ロシアン・レジェンド~20世紀ロシアの伝説的演奏家たち(100枚組)
レオニード・コーガン名演奏集(10枚組)
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今回は久々に、クラシック音楽の話題を。最近、図書館で、「レオニード・コーガンの遺産」というアルバム集を見つけ、ヴァイオリニスト、レオニード・コーガンのヴァイオリン曲を聴いているのですが、素晴らしいですね…。物凄く僕好みです。僕好みというのはどういうことかと言いますと、演奏が圧倒的に暗いです。冥界の底に鎮魂曲を贈っているかのような演奏で、強烈に暗いのがこのヴァイオリニストの特徴です。技巧が素晴らしいハイフェッツやどこか暖かみのあるメニューインやオイストラフとは全く違うタイプの演奏、僕が全く始めて聴くタイプの演奏です。しかも、暗いと言っても、「幽玄」という感じでは全くないんですね。何といいますか、戦闘的なロックンロールやRPGのラスボス戦音楽みたいな感じです。暗く、そして強烈でダイナミックで、一音、一音がはっきりしていて、それが聴き手にぶつけられてくるような攻撃性のある刺激的な演奏です。面白いですね。クラシック音楽曲をこのように弾くヴァイオリニストの演奏を聴いたのは全く初めてであり、唯一無二の演奏と言えるのではないかと思います。

ウィキペディア「レオニード・コーガン」
コーガンは技術においても解釈においても至高の演奏家のひとりと認められている。スタイルは、同時代のたとえばオイストラフに比べてさほど個性的ではないものの、むしろモダンであると見なされている。コーガンは、速くて澄んだ音色のヴィブラートを使い、無骨でひきしまった、攻撃的な演奏を行なったと伝えられる。すべての弦とすべてのポジションにおいて、ムラのない豊かな響きを保とうとして、高音域で響きが減速しないように努めた。また、どうも右腕の技術によって、G線がむやみと明るく響かないようにしたらしい。

レオニード・コーガンで検索するとwikiの次に出てくるブログの方の感想に、『そこには甘やかな叙情性など、ひとかけらも存在していなかった。これはチャイコフスキーじゃない。このコーガンというヴァイオリニストの演奏は何かしら禍々しいものを感じさせた。それは何物かに憑かれた者の演奏だった。肌が粟立つのを感じたが、途中で聴くのをやめることはできなかった。』と書かれています(http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20060331)。まさに心の底から僕も同意します、全くこの言葉の通りだと思いますね。非常にデーモニッシュで、禍々しさを感じさせる音楽です。先ほど、RPGのラスボス戦と述べましたが、まさにそういう感じのヴァイオリンなんですね。それこそ、三下の悪魔ではなく、大魔王とかの強烈な存在が出てくるときに流れているような音楽でして、このような音楽があることに驚愕致しました…。クラシック音楽の世界は僕が思っている以上に豊穣ですね。なぜこれほど優れた演奏家があまりメジャーではないのかは、アルバムのライナーノーツに詳しく載っておりました。

(コーガンほど優れたヴァイオリニストがあまり知名度がないのは)世間の目は必ずしもコーガンに好意的ではなかった。一つには、コーガンが決して社交的でなかったことがある。オイストラフは幅広い教養と温和な性格で多くの人に愛された。しかし、コーガンは息子パーヴェルが語っていたように話題は決して豊富ではなく、「音楽とヴァイオリン、そして家族のことしか頭になかった」らしい。

さらにコーガンにはKGBの根強い噂が絶えなかった。ある時、コーガンはKGBによりロストロポーヴィチについての報告書を書くように命令された。これを知ったロストロポーヴィチは激怒し、コーガンの「私の説明を聞いてくれ」という言葉には一切耳を傾けず、コーガンに一方的に絶交を言い渡した。この点については、同じくソ連のヴァイオリニスト、ミルシテインは自伝の中で「その当時、音楽家のみならずバレリーナ、科学者など、国外に出たことのある人間であれば誰でも、どこで誰とあって何を話したかの報告書は書かされていた。だから、コーガンだけが例外とは言えない」とコーガンをある意味では弁護する発言をしている。さらに、息子パーヴェルも「父はKGBではありません。ただ、KGBとのトラブルはありました」と語っている。

コーガンが人間的にいささかとっつきにくい印象を与えたのは彼の持病とも無縁ではあるまい。息子パーヴェルによると、父コーガンは潰瘍の持病があり、そのため本番に至るまでの体調の維持にかなり神経質になっていたという。さらに、1970年代に入ると心筋梗塞の発作のために長期間静養しなければならなかったことも珍しくなかったようである。体調のすぐれない時、悪気がなくてもつい相手に対してぞんざいな受け答えをしてしまうことは誰にでもありうることであろう。そんな時、たまたまKGBの噂など耳にしていれば、コーガンに対する印象がいっそう悪くなることは十分に考えられる。

前にも触れたように、コーガンは移動の車中で死去(58歳と若くして急死)しているのが発見されたが、この時も暗殺説が一部に流れたほどだった。この説について息子パーヴェルは、父はその時も決して体調は良くなく、自然死であると主張している。

以上のように、レオニード・コーガンに対する印象というと、これまではどちらかというとやや暗い陰を感じさせるアーティストのように思われてきた。そしてそれは最近になってもさほど変化していないというのが実情であろう。
(「レオニード・コーガンの遺産」ライナーノーツより)

プーチン大統領もKGBですし、その人物が優れた実績(プーチン大統領の場合は崩壊していたロシアを再び纏めた政治的手腕、コーガンの場合は素晴らしい演奏)を築き上げるなら、KGBであっても、KGBであることとは切り離して、その実績が評価されるべきと僕は思います。最高の指揮者として評価されているフルトヴェングラーなんて、KGBなど全く比較にならない凶悪な組織、歴史上最悪の凶悪性を持つ組織であるナチスに協力しましたが、そのこととは別に、指揮者として最高に高く評価されていますし…。ただ、もしコーガンがKGBのごたごたで暗殺されたのだとしたら、人命を鴻毛のように軽く扱うKGBという組織の性質によって、このような素晴らしいヴァイオリニストが失われたとするならば、そこには非常な腹立たしさを感じずにはおれないです…。

コーガンの演奏は周囲(聴き手や共演者)を配慮しないある種、独りよがりな演奏なんですが(オイストラフと聴き比べるとその点ははっきり出ています)、このヴァオリニストの場合、その周囲に対する配慮の無さが、逆に演奏家自身の暗い情念、デーモニッシュなものを最大限に引き出していて、他のヴァイオリニストでは聴いたことのない見事に悪魔的な強烈な演奏を生み出しています。元々ヴァイオリンは大魔王ルシファーや悪魔達のお気に入りの楽器、悪魔の楽器としての逸話が西洋に古くから伝わっていますが、ヴァイオリンという楽器が持つ悪魔的特性、それはすなわち、演奏の音色を非常に反人間的にできる特性、音色を、『美しい悲鳴』や『美しい苦悶』として鳴らせることが出来る特性を、究極まで最大限に活かした演奏をしています。好き嫌いの分かれる演奏だと思いますが、この演奏、僕は圧倒的に好きですね。絶望的にまで暗く、芥川龍之介の小説を彷彿とさせるようなニューロティック(神経症的)な張り詰めたニュアンス、そして悪魔的で攻撃的な音色、実に僕好みの演奏、僕の感性にベストマッチする演奏です。魔的なものを重視するロックンロールやRPGのラスボス戦音楽などを好きなお方々にはぜひ聴いて欲しいです。

僕が聴いたのはEMIから出ている「レオニード・コーガンの遺産」シリーズですが、どれも素晴らしく、全く外れはなく、全てが圧倒的に良かったですね…。特にメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の演奏は素晴らしすぎて涙が出そうです…。しかし、残念ながらこのシリーズは既に絶盤のようなので、ブリリアントのロシアン・レジェンドシリーズからコーガン演奏10枚組が出ているのが、コーガンを聴く近道と思います。しかし、この10枚組、7497円と高い…。これだけお金出すなら、ロシアン・レジェンドのコーガン演奏10枚組が丸ごと全て入っているロシアン・レジェンド集大成BOX100枚組が16237円なので、こちら買った方がコストパフォーマンスは圧倒的に良いですね。

ギフト券を贈って頂き、本当にありがとうございます。優れた演奏を聴いて喜びを感じられるのも、ギフト券を贈って頂き、生活にほっと一息つけたからであり、本当に感謝の気持ちで一杯です。ギフト券を贈ってくださるお方に心から深くお礼申し上げます。

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