2012年01月22日 18:02

ガンダムの大河原邦男作品展、大河原邦男、高橋良輔、吉川惣司トークイベント行ってきました。

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本日、東京都稲城市iプラザで開催中の大河原邦男作品展、上映会「ドキュメント太陽の牙ダグラム」、大河原邦男、高橋良輔、吉川惣司トークイベントに行ってきました。入場料500円です。行った感想としては…うーん…正直なところ微妙(^^;素材は良いのに、お客のことを一切考えないお役所仕事(稲城市が主催)がそれを完全にダメダメにしていると思いました。

稲城市公式サイト「大河原邦男作品展の開催について 」
http://www.city.inagi.tokyo.jp/oshirase_syosai/okawarasakuhin/index.html

作品展は、出されている大河原邦男さんの作品自体はどれも素晴らしく、大河原さんが製作した12/1スケールシャアザク(トークイベントによると大河原さんは二次元のイラストよりも三次元の立体がメインで工房で造形を手がけている)は究極に感動すべき最高の出来です、ザクのモノアイの構造を立体で見ると超感動です!!モノアイって暗いガラスの曲面を色のついたカメラレンズが滑るように移動する仕組みなんですね。これまで知らなかったので、僕的には驚愕しました。こんなアナログな仕組みだったのか…!!

ただ、展示会場が小さいので展示物が少ない上に(展示できる量が少ないため前期と後期で展示物を入れ替えるそうです)、なぜか、小さい会場なのに、1メートル置きにキュレーターらしき人が椅子に座って、総勢10人ぐらいいて周囲をにらみまわすように睥睨しているので落ち着きません…。シャアザクを撮影しようとしたらすっとんできて、写真撮影は禁止です!!って怒られた…。どこにも撮影禁止って書いてなかったように思うのに…。しかも、小さな会場とは別のさらに小さな小部屋でガンダムとかの小さなアクセサリー展示していて、そこではみんな携帯でばちばち撮影してるのに、その小部屋のキュレーターは何も言わないのが意味不明としかいいようがありません…。どういう基準で展示会が運営されているのか、意味が分からないよ…。

色んな展示会に行きましたが、ここは僕が行った展示会の中でも雰囲気はかなり悪いと言わざるを得ません。小さな会場にあんな沢山のキュレーターがいる意味も分からない…。税金とはこのような形で無駄に使われているのだなあと身を持って実感しました…。作品自体は良かったので、雰囲気が残念でした。

上映会は、これも上映作品「ドキュメント太陽の牙ダグラム」自体は素晴らしいのですが、小さなシネマホールの両脇に物凄く光度の高い非常灯があって、映画上映中の館内が真っ暗になるときも、その非常灯が煌々と点いていて、映画より遥かに眩しいので、両脇から入ってくる光で目がひりひり痛くなります…。なんでこんな状態にしたのか…。通常の映画館なら、こんな光度の高い非常灯を上映中に付けっぱなしにするとかありえません…。またも「ダメダメお役所仕事の真髄を見た!!」という感じです。まったくやる気のない行政のダメっぷりをまたもや強烈に感じる一コマでした…。これが地方自治体…!!まさにガンダムの地球連邦政府を彷彿とさせるダメっぷり…。

トークイベントは、アニメ業界のマイナーな内輪ネタ過ぎて、僕のような浅いアニメファンには、何がなんだか分からない…。完全に業界の人向けの飲み会でのだべりって感じですね…。一応司会(サンライズのキウチさんという若い社員)がいるのですが、この方が司会として全然役に立っておらず(若い社員なので大御所に一切口が出せず、トークを全く仕切れない)、結果としてトークが凄まじくだらだらしてしまっていました…。サンライズは司会を変えた方がいいのでは…。周囲にいた子連れ親子達が、マニアックすぎるトークについていけなくなって凄い勢いで席を立っていきましたが(小さな子供達が超退屈していました)、さもありなんです…。トークイベントや大河原邦男さんの挨拶で僕でも分かったネタを幾つかご紹介致します。

稲城市のマスコットキャラクター「なしのすけくん」は大河原邦男さんがデザインした謎のハロもどき(黄色いハロにガンダムタイプのV字アンテナを付けたデザイン)で、着ぐるみが出てきて会場はそのとき最高に受けてました。下記記事に写真があります。

東京・稲城市のイメキャラ誕生 「ガンダム」デザインの大河原さんら考案
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111024/tky11102421020011-n1.htm

本日のイベントにて
大河原邦男
「何かに似てるとか、V字アンテナとか、他の人がやったら問題になるかもしれないけど、僕がデザインする分には問題ないだろうと(笑)」

その後のトークイベント

大河原邦男
「安彦良和くんは天才だね」

吉川惣司
「(安彦良和の)絵は上手いけど、それをアニメにするのは難しい」

大河原邦男
「安彦良和くんはTHE ORIGINの映画に関わらないそうだけど仕方ないね…。今、安彦良和くんの絵をアニメにできる人材いないからね…」

高橋良輔
「ボトムズはスポンサーのタカラから『ボトムズはボトムレスバー(風俗バー)を彷彿させるからそのタイトルはやめろ』と言われて困った。アニメを見る人がそんなことを連想することは絶対ないと言って説得した」

大河原邦男
「最近、ガンダムの仕事が全く来ない。ガンダムの仕事をしたい。僕も安彦良和くんもガンダムAGEのことを全く知らず、始まってから始めて知った」

吉川惣司
「最近の萌え系のアニメとか、訳が分からないね…。リチャード・アッテンボロー監督の『素晴らしき戦争』という映画をお勧めする」

高橋良輔
「近年は、リアルロボットブームみたいなものがなくなって、リアルロボットはガンダム一つあれば十分という感じだけれど、たまに、それまでと違ったアニメを作りたいというプロデューサーから、FLAGのようなアニメの製作依頼が来る。五年に一度、TVアニメを作れればいいと思っている。現在、今後三年以内にアニメが作れそうな感じで動いています」

僕は萌え系とは対極にある高橋良輔監督の硬派なアニメが好きなので(ガラサキ最高に大好きです!!)、高橋監督の新作TVアニメ楽しみですね…。無事見れると良いな…。それと、サンライズは大河原邦男さんにガンダムのデザインを依頼すべきです。大河原さんはメカっぽいデザインが好きと語っていましたが、僕も、エヴァや輪廻のラグランジュみたいな流線型のぬるぬるしたロボットデザインよりも、四角張ったメカニカルで無骨な感じの大河原ガンダムのデザインが好きなので、メカっぽい大河原ガンダムをサンライズにはぜひお願いしたい!!そして、素晴らしき戦争、今度TUTAYA行って借りてこよう。

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