2010年05月22日 17:44

まおゆう二次創作「23世紀最大の後輩」

まおゆうED後の後日談としてお読み頂ければ嬉しく思います。

まおゆう二次創作
「23世紀最大の後輩」

勇者「何があるかな?」

女騎士「そうだなぁ……」

魔王「なんだって良い…ん?」

とんとん

振り返ると、そこには見慣れない制服を着た男達が十数人立ち並んでいた。一人が大きな手帳のようなものを取り出して魔王に見せる。

制服の男「私は時空警察局特別犯罪捜査課のデースギ・ミライだ。こちらは次元犯罪捜査課のネツーグ課長。君は「魔王」だな?」

魔王「ああ、そうだ」

制服の男「君は時空国際法上の特別重犯罪、該当時空世界の住人に対して集団的に行われた、殺人、殲滅、奴隷化、強制移送、拷問、人身売買、政治的・宗教的理由による迫害、集団殺害などの65項目に渡る人道に対する罪、同じく該当世界の住民に対して行われた28の項目における戦争犯罪、ジェノサイド禁止法違反、そして時空逃亡罪に問われている。君には時空裁判所及び国際司法裁判所から逮捕状が出ている。時空警察局までご同行願おう」

制服の男、魔王の手に手錠を掛けようとする。

魔王「何をするかっ!!」

女騎士「ハッ!!」

目にも留まらぬ速さで振られた女騎士の剣が男の両腕を根元から切り飛ばした。鮮血が吹き出す。よろめく男。ネツーグ課長と呼ばれた男が腰の警棒に手を回しかける。

勇者「…!」

これまた目にも留まらぬ速さで抜かれた勇者の剣がネツーグと呼ばれた男の咽喉笛を刺し貫いていた。一瞬で絶命するネツーグ。後ろに控えていた男たちは慌てふためく。「デースギ主任!!」「ひぃっ!」「ネツーグ課長が…!?」

デースギ「うぐっ…。私に構わず時空拘束ネットを使って、この三人を拘束せよ!!」

男「時空拘束ネット発動させます!」

女騎士「足が進まない!?」

魔王「な、なんだこれは!?」

勇者「…!?」

こうして、三人は拘束された。三人はそれぞれバラバラにされ、魔王はスイスの国際司法裁判所時空重犯罪人管理センターへと送られた。

23世紀スイス 国際司法裁判所 時空重犯罪人管理センター

魔王(ここは犯罪者を最終判決が出るまで拘束しておく施設だと説明を受けたが…)

「よう、新入りさん」

魔王「誰だお前は」

「ワシのことを知らないだと?23世紀最大の時間犯罪者としてけっこう有名だと思うんだが」

魔王「知らん」

「ワシの名はギガゾンビ。まあよろしくな」

fin

後書き:魔王はギガゾンビとは比較にならないほど罪が重い感じがするね!!

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