2011年12月30日 02:24

DSiウェア「CASTLE CONQUEROR- HEROES」面白いです!!ファイアーエムブレム好きにぜひお勧め!!

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昨日からDSiウェア「CASTLE CONQUEROR- HEROES」をプレイ中。ターン制戦術シミュレーションとして良く出来ていて素晴らしく面白いです!!500円とは思えない出来の良さ!!SFC全盛の頃、SFCでフルプライスで発売されて、その結果高評価されていても全然おかしくないような、良い意味でレトロで良く出来た戦術シミュレーション、ファイアーエムブレム好きにはぜひお勧めですね!!

CASTLE CONQUEROR- HEROES
http://www.nintendo.co.jp/ds/dsiware/kc5j/index.html

本作はファイアーエムブレムを彷彿させるようなターン制戦術シミュレーション。名前と顔があってストーリーに絡んでくる指揮官ユニット(汎用ユニットより強力。指揮官の周囲の汎用ユニットに指揮効果を与える)と、歩兵・弓兵・ハンマー兵・グレネード兵・ライフル兵などの各種汎用ユニットを使い、帝国軍と戦います。ターン制なのでじっくり戦術を考えてプレイでき、また敵の思考は早いです(敵CPUは何も考えていないだけのような気もしますが…)。とにかく敵は大量の物量で押してくるので、例え敵CPUが何も考えていない力攻めしかしてこないとしても、結構苦戦する面白さがありますね。

本作の戦略性の特徴を為すのは『補給基地と補給ライン』と『汎用ユニットは数は生産制限があるが、補給基地のどこでも生産できる』という特徴です。マップには沢山の補給基地と補給ラインがあり、自軍の占領下に置いた補給基地から繋がった補給ライン上にいると、減少した体力の補給ができます。これがこのゲームの生命線であり、指揮官達は基本的にこのライン上に置くのがセオリーです。

しかし、敵の補給基地やそこに繋がった補給ラインから敵も回復してしまいます。そこでどうしても敵の補給ラインを分断し敵の補給基地を占領する必要が出てくる。そのため、汎用ユニットを補給ラインを越えて特攻させます。ここがシビアで面白いところなんですが、汎用ユニットは、生産数に制限はありますが、どこの補給基地でも生産できるため、「体力の残り少ない汎用ユニットをわざと敵に特攻させて撃破される→敵近くの補給基地で体力満タンの補給ユニットを生産して突撃」というコンボが非常に重要となります。汎用ユニットはまさに使い捨て…これが戦争!!(爆)一応、補給基地が傍にあれば、補給基地で撤退させることで補給基地のエネルギーが少しだけ回復しますが(補給基地にはエネルギーがあり、汎用ユニットの生産や敵からの防衛に使用する)、どちらかというと、特攻させた方が効率がいいという(^^;

名前と顔がある指揮官ユニットは非常に強力ですが、失うと痛手が大きすぎるため、次から次へと汎用ユニットで前線に壁を作り、指揮官ユニットはある程度安全な壁の後ろの補給ラインから攻撃、なんというか…指揮官は安全な後方にいて、前線で名もなき兵が散ってゆく、ある意味、もっともリアルな戦争ゲームかも(^^;

ただ、突然敵増援が、後ろからぞくぞく沸いてくることが多いので、陣形が崩壊して混戦になることも多く、指揮官ユニットが撃破されそうになることも多くて、プレイしているとドキドキしますね。本作はファイアーエムブレムなどと同じく、それぞれの各面の間のインターミッションでしかセーブできないので、指揮官ユニットが撃破されたらリセットしてやり直すつもりでプレイしていますが、なんとか、まだ一人も指揮官ユニットは撃破されていません。肝を冷やす場面は何度もありましたが。

章が進むに連れてだんだん敵が強くなってより面白くなってきましたね。敵の上級指揮官とか、こちらの汎用ユニットを一撃で撃破するので(同じ敵に隣接している場合、行動回数を消費せずに隣接ユニット全てで一斉攻撃ができるが、下手に一斉攻撃とか仕掛けると、隣接部隊が全滅したり…)、どうしてもこちらも指揮官を前線の戦闘に出さざるえないのが、なかなか面白くなってきたところです。本作はとても良く出来たターン制戦術シミュレーション、お勧めですね。ファイアーエムブレムとかスパロボとかお好きなお方々ならきっと楽しめると思います!!

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