2010年06月26日 01:27

TYPE-MOON「魔法使いの夜」のamazon予約始まりましたね。ここから買ってくれると助かります…。

魔法使いの夜 初回版 (Amazon.co.jpオリジナル特典ポストカード付)
ショパン全集

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魔法使いの夜 初回版 (Amazon.co.jpオリジナル特典ポストカード付)魔法使いの夜 初回版 (Amazon.co.jpオリジナル特典ポストカード付)
販売元:TYPE MOON
発売日:2010-09-30

僕は、いまも咳が全くとまらず、体調がよくないのと、生活の困窮で、元気がなくて、あまり文章を書けそうになく、申し訳ありません。体調がよくなくて、身体が動かず、にゃんこたんと一緒に寝床でぐったりしながら、図書館で借りたパデレフスキ版ショパン全集(アルバム18枚組)をちょこちょこと聴いております。この全集は、ショパン生誕150周年(50年前、1960年)からポーランドが国家事業として総力を挙げて10年間かけて作った全集でして、ショパン全集の決定盤として世界中に名を広く知られながら、長らく日本においては、残念ながら絶盤になっていた全集です。今年のショパン生誕200周年の記念として、今年、日本コロムビアが再販致しました。
ショパン全集ショパン全集
アーティスト:オムニバス(クラシック)
販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
発売日:2010-02-24

日本コロムビア「ショパン全集」
http://columbia.jp/prod-info/COCQ-84767-84/
1. ショパンの生誕150年(1960年)を記念して、ショパン生誕の国ポーランドのムザ・レーベルが、ワルシャワ・ショパン協会の協力を得て、当時のポーランドの第一線演奏家を総動員し、およそ10年の歳月を費やして完成させた、記念碑的全集。
2. ショパンの主要レパートリーであるピアノ曲はもちろんのこと、室内楽、声楽曲など、ショパンの残した全作品(232曲)を収録した全集で、資料的にも貴重なものです。 [独奏曲202曲、協奏的作品6曲、室内楽作品5曲、歌曲19曲]
3. 使用楽譜は、現代におけるスタンダード原典版ともいえる世界で最も権威のあるポーランドのパデレフスキ原典版(クラクフ版)です。
4. 200ページを超える詳細を究めた別冊解説書付き。

総数およそ200曲をこえる、ピアノ二重奏曲や室内楽曲や歌曲も含めたショパンの全作品を収録した『ショパン全集』の発売は、「音によるショパンの完全な作品目録」ということで、ショパン研究家はもとより、ピアニストと熱心な好楽家の全てがとくに注目しなければならない貴重な文献である。また、1927年から有名なワルシャワの国際ショパンコンクールを開催し、パデレフスキその他を監修者とする、もっとも権威あるショパン全集楽譜(全26巻)を出版しているワルシャワのショパン協会とポーランド国立音楽出版局とが、この国(ポーランド)の国営レコード「ムザ」と協力して、ショパンの生誕150周年の記念事業として着手したこの全集盤は、その規模の大きさと周到な学問的な裏付けにおいてまったく前例をみないばかりでなく、老若のポーランドのショパン名演奏家を全面的に登用していることから、伝統的なポーランド派のショパン演奏の現代の鑑ともされ、この点でも真にユニークな価値を誇る唯一無二のコレクションといえるのである。(中略)

この全集には、いくつかの大きな特色がある。第一に、これまで普通に演奏されている曲ばかりでなくポーランドで発刊されたショパン全集の楽譜に載っている曲を全曲収めている点である。たとえば、前奏曲と名のつく曲は、有名な「24の前奏曲」作品28だけでなく、作品45の前奏曲と、遺稿として発見されたもうひとつの、若い頃の前奏曲、合計26枚を1枚に収めているといった具合である。

だから、ショパン全集をもっとも忠実にディスク化したものとして、ライブラリーには欠くことができない。

さらにこの録音に使われているのは、ポーランドの「ショパン全集」の楽譜である。ショパンの曲ほど、楽譜によって違うものも少なかろう。この「全集」版の楽譜は、クラフク版と呼ばれているもので、ポーランドの生んだ大ピアニスト、パデレフスキの名を冠して、自筆楽譜や初版楽譜を参照して校訂されたものである。現代のショパン演奏は、少なくともこの原典版を基礎として行われるべきで、演奏者の考え(解釈)は、その基礎の上に積み上げられるものでなくてはならない。

そういった意味で、ポーランド版のショパン全集を、もっとも忠実な形でディスク化したものとして、はかり知れない意味がある。この演奏を聴いて、ほかの演奏とちょっと違う感じを受けるのは、実は、使用している楽譜の違いによるものなのである。
(パデレフスキ版ショパン全集解説書より)

僕はショパンの音楽が大好きですが、本全集ではこれまで僕が全く聴いたことのないショパンのマイナー曲が相当数演奏されており(若い時の作曲や遺稿として見つかった作曲のほか、ショパン作かどうか真贋がはっきりしないものを含めて、ショパンの曲が全て演奏されている)、聴いていて非常に面白い全集です。ショパン好きにお勧めですね。DISC-14とか、聴いたことのない曲ばかりで、ショパンはこんな曲書いていたのかと驚くことしきり。マイナーな曲も、なんでマイナーなのか分からないくらい、音楽性に優れており、流石はショパンと、聴いていて感銘を受けることしきりです。

また、日本ショパン協会協力による凄まじく分厚い日本語解説書がついており、ショパンの伝記や各楽曲が事細かに書かれていて凄いボリュームです。もう何時間も読んでいますが、まだ読み終わりません…。この分厚い解説書の大半を占めるのはショパンの伝記ですが、これがめっぽう面白いのです。

この伝記によると、学生の頃のショパンは授業はあまり真面目に受けず、ノートに漫画を書く方が大好きだったとか、女系家族の中で自由にのびのび育った幼少の頃とか(ショパンの一家は仲むつまじいほのぼの一家だったが、愛する妹エミリアの病死という悲劇が訪れる…)、ショパンの祖国ポーランドを占領していた国の一つだったウィーン(オーストリア)はポーランドの独立運動(ポーランド動乱)に反発してポーランド人を迫害し、ウィーンで成功していたショパンは、ポーランド人迫害から逃れるためにウィーンからパリに渡ったとか、ポーランド動乱とポーランド人迫害で精神的に参っていたショパンが、パリでの生活困窮でますます精神的バランスを崩し、新天地アメリカに渡ることも考えていたとか、これまで全然知らなかったですね…。

(パリに渡ったばかりの)彼は経済的に苦しんでいた。演奏会の収益は思惑に反して、ほんの僅かなものだった。悪いことに、当時パリにはコレラが流行していた。演奏会どころの騒ぎではなく、パリの音楽界を支えている上流階級の人達はコレラを恐れて我先にパリを離れていった。ウィーン以来の精神的不安に代わって、経済的不安が彼の上にのしかかってきた。見知らぬ土地で経済的に苦しむことほどみじめなものはなかった。なんともやるせない気持ちでノートを開き「フレデリック・ショパン:貧民」とやけくそになって落書きをしていた。

金もなく、収入の道もなく、毎日をぼんやり過す、このままでいたら自分もパリの迷子になるのではないかと思っていた。次の新天地を求めてアメリカに行く方が良いかも知れなかった。彼は再び迷っていた。

そんなある日、ブールヴァールでラジヴィーウ公にばったり出会った。ラジヴィーウ公はすでにパリの好楽家の間に知れ渡っていたショパンを、ロスチャイルド家の夜会に連れてゆくことにした。彼はあまり気の進まない様子だったし、ロスチャイルドの夜会に出席する意味も理解していなかった。

ヨーロッパ屈指の富豪であるロスチャイルドの夜会に出ることは、超一流の社交界にデビューすることであった。彼はたちまち社交界の人気者になり、ロスチャイルド夫人と令嬢が彼のレッスンを受けたいと申し出たのがきっかけになって、上流階級に沢山の弟子を持つようになった。いわばラジヴィーウ公との出会いが天の助けとなって、経済的な苦しみから一挙に解放されることになった。
(パデレフスキ版ショパン全集解説書より)

ロスチャイルド家から経済的支援を受けることで、ショパンのパリでの作曲家生活は驚くほどに好転するのですが(ロスチャイルド家はショパンの素晴らしい曲の数々を作る環境を整えた、音楽文化における恩人です)、もしロスチャイルド家がいなければ(経済的支援がなければ)、ショパンはアメリカに渡って作曲活動をしていたかもしれず、そのとき、今我々が聴いているようなショパンの音楽はなく、もっとアメリカンな、ドヴォルザークのような、全く別のショパンの音楽があったかも知れないと思うと、歴史の流れを感じますね…。

もしショパンがアメリカに渡っていたら、同世代人のアメリカ人エドガー・アラン・ポーと知り合い、もしかしたら友人になって、互いに創作活動に意欲を受けたり、共同的な創造を行っていたりしたかもしれないと思うと、有り得なかった、もう一つの歴史というものが僕の胸の中に感じられてきます…。そういったことを感じながら、ショパン全集を聴くのも、心の安らぎと楽しみになって、素敵に感じますね…。ショパン全集、演奏も素晴らしいですし、ショパンのこれまで聴いたことのない曲が様々に聴け、解説書も素晴らしく詳しく、お勧めの全集ですね…。

参考作品(amazon)
魔法使いの夜 初回版 (Amazon.co.jpオリジナル特典ポストカード付)
ショパン全集

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