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鏡の国のアリスとの関連を見ていて・・・3章やべぇ

「きみの足下をはいずっているのが」(とブヨに言われて、アリスはあわてて足をひっこめました)
「バタつきパンチョウね。羽は薄いバタつきパンで、胴体が耳のところで、頭が角砂糖」「それでこれはなにを食べてるの?」
「クリーム入りの薄い紅茶」
新しいなぞが、アリスの頭に浮かびました。「もしそれが見つからなかったら?」
「そしたら死ぬよ、もちろん」

頭が角砂糖・・・紅茶を見つからないと死ぬだと・・・

この説で僕も解釈してみるテスト。引用元テキストは山形浩生さんの「鏡の国のアリス」全訳より。あっちょんぶりけ。

鏡の国のアリス
http://www.genpaku.org/alice02/alice02j.html
 赤の女王さまが申します。「これでまた大丈夫だろうて。おまえ、語学はできるかえ? あっちょんぶりけをフランス語で言うと?」

まどか=鏡の国のアリス(主人公)

マミさん=バタつきパンチョウ。魔法少女は「クリーム入りの薄い紅茶=グリーフシード」が見つからないと、魔力(ソウルジェム)がつきて戦闘に負け死んでしまう…。

OPに出てくるさやかの上にいる黒猫=ほむら=鏡の国のアリスの白の女王(アリスをサポートし、アリスに警告する、逆回しの記憶を持っているので、未来を知っている、アリスの飼い猫)

 「逆回しで生きてるとそうなっちゃうんですよ」と女王さまは優しく申します。「最初はみんな、ちょっとクラクラするみたいで――」

アリスは驚きのあまり繰り返しました。「逆回しに生きる! そんなの聞いたこともないわ!」

「――でも大きな利点が一つあって、それは記憶が両方向に働くってことなんでございますよ」

「あたしのはぜったいに一方向にしか働きませんけど。何かが起きる前にそれを思いだしたりはできないから」とアリスは申します。

「うしろにしか働かないなんて、ずいぶんと貧弱な記憶でございますわねえ」と女王さま。

「じゃあ陛下は、どんなことをいちばんよく覚えてらっしゃるんですか?」アリスはあえてたずねました。

「ああ、再来週に起こったことですわねえ」と女王さまはあたりまえのように申しました。そして、おっきな絆創膏をゆびに巻きつけながら続けます。「たとえばいまなんか、王さまの伝令のこととか。牢屋に入れられて、罰を受けているんでございますよ。裁判は来週の水曜まで始まらないし、もちろん犯罪はいちばん最後にくるし」

「でも、その人が結局犯罪をしなかったら?」とアリス。

「それは実に結構なことではございませんの、ねえそうでございましょう?」と女王は、ゆびの絆創膏をリボンでしばりました。(中略)

「用心なさいな」と白の女王さまは、アリスの髪の毛を両手でつかんでわめきました。「何か起こりますわよ!」
(ルイス・キャロル「鏡の国のアリス」)

キュゥべえ=Qべえ=Queenべえ=鏡の国のアリスの赤の女王(鏡の国の騒ぎの黒幕的存在、アリスの飼い猫)
まどか☆マギカ第一話で見えるキュゥべえの白い皮の下にある中身は赤い。

さやか=鏡の国のアリスの赤の騎士。白の騎士とは因縁があり、戦い続けている。作中ではアリスを助ける白の騎士と戦った後、すぐに退場する。まどか☆マギカ的は、まどかと上条くんの仲を嫉妬して身を滅ぼして死亡することの示唆?

ヴァイオリニストの上條くん=鏡の国のアリスの白の騎士。鏡の国のアリスで唯一のまともな男性キャラクター。優れた音楽でアリスの心を感動させてくれる。アリスをサポートする。チェス世界である鏡の国で、アリスを守ってその足を進めることで、アリスを八升目=女王の座へと導く。まどか☆マギカ的には、上条くんが本当に好きなのは、実はまどかということの示唆?

「悲しいんだね」と(白の)騎士(ナイト)は心配そうに申します。「歌をうたってなぐさめてあげよう」(中略)

騎士は馬を止めて、手綱をはなして馬の首にかけました。そして、片手でゆっくりと拍子を取りながら、自分の歌の音楽を楽しんでいるかように、優しいへんてこな顔を軽い微笑でかがやかせつつ、歌い出したのでした。

 鏡の国の道中で、アリスはいろいろふうがわりなものを見てきました。でもずっと後までいちばんくっきり心に残ったのが、この光景でした。何年もたってからでも、アリスはこの場面を丸ごと、ついきのうのできごとみたいにそっくり思い出せたのです――騎士(ナイト)の穏やかな青い目と優しげなほほえみ――夕日がその髪の毛ごしにぎらついて、甲冑にはねかえった強い光で目がくらくらしたこと――馬が静かにうろうろして、手綱をゆるく首からぶら下げつつ足下の草をかじっているところ――そして背後の森の黒い影――そのすべてを、アリスは写真みたいにとりこんだのでした。片手を額にかざして、木にもたれながらその不思議な騎士(ナイト)と馬のペアをながめ、夢うつつで歌の悲しげな音楽に耳を傾けながら。(中略)

騎士(ナイト)は、バラッドの最後のせりふを歌い終えると、手綱をまとめて馬の首を、これまで来た道の方向に向かせました。「きみはあと数メートル行けばいいだけだよ。丘をおりて、あの小川を越えたら、そしたらきみは女王さまだ――でも、まずちょっと残って、ぼくを見送ってもらえないかな」指さした方向へ、アリスがいそいそと向き直ったのをみて、騎士(ナイト)はつけくわえました。「そんなに長くはかからないよ。待ってて、ぼくがあの曲がり角まできたら、ハンカチをふってくれるよね。そうしたら、ぼくも元気が出ると思うんだ」

 「もちろん見えなくなるまで待ちます。それと、こんなに遠くまできてくれてホントにありがとう――それとあの歌だけど――すごく気に入りました」とアリス。
(ルイス・キャロル「鏡の国のアリス」)

個人的な感想になり恐縮ですが、これは、アリスシリーズの中でも僕の一番好きなシーンですね…。「何年もたってからでも、アリスはこの場面を丸ごと、ついきのうのできごとみたいにそっくり思い出せたのです」という言葉には、子供達を面白がらせるためにハチャメチャな言葉遊びで作られたアリスシリーズのなかにおいて、作者ルイス・キャロルのまっすぐな心情が出ている名場面とされています…。アリスの映画とかでも見せ場ですね…。

確かにこの人(ルイス・キャロル)は、ロリコン以外のなにものでもなかった。ただ「不思議の国」のあとがきではちょっと茶化した書き方をしたけれど、でもカメラ小僧みたいな卑しさはこの人には全然なかった。女の子をどうしたいわけじゃなくて、まわりにいてくれるのがうれしかっただけみたい。そして「鏡の国」の最初のところの詩でこの人は、いつかこうしてお話をしてあげている女の子たちもおっきくなって、よそにいってしまって自分のことなんか忘れちゃうんだろうな、と悲しく思っていた。

第8章の白騎士は、ドジソン先生(ルイス・キャロル)がいちばん自分の姿を投影しているキャラクターだろう(いろいろ変なことを思いついたりしては悦に入っていて、論理に妙にこだわっているでしょう)。この白騎士が詩を朗読してあげる直前に、アリスがその光景をずっとずっと忘れなかった、というくだりがあって、これはドジソンが、本当にそうなってくれたらな、こうしてお話をしてあげている自分の姿を忘れないでいてくれたらな、というのをちらっとのぞかせているんだ。その光景をいつまでも忘れなかったのは、アリスじゃなくて、ドジソン先生だったんだね。

こことか、トウシンソウのところとか、「鏡の国」の一つの特徴は、ドジソン先生自身がかなり心情を吐露してしまっている部分が多いことだ。トウシンソウのところの、はかない夢の花を一心につむアリスの姿を、ずいぶんしつこく描写するところ、そしてそのはかなさを話者がちょっと嘆いてみせたりするところ。

でも、キャロルの予想は、うれしい形ではずれたみたいだ。昔仲良くしていた女の子たちは、大きくなってからもキャロルと手紙のやりとりをしたりして、キャロル/ドジソン先生のことを忘れたりはしなかった。そしてだれ一人「実はあたし、ドジソン先生にいたずらされて云々」なんてことも言い出したりせず、みんなとってもやさしくて楽しい人としてドジソン先生のことを覚えている。

なんか、いいよね。
(山形浩生「鏡の国のアリスあとがき」)

僕の、まどか☆マギカの鏡の国のアリス解釈はこのくらいですね…。最後に、お勧め音楽をご紹介。ラザール・ベルマンのリスト3枚組(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3844120)をHMVで購入して昨日届いたので現在聴いているのですが、最高に素晴らしいです。特にCD1の「メフィストワルツ」などの官能的なシューベルト&リストの魔曲を集めた演奏が、まさにまどか☆マギカ的な魔を感じさせる名演、神過ぎる…。これだけで、もう値段分の価値がありますね…。CD2の超絶技巧練習曲もこの曲の演奏における世界最高じゃないかと思います…。超絶技巧練習曲の8曲目とか、神超えてるとしか…。ベルマンは以前のエントリでご紹介した(前編http://nekodayo.livedoor.biz/archives/1429046.htmlと後編http://nekodayo.livedoor.biz/archives/1429047.html)ヴァイオリニストのパガニーニと同じで、音楽を盛り上げるためにばしばし楽譜変えちゃうピアニストなので、特に楽譜通りに聴こうとは思っていない僕のような聴衆にとって、最高の名演を聴かせてくれるピアニストの一人でありますね…。

Annees De Pelerinage
「超絶技巧練習曲」と並び必携, 2004/8/1
By 加納 裕 (神奈川県藤沢市) (トップ1000レビュアー)
ベルマンは「超絶技巧練習曲」の名盤で余りにも有名ですので、この録音はそれよりは知られていないかも知れませんが、彼の完璧な曲作りは、他の演奏家を聴く意欲を失わせてしまうものです。

ベルマンを聴いた後では、どのような素晴らしい他の演奏家と比較しても、彼の解釈が正しいと思えてしまうのは、本当に「自然に」聞こえてくる彼の奏でる音楽にあります。正に究極の感動を与えてくれます!

例えば、本曲集の「ダンテ」では、中間の素晴らしい甘味な旋律があるのですが、ベルマンはアクセントをリストの指定とは異なる形で置いています。他の演奏家は楽譜どおり弾いていますが、「正しい」のはベルマンであり、それは聴く側にとってその方が「良い曲に聴こえる」からです。

とは言え、これ(楽譜を変えること)には当然異論がありますよね。蛇足ですが、ベルマンの弾いたロ短調ソナタで、前半で1フレーズまるまる抜かした録音があったのですが、あれは一体どういうことでしょう。まさかベルマンはその方がよいと思って、確信犯として抜かしたのでしょうか。周りは勿論指摘できたと思うのですが、ベルマンの解釈は楽譜をも変えてしまう?

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