最期が挙げられる。怒らず、悲しまず、ただ当然のこととして現実を受け入れ行動することを理想とする。

彼(情動を賞賛するニーチェ)が(理性を賞賛する)ソークラテースにあびせる批評はしばしば不当だが、「実を言うとソークラテースはあまりに余に近いので、ほとんど絶え間なく余は(自分の中の)彼とたたかっている」との言葉で理解できる。(中略)

ストア哲学は人間の(理性の)偉大さを強調した功績があるにしても、その卑小さと弱さをみなかったという欠陥を持っている。さらに(ストア派)エピクテートスが、われわれを左右しうるものとそうでないものと、のあいだの有名な区別を立てたとき(『変えられるものは変える勇気を。変えられぬものは受け入れる謙虚さを。そして、それを見分ける知恵を授けたまえ』)、「彼は心情を規制することはわれわれの外にあるということに気づかなかった」(パンセ)のだ。

他方、モンテーニュは人間の弱さしかみなかった。なるほど彼はあらゆる事物の相対性、理性の高慢および俗見への盲目的な信頼をあばきはするが、しかし彼はわれわれに相対的なもののセンスばかりか好みまで与え、かくてわれわれを不敬虔と悪徳へと導く恐れがあるのだ。だからパスカルはエピクテートスを読むのにモンテーニュで修正すべきことを提案する。(中略)

「人間は(理性一極である)天使でも(情動一極である)禽獣でもない。そして不幸は、天使になろうとするものが禽獣になることだ」(パンセ)

だから人間は自己を(理性と情動の狭間に引き裂かれている)一種のあいまいな怪物として捉える必要があるのだ。(中略)

人間は、ストアの賢者がそうであるような最高の知者でも、懐疑派の賢者のような最高の無知者でもなく、同時に両方であり、またどちらでもないのだ。かくて人間の存在は引き裂かれている。(中略)

ストア哲学は、それが知識のヒューマニズムの進歩――一部の人々はそれにあらゆる信頼を託する――の決定的な一段階であるにせよ、ニーチェの嘆く悲劇的意識の喪失であるにせよ、いずれにせよ、発見する人間の勝利(理性)は、探求する人間の不安(情動)をわれわれに忘れさせることはできないであろう、ということを立証しているのである。
(ジャン・ブラン「ストア哲学」)

現代社会のような、情動が勝利し理性が敗北したような社会、情動ばかりが満ち溢れた社会、TVや雑誌のような身の回りの文物が感情をひたすら喚起させることを目指しているかのような情動社会は精神的に疲労しますから、そういった疲労を静かに整然と癒してくれるという点で、レッパードの指揮演奏のような理性的で落ち着いた静かな演奏は、素晴らしい値千金の価値があると感じます。日本で出ているレイモンド・レッパードのアルバムは絶盤だらけで数も少ないですが(日本クラウンのBBCラジオクラシックスレーベルで出ていたが現在全て絶盤の模様)、図書館とかにはあると思いますので、ぜひ聴いてみて欲しいですね…。静かで、落ち着いた、美しい数学のような演奏です…。

余談ですが、絶版で高値がついていたジャン・ブランの「ストア哲学」、いつのまにか定価999円で再版されていますね。これはストア哲学について書かれた本の中でも抜群に良書でして、未読のお方々はぜひにお勧めですね。ストア哲学に対する理解を深められると思います。と思ったら、今見たらまた絶版でプレミア価格の高値に戻ってしまっている…。このエントリ書いている数時間の間に値段が変動したみたいです…。文庫クセジュはどの図書館にも普通にあると思われるので、高値で買うよりは図書館お勧めです。閑話休題。

エントリの最後に心からの感謝を。ギフト券を贈って頂いて本当にありがとうございます。そのおかげで生活することができて、深く心から感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございます。心から深くお礼申し上げます。

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