2008年07月10日 03:35

苦しいです…

安定剤や睡眠薬や頓服用安定剤をいくら飲んでも全く眠れなくて苦しいです…。完全にうつの一番酷い頃の不眠が再発してしまいました。うつ病の症状の一つに「貧困妄想」というのがありますが、それであればどんなによかったかという思いです。抗うつ剤によって頭は合理的に働くので現在の家計の把握、生活の破綻の近い限界的貧困窮状が貯金における支出と収入によってどんどん近づいてきていることがわかり、絶望的な気分です。どうすればいいんだかわかりません。うつと生活苦が重なって、どうしても苦しくて、書かずにはいられません。なんかばるぼらの作家の最後みたいです…。日本は、病気で働けなくなったら、食べれなくなるので(西欧キリスト教国ののような貧しい人に無償で食べさせてくれる慈善的・キリスト教的逃げ場がない)、もうおしまいの国です。最近、食事をあまりとっていないので、SSRIや不安剤と水で生活するとどういう感覚になるか、記録として一応書き留めておきます。お腹は空かないんですけど、中になんだろう、なにか重いものがいつも詰められている感じで、喉だけはいつもカラカラだけど水を飲もうという気もあまりしません。ちなみにサイズがLLからSになったので昔痩せてた頃の服がまた着られて節約になると思ってそれはちょっと嬉しかったです。まだ自虐的なユーモアは残っているようです…。まだ貯金は少し残っているので、貯金から削って少しずつ食べて、ばるぼらの主人公の作家みたいに、最後まで書けたらいいなと思っています。頭は妙に冴えている(多分勘違いでしょうが)感じがします。文章も書けます。手がやせ細ってるのが自分でもわかって面白いですね。こういう感覚はかなり限界でも感じるのが面白くて、人間は極度に肉体的に衰弱するとなんか色々面白く感じるようになりますね。おそらく脳内のエンドルフィンが出ているのだと思います。僕にばるぼらの作家のような才能があれば、ホフマンのような小説が書きたいところで、それが、折角頭が冴えている感じなのに、書けないというのが惜しいです。しかし、それもまた、皮肉なユーモアのように感じられてユーモラスに感じます。ばるぼらの主人公の作家のように終わるのなら、僕にもばるぼらがついていて欲しかった。ただ、食欲と性欲と睡眠欲が消えてうつと生活苦の絶望だけが支配する心身の中でも文章を書く欲だけが消えないのは、僕みたいなへっぽこ文士にも、ムーサの女神様が微笑んでいらっしゃるということでしょうか。僕はムーサの女神様を愛しておりますよ。
ばるぼら (1) (手塚治虫漫画全集 (145))
ばるぼら (2) (手塚治虫漫画全集 (146))

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